プロフィール

 

教員基礎情報
氏名 進藤 容子(シンドウ ヨウコ) 所属 子ども発達学科
ローマ字 専攻


学歴
入学卒業学校名学部・学科学位
1982年04月1986年03月筑波大学第2学群農林学類農学士
1986年04月1988年03月筑波大学大学院環境科学研究科学術修士
1988年04月1991年03月神戸大学大学院自然科学研究科学術博士
職歴(相愛大学)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2007年04月2014年03月相愛大学人間発達学部子ども発達学科非常勤講師保育内容E環境
2008年04月2014年03月相愛大学人間発達学部子ども発達学科非常勤講師小児栄養/子どもの食と栄養
2014年04月現在に至る相愛大学人間発達学部子ども発達学科教授保育内容E環境、子どもの食と栄養、保育生活技術演習 他
職歴(相愛大学以外)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
1991年04月1991年08月通商産業省工業技術院化学技術研究所 生体機能化学部遺伝子工学課非常勤職員 
1991年09月1993年03月科学技術庁同上科学技術特別研究員 
1993年04月1999年03月湊川女子短期大学家政学科講師食品加工学、同実習、保育内容環境、自然科学概論
1994年04月1995年03月神戸山手女子短期大学生活学科非常勤講師食品微生物学
1999年04月2002年03月湊川女子短期大学家政学科助教授食品加工学、同実習、食品学、微生物学、保育内容環境 他
1999年04月2000年03月神戸山手女子短期大学生活学科非常勤講師食品微生物学
2002年04月2014年03月湊川短期大学人間生活学科教授食品加工学、同実習、保育内容環境、小児栄養、保育計画演習、生活の科学 他
2002年04月2004年03月湊川短期大学人間生活学科人間生活学科長 
2004年04月2006年03月湊川短期大学人間生活学科、専攻科人間健康専攻主任 
2006年04月現在に至る兵庫教育大学学校教育学部非常勤講師小児栄養
2006年04月2007年03月湊川短期大学人間生活学科、専攻科人間生活学科長兼人間健康専攻主任 
2007年04月2010年03月湊川短期大学人間生活学科、専攻科人間生活学科長兼専攻科健康教育専攻主任 
2010年04月2013年03月湊川短期大学人間生活学科、専攻科人間生活学科長兼専攻科長兼健康教育専攻主任 
2013年04月2014年03月湊川短期大学人間生活学科、専攻科副学長兼人間生活学科長 
2013年04月2014年03月湊川短期大学人間生活学科、専攻科湊川短期大学ALO(短期大学基準協会) 
2014年04月現在に至る湊川短期大学人間生活学科、専攻科非常勤講師専門基礎Ⅰ、生活環境論、食教育演習、保健実践学習Ⅱ
2016年04月現在に至る神戸常盤大学こども教育学部非常勤講師こどもの食と栄養
社会貢献活動等
開始年月終了年月事項
2012年04月2014年03月三田市食育推進計画の策定にかかる審議を行う位置づけとして設置された三田市食育推進会議の委員として参加した。会議では会長を務め、審議の進行、とりまとめを担当した。
2012年04月2015年03月兵庫県は、平成24年3月に「食育推進計画(第2次)を策定し、食育のコンセプトを「実践と連携」としている。同計画に基づき、兵庫県宝塚健康福祉事務所は「食育パートナーシップ事業」として、子育て世代の食育力を課題とした連携を行うことし、この事業について、湊川短期大学が協働することとなった。食育対象を、将来、保育者となりまた保護者となる湊川短期大学幼児教育保育学科学生とし、進藤らは短大サイドの担当者となり、専攻科健康教育専攻の授業での取組として、学生とともに有効な食育方法の開発を検討、実施、検証した。
2013年04月2014年02月三田市教育委員会「三田市の学校・園における食育推進計画」策定アドバイス: 平成25年3月に策定された「三田市食育推進計画」に基づき、三田市教育委員会が企画した「三田市の学校・園における食育推進計画」の策定過程において、三田市食育推進会議会長として、三田市食育推進計画のコンセプトや全体構成に関するアドバイスを行った。
2015年04月現在に至る平成27年度より、三田市食育推進会議は、平成24年度に策定された三田市食育推進計画をうけ、三田市全体が協働して取り組む食育に関する審議を行う機関として位置づけを変更された。同会に委員として参加し、会議では会長を務め、審議の進行、とりまとめを担当した。
2016年07月現在に至る大阪介護士会介護教員講習 「生活学」担当
授業科目等(現年度を含む過去3ヶ年)
年度学期授業名
2014前期保育生活技術演習(B)
2014前期保育生活技術演習(A)
2014前期保育・教育マネジメント
2014前期子ども学専門演習
2014前期教職特別演習(A)
2014前期保育内容E(環境)(A)
2014前期保育内容E(環境)(B)
2014前期ベ-シックセミナ--1
2014後期子どもの食と栄養(A)
2014後期子どもの食と栄養(B)
2014後期子ども学専門演習
2014後期保育・教育マネジメント
2014後期卒業研究-2
2015前期保育生活技術演習(A)
2015前期保育生活技術演習(B)
2015前期保育・教育マネジメント
2015前期子ども学専門演習
2015前期教職特別演習
2015前期保育内容E(環境)(A)
2015前期保育内容E(環境)(B)
2015前期ベ-シックセミナ-
2015後期健康管理論
2015後期子どもの食と栄養(A)
2015後期子どもの食と栄養(B)
2015後期幼児食育論
2015後期保育・教育マネジメント
2015後期教職特別演習
2015後期子ども学専門演習
2016前期子ども学専門演習
2016前期保育生活技術演習(A)
2016前期保育生活技術演習(B)
2016前期保育・教育マネジメント
2016前期保育・教育実践学習
2016前期保育・教育マネジメントA
2016前期保育内容E(環境)(A)
2016前期保育内容E(環境)(B)
2016前期子ども生活文化論
2016前期ベ-シックセミナ-
2016後期健康管理論
2016後期幼児食育論
2016後期子どもの食と栄養(A)
2016後期子どもの食と栄養(B)
2016後期保育・教育マネジメントA
2016後期保育・教育実践学習
2016後期卒業研究(2)
2016後期保育・教育マネジメント
2016後期子ども学専門演習
2016後期外国語活動の指導法

教員研究業績
研究分野: 食教育、科学教育
研究キーワード: 食育 食と環境 子どもの食 保育者・教育者養成
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
開始年月終了年月表題概要
2001年04月2014年03月短大での学びに必要な力をつける取組湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻では、開設以来10年間、多様な学生の受け入れの対応について研究的に教育の取組を行ってきた。まず教育上の問題と課題の整理を試みた。その結果課題は、①基礎学力、学習力、②進路成熟、③自己評価の涵養であるととらえた。これらの課題を具体的に授業としてカリキュラムに組み込むとともに、科目間の連携や特別な補習等を組み合わせるなどの取組を実行してきた。その取組過程と概要を湊川短期大学紀要第47集に発表した。
2009年04月現在に至る学生が苦手とする自然科学分野科目の修得に向けた授業の工夫学生の多くにとって、自然科学分野の授業は、聞き慣れない用語が多く出てくることで全体像を描けず、要点を抽出し理解することが困難になっていることが課題であった。この課題に対し、授業内容のポイントがわかることで授業内容に関心をもつことができ、また、予習によってその授業への準備ができていることが効果的であると考えた。そこで「解剖生理学」の授業において、各時間冒頭に予習を目的とした小テストの実施およびその時間のポイントの提示による学生自身での目標設定と終了時での自己評価という授業展開を行った。その結果、学生の関心、理解に改善が見られ、授業評価アンケートからも小テストを肯定的に受け入れている様子が見られた。同様の工夫は「小児栄養」においても適宜改変して行っている。
2014年09月現在に至る「子どもの食と栄養」の学習効果向上をめざしたPBL(Problem Based Learning)の取組み「子どもの食と栄養」の学習内容の多くは理科分野であり、教育・保育系の学生には苦手意識をもつ者が多く、保育に応用する視点にまで到達しないことが課題であった。そこで、学生の興味関心を引出すとともに、学習内容の定着をはかるには、問題解決型グループ学習が効果的であると考え、学生が主体的に取り組める授業のしくみを構築した。
作成した教科書、教材
開始年月終了年月表題概要
2008年04月現在に至る『体験・実践・事例に基づく保育内容「環境」-身近な自然・社会とのかかわり-』実践的取り組みを中心としたワークノート形式のテキスト。 (担当部分概要)144~153頁(全210頁) 第17章かしこく、楽しく遊ぼう!Ⅲ〈文字・記号〉を担当。実際の保育所での事例を分析的に解説し学生が自ら考えるきっかけとなるよう配慮した。 (著者名:大澤力、後藤範子、安見克夫、大森雅人、斉藤健司、原田康子、井頭均、中村陽一、高田憲治、山下智也、永渕泰一郎、田邉恭志、岡崎昭久、金子仁、田尻由美子、今井真理、小田富也、進藤容子、他13名)
2010年02月現在に至る『保育内容「環境」論』MINERVA保育実践学講座第9巻として編纂されたもの。全12章からなる。(担当部分概要)172~186頁(全227頁)第10章「保育者の科学的リテラシーを育てる」を担当。(大森と共著)。保育内容「環境」の求める好奇心・探究心をもって身近な環境に関わる過程を科学的思考の過程と捉え、体験を通して保育者自身が科学的思考を意識できる過程を解説した。 (著者名:三宅茂夫、爾 寛明、高橋多美子、高橋敏之、中川智之、植村徳治、金岩俊明、中村千賀子、高井恵子、多田琴子、横山文樹、大森雅人、三宅茂子、進藤容子、西山修、菊野秀樹、橋本真)
2010年03月現在に至る『子どもの食と栄養』保育士養成課程「子どもの食と栄養」に対応するテキストとして編纂されている。特に、「生きる力」「食を営む力」を重視し、食育基本法、平成20年度の改訂保育所保育指針で明文化された食育について、これまでの小児栄養の基礎理論に加えて扱っている。課題をもうけ、グループ学習にも展開できる内容としている。(担当部分概要)145~149頁(全201頁)6章「食育」5節「食育の視点から給食を考える」を担当。 (著者名:髙内正子監修、今津屋直子編著、久保田優、門脇弘子、山本明美、畦五月、金子俊、堀江和代、上原誉志夫、江田節子、森岡加代、中澤弥子、馬引実香、山﨑美枝、宅間真佐代、宮田広善、森悦子、小野友紀、白尾美佳、磯野美智子、金髙有里、山下静江、大下市子、進藤容子、畠山英子、上野美保、古郡曜子)
2012年04月現在に至る『子どもの食と栄養-食を大事にするきもちを育む-』「新しい時代の保育者養成シリーズ」のテキストとして編纂したもの。保育現場で重要性が増している「子どもの食」について確実な理解と応用力をつけるため、「テキストから授業がみえる」こと「保育実践にいかすイメージをもつ」事を意識し、15章構成とし、「リード文」、「達成目標」、「理解を深めよう」、「演習」、「実習」、「保育の現場で」を設けた。(担当部分概要)編集を担当。(執筆担当)1章「子どもの健康と食生活」1~9頁、11章「食育の基本と内容」、12章「食育の実際」139~166頁、15章「子どもの食と栄養-ふり返り-」、195~202頁(全222頁)。 (安藤和彦、戸江茂博、中西利恵、松本敦監修、進藤容子編著、 著者名:廣陽子、塩田二三子、山本友江、 反保多美子、豊原容子)
研究業績に関する事項
著書
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
『体験・実践・事例に基づく保育内容「環境」-身近な自然・社会とのかかわり-』(再掲)共著2008年04月保育出版社著者名:大澤力、後藤範子、安見克夫、大森雅人、斉藤健司、原田康子、井頭均、中村陽一、高田憲治、山下智也、永渕泰一郎、田邉恭志、岡崎昭久、金子仁、田尻由美子、今井真理、小田富也、進藤容子、他13名pp. 144-153(全210頁)実践的取り組みを中心としたワークノート形式のテキスト。第17章「かしこく、楽しく遊ぼう!Ⅲ〈文字・記号〉」を担当。実際の保育所での事例を分析的に解説し学生が自ら考えるきっかけとなるよう配慮した。
『保育内容「環境」論』(再掲)共著2010年02月(株)ミネルバ書房著者名:三宅茂夫、爾 寛明、高橋多美子、高橋敏之、中川智之、植村徳治、金岩俊明、中村千賀子、高井恵子、多田琴子、横山文樹、大森雅人、三宅茂子、進藤容子、西山修、菊野秀樹、橋本真pp. 172-188(全227頁)MINERVA保育実践学講座第9巻として編纂されたもの。全12章からなる。第10章「保育者の科学的リテラシーを育てる」を担当。(大森と共著)。保育内容「環境」の求める好奇心・探究心をもって身近な環境に関わる過程を科学的思考の過程と捉え、体験を通して保育者自身が科学的思考を意識できる過程を解説した。
『子どもの食と栄養』(再掲)共著2010年03月保育出版社髙内正子監修、今津屋直子編著、久保田優、門脇弘子、山本明美、畦五月、金子俊、堀江和代、上原誉志夫、江田節子、森岡加代、中澤弥子、馬引実香、山﨑美枝、宅間真佐代、宮田広善、森悦子、小野友紀、白尾美佳、磯野美智子、金髙有里、山下静江、大下市子、進藤容子、他3名pp.145-149(全210頁)保育士養成課程「子どもの食と栄養」に対応するテキストとして編纂されている。特に、「生きる力」「食を営む力」を重視し、食育基本法、平成20年度の改訂保育所保育指針で明文化された食育について、これまでの小児栄養の基礎理論に加えて扱っている。課題をもうけ、グループ学習にも展開できる内容としている。6章「食育」5節「食育の視点から給食を考える」を担当。
『子どもの食と栄養-食を大事にするきもちを育む-』(再掲)共著2012年04月あいり出版安藤和彦、戸江茂博、中西利恵、松本敦監修、 進藤容子編著、著者名:廣陽子、塩田二三子、山本友江、反保多美子、豊原容子pps. 1-9,139-166,195-202(全222頁「新しい時代の保育者養成シリーズ」のテキストとして編纂されたもの。保育現場で重要性が増している「子どもの食」について確実な理解と応用力をつけるため、「テキストから授業がみえる」こと「保育実践にいかすイメージをもつ」事を意識し、15章構成とし、「リード文」、「達成目標」、「理解を深めよう」、「演習」、「実習」、「保育の現場で」を設けた。(担当部分概要)編集を担当。(執筆担当)1章「子どもの健康と食生活」、11章「食育の基本と内容」、12章「食育の実際」、15章「子どもの食と栄養-ふり返り-」。
論文・解説等
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
「リグニン関連化合物のFusarium属菌による代謝」(修士論文) 単著1988年03月筑波大学大学院環境科学研究科  自然界に広く分布する植物寄生及び腐生性の糸状菌であるFusarium属菌(13株)によるリグニン関連化合物(10種)の生育・資化を検討した。その結果、バニリン酸、フラル酸は全般によく資化された。従って木材腐朽菌などにより低分子化されたリグニンが、Fusarium属菌によってさらに分解されることが示唆された。特にF. oxysporium、F. solaniでは複数のメトキシル基を持つ芳香族化合物をもよく資化した。
Microbial Metabolism of Aniline through a meta-Cleavage Pathway: Isolation of Strains and Production of Catechol 2,3-Dioxygenase 共著1990年01月Agric. Biol. Chem., Vol.54, No.1K. Aoki, Y. Nakanishi, S. Murakami, R. Shinke pp.205~206人工化学物質アニリンを資化する微生物を土壌中からスクリーニングした。その結果,芳香環をオルソ位で開裂するものが多く分離されたが、メタ位で開裂するものも8%あった。従って環境中でのアニリン分解に於いてメタ位開裂も重要である。また、メタ開裂の鍵酵素であるC2,3Dは、アニリンの代謝と共に菌体細胞内に誘導されてきた。
Induction, Purification, and Characterization of Catechol 2,3- Dioxygease from Aniline-Assimilating Pseudomonas sp. FK-8-2 共著1990年05月Agric. Biol. Chem., Vol.55, No.5 Y. Nakanishi, S. Murakami, R. Shinke, K. Aoki pp.1281~1289アニリンを資化するPseudomonas sp.FK-8-2のカテコール2,3-ジオキシゲナーゼはアニリンにより誘導され、ペプトン添加により促進される。本酵素を精製し、酵素化学的分析を行った結果、分子量は120,000で,33,000の4つのサブユニットからなる。本酵素は、3-および4-クロロカテコール、3-および4-メチルカテコールを2つの水酸基の外側(メタ位)で開裂し、基質特異性、アミノ酸組成などが、既知の酵素と異なる。
Catechol 1,2-Dioxygenase Isozyme in Soil Bacteria Metabolizing Aromatic Compounds 共著1990年09月Soil Biol. Biochem., Vol.23, No.9 S. Murakami, Y. Nakanishi, R. Shinke, K. Aoki pp. 815~819土壌中から分離された16のアニリン資化性菌のカテコール1,2ジオキシゲナーゼ(CD)について、そのアイソゼイムを調べた結果,殆どが2種のアイソザイムを有し、その保有パターンにより3つのグループに分けられた:1.2つのアイソザイムがほぼ同活性,2.2つが異なる活性,3.1種しかCDをもたない。ベンズアミド資化性菌にも同様の傾向があり,これらのことからCDは環境中の含窒素芳香族の分解に貢献していると示唆される。
「アニリンのメタ開裂経路による微生物代謝」(博士論文) 単著1991年01月神戸大学大学院自然科学研究科  土壌よりアニリン資化性菌を検索し、その8%がメタ位で開裂するものであった。分解菌のアニリン分解特性とカテコール2,3-ジオキシゲナーゼ(C2,3D)の生産性を調べた後、アニリン資化性菌のC2,3Dの精製と性質、免疫学的相同性を検討した。その結果、既知のC2,3Dとは基質特異性、安定性に差が見られ、免疫学的にも異なるものであった。アニリン資化性菌のプラスミド分析の結果、アニリン資化性はプラスミド支配であることが示唆された。
Isolation of New Temperature-Sensitive Mutants of Saccharomyces cerevisiae Deficient in Mannose Outer Chain Elongation 共著1991年12月Yeast, Vol.8T. Nagasu, Y. Shimma, Y. Nakanishi, J. Kuromatsu, K. Iwama, K. Nakayama, K. Suzuki, Y. Jigami pp. 535~547パン酵母Saccharomyces cerevisiaeで哺乳類由来の遺伝子を発現させると哺乳類にはない大きな糖外鎖が付加される。糖外鎖付加を阻害する変異株を得る目的で、H3マンノースを取り込ませる方法で、温度感受性変異株を各種得た。その中で、och1の生産するN-結合型糖鎖構造をHPLCで分析した結果、確かに外鎖付加は阻止されていた。また、本変異株を相補する遺伝子OCH1を同定した。
Structure of the N-Linked Oligosaccharides That Show the Complete Loss of α-1,6-Polymannose Outer Chain from och1, och1 mnn1, and och1 mnn1 alg3 Mutants of Saccharomyces cerevisiae 共著1993年12月J. Biol. Chem., Vol. 268 Y. Nakanishi-Shindo, K.Nakayama, A. Tanaka, Y. Toda, Y. Jigami pp. 26338~26345パン酵母Saccharomyces cerevisiaeの糖外鎖付加を阻害する温度感受性変異株och1の生産するN-結合型糖鎖構造をHPLC、FAB-MSを用いて解析した結果、och1は哺乳類のハイマンノース型に1ないし2個のマンノースがα-1,3結合で付加した糖鎖を生産していた。そこで,α-1,3結合が阻害されたmnn1との2重変異株och1mnn1を作成した。本2重変異株は哺乳類のハイマンノース型糖鎖を生産した。alg3変異株に見られる糖鎖の伸長反応もOCH1蛋白質の活性によるものである。
「酵母の糖外鎖欠損変異株でのヒト遺伝子の発現」共著1994年03月湊川女子短期大学紀要第27集進藤容子、仲山賢一、地神芳文 pp.181~184Saccharomyces cerevisiaeの糖外鎖付加を阻害する遺伝子破壊株 Δoch1およびα-1,3結合が阻害されたmnn1との2重変異株Δoch1mnn1は哺乳類のハイマンノース型糖鎖を生産する。本2重変異株を用い、ヒト遺伝子の発現試みた。その結果、糖外鎖欠損株は細胞壁構造が弱く、薬剤耐性マーカーの使用は不適当であること。生育基質が同時に発現誘導基質となるENO1プロモーターが適切であることが解った。
Substrate Specificity of α-1,6-Mannosyl-transferase that Initiates N-Linked Mannose Outer Chain Elongation in Saccharomyces cerevisiae 共著1997年08月FEBS Letters,Vol.412 K. Nakayama, Y. Nakanishi-Shindo, A. Tanaka, Y. Haga-Toda, Y. Jigami pp.547~550Saccharomyces cerevisiaeのOCH1遺伝子は、糖外鎖付加に重要なα-1,6-マンノース転移酵素である。このα-1,6-マンノース転移酵素の基質特異性を検討した。NMR、FAB-MS分析から本酵素は、コア型糖鎖に対し糖鎖の伸長部位にマンノースを付加することが明らかになった。即ち、本酵素は、ハイマンノース型糖鎖(=ER型糖鎖、Man8GlcNAc2)を基質とした,糖鎖伸長の初発酵素であることが明らかになった。
Purification, Characterization, and Gene Analysis of Catechol 2,3-Dioxygenase from the Aniline-Assimilating Bacterium Pseudomonas Species AW-2 共著1998年04月Biosci. Biotechnol. Biochem., Vol.62, No.4 S. Murakai, Y. Nakanishi, N. Kodama, S. Takenaka, R. Shinke, K. Aoki pp. 747~757人工化学物質アニリンを資化するPseudomonas sp. AW-2の生産するカテコール2,3ジオキシゲナーゼ(C23D)を精製し、酵素化学的性質および遺伝子の解析を行った。既知のC23Dに比べ、基質特異性が異なり、特に3-メチルカテコールに対し高い活性を示した。本酵素遺伝子とC23D活性をコードする他の遺伝子を比較した結果、この性質は遺伝子の相同性との関連が高く、遺伝子の相同性は基質特異性に反映していると考えられる。
「生態学的視野の育成を考える(I)-保育者養成課程にある学生の環境意識」 単著1999年10月湊川女子短期大学紀要第33集  pp.31~35子どもが自然体験などを通して、環境に関心を持つことが大切であるといわれているが、なかでも、子どもに密接に関わるおとなの、日常的な生活態度や言葉がけが重要であるだろう。そこで、保育者養成課程にある学生の環境意識の現状を調査した。学生は、社会的に確立されたルールに従おうとはするものの、自分から環境に関わっていこうとする態度は見られない。生態学的な視野を育てる方向性として、土を教材としていくことが考えられる。
「生態学的視野の育成を考える(Ⅱ)-教材の検討 ①」 単著2001年12月湊川女子短期大学紀要第35集  pp.53~55前報では、保育者養成において生態学的な視野をもつことが重要であることを指摘したが、本報では、生態学的な視野を育成する目的で、土を教材化し、「土」の機能に気づく実体験的な教材の検討を行った。実際に短期大学生との活動を通して、その実用性や、学生の気づきを分析し、植木鉢を用いた家庭用簡易堆肥製造のシンプルな系をモデルとした教材が、目的に活用できることを示した。
「味噌製造過程における微生物検出」共著2002年05月湊川女子短期大学紀要第36集 進藤容子、芦内理紗、堀麻美 pp.105~107味噌を、原料大豆、塩濃度、麹歩合を変化させた条件で製造し、製造過程における微生物の検出を試みた。ここでは、実際の小規模製造過程をモニターする上でも活用できるよう、簡便性を考慮し、平板培養を主体とした検出を行った。培地の塩濃度を変えることによって、特徴的なコロニーを観察することができ、培地の種類とコロニーの観察から、微生物の状態をある程度把握することが可能であることを示した。
「子どもの生活実態から見る保育の内容に関する考察」単著2004年02月湊川短期大学紀要第39集  pp.31~37各種生活実態調査から現在のライフスタイルを考察した。その結果、多く指摘があるとおり、子ども達の生活体験の内容において、偏りがあることを確認した。幼児教育保育の現場において求められる生活体験と、ここで確認した子どもの実態との差をどのようにして克服すればよいかを考察し、保育の中でリアルな実感を伴う生活の体験の重要性を指摘した。特に、「食」にかかわる生活にリアルな体験が導入できると考え、「食と環境」の視点を保育内容に反映していく可能性について示した。
「食育実践に求められる保育者の資質と保育者養成の課題(1)」共著2006年03月湊川短期大学紀要第42集進藤容子、原口富美子pp.7-14乳幼児期の食育は総合的な保育の中で展開されることが基本となるが、このような食育実践に対し、求められる保育士の資質は何か、また、その資質を養成する教育の課題は何かについて、保育者・学生への調査に基づき考察した。その結果、食事援助に関連する事項は意識が高く、保育現場でさらに向上が期待できるが、栄養・食品への関心や総合的に食育を考える点に課題があることが示唆された。
「食育実践に求められる保育者の資質と保育者養成の課題(2)」共著2008年03月湊川短期大学紀要第44集進藤容子、大橋佐希帆、原口富美子pp.41-47前報の結果をさらに明確にするため、保育者の意識と保育実践を調査した。その結果、保育者の食育に対する認識には偏りがあり、食品(農産物)、地域の食文化に対する関心が低いことが原因と考えられた。そこで、保育者養成教育において、「食と環境」に関する感性を高めることに視点をおき、実体験を伴う教材の活用を試みた。簡易コンポストを教材とした教育実践の結果、目標とする効果がある程度見られた。
「保育所給食の援助に関する食育の視点からの一考察-ランチルーム喫食と保育室喫食の実践事例から-」共著2009年03月湊川短期大学紀要第45集進藤容子、原口富美子pp.15-18保育所における給食は保育室での喫食となる場合が多いが、ランチルームでの分離型喫食を行う施設もある。食事は保育所における食育実践の重要な場面である。喫食形態の違いにより生じる利点と欠点を明らかにし、保育者の援助のあり方について、食育の視点から考察する事に意義があることを示した。
「保育者養成校学生の理科に対する意識の研究(1)-他の教科との比較検討-」共著2009年03月湊川短期大学紀要第45集大森雅人、進藤容子、中西利恵pp.1-14領域「環境」のねらいを達成するために必要な資質として、保育者自身に科学的思考が必要と考え、その育成を検討する基礎データとして養成校学生の理科に対する意識を調査した。その結果、理科には不得意感、不安感をもつ学生が多いことがわかり、それを払拭することが課題と思われた。他の教科目への意識とも比較しつつ、育成の方向性を示唆した。
「小学校での食育実践における課題-「食べ物を大切にする視点」からの考察-」共著2010年03月湊川短期大学紀要第46集進藤容子、田中沙織pp.19-26「食べ物を大切にする」視点から小学校における食育の現状を調査し課題を検討した。地域の異なる4つの小学校を対象とし教職員へのアンケート調査を行った。食育への意識の高い教職員であっても「食べ物を大切にする」視点にはとらえ方がまちまちであったが、食育実践研究校においては共通の理解があるなどの傾向が見られた。効果的に食育を進めるにあたっていては、地域の事情をふまえた学校全体での研究と取組が重要であることが示された。
「短大での学びに必要な力をつける取組-人間生活学科人間健康専攻での試み(1)」 共著2011年01月湊川短期大学紀要第47集進藤容子、岡田雅樹pp.1-6湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻では、開設以来10年間、多様な学生の受け入れの対応について研究的に教育の取組を行ってきた。まず教育上の問題と課題の整理を試みた。その結果課題は、①基礎学力、学習力、②進路成熟、③自己評価の涵養であるととらえた。これらの課題を具体的に授業としてカリキュラムに組み込むとともに、科目間の連携や特別な補習等を組み合わせるなどの取組を実行してきた。本報ではその取組過程と概要を報告した。
「保育所における食育実践の評価方法の検討(1)」共著2013年02月湊川短期大学紀要第49集進藤容子、今村千浩、原口富美子pp.1-6保育所における食育実践の評価方法を検討した。まず、子どもの食に関する活動を食育の視点からカテゴリーに分類した。試行の結果10のカテゴリーを得た。これをそのまま評価の項目として給食での食育実践(保育者の発話、子どもの行動、環境構成)に当てはめて評価を試みた。評価項目は、ある程度の妥当性を示した。また、保育者の発話だけでは評価ができない項目があるなど、今後の活用方法の方向性と課題を得た。
「若者、成人対象の食育方策検討に向けた世代間の差異を見出す試み-三田市の食に関する市民アンケート調査からの考察-」単著2014年02月湊川短期大学紀要第50集 pp.67-76同じ食生活調査を世代ごとに行うことで,世代間での差異を抽出し,食育方策のデータとなるような世代の特徴を明確にする試みを行った。その結果,ある程度世代の特徴を見出すことができ、その特徴に応じて食育の方針を検討する際の留意点についていくつかの知見を得ることができた。実態調査でみられる課題だけでなく,項目間の関連と世代による変化をみることで,食育方策を考える上での世代の特徴を,把握できることが示唆された。
「短期大学生の調理実習受講による学習効果と野菜摂取行動との関連」共著2015年03月湊川短期大学紀要第51集進藤容子、伊吹有加里pp.65-71調理実習体験が異なる2群に対し、授業受講前後での変化の比較を行った。その結果、調理実習受講により、食への関心、調理に関する自己効力感が向上するものの、野菜摂取行動には望ましい変化は見られなかった。先行研究から、大学での食に関する教育活動は有効であると示唆されているが、その活動は、学生が主体的に学び合う環境のもとで、具体的な生活体験につながることが必要であると考察した。
講演会
題目年月概要
三田市立幼稚園園長会研修講演「食育の動向から見る幼児期の食育」2009年09月三田市立幼稚園園長会の研修において、「食育」の動向をとくに「食育基本法」から説明し、幼児教育に求められている食育について解説した。
多可町立キッズランド八千代職員研修会「食育の動向から見る幼児期の食育」2010年02月幼稚園・保育所を併せ持つ施設であるキッズランド八千代において、双方に重要な「食育」の動向をとくに「食育基本法」から説明し、幼児教育に求められている食育について解説した。
三田給食施設協議会研修会「食物アレルギー児の現状と対応について」2011年11月三田給食施設協議会に所属する職員等を対象として、食物アレルギーの発症機序などの基本的な知識、保育所、幼稚園、小学校における現状や対応について注意すべきこと等の解説を行った。
三田市健康推進員研修会講演「みんなで進める三田の食育~キーワードは生活リズム~」2013年05月三田市が委託する地域の健康推進員研修において、24年度に策定した「三田市食育推進計画」の内容をふまえ、24年度の調査から明らかになった「生活リズムの重要性」に重点を置き、食育の大切さ、三田市の食育推進の目標、健康推進員の役割について講演を行った。
三田市食育担当者会研修会講演「食育推進計画を効果的に活用するには」2014年06月平成26年3月に策定された「三田市の学校・園における食育推進計画」についての研修会の中で、その活用にむけた講演を行った。国や県、三田市での食育推進の考え方から、兵庫県の「食育実践プログラム」に紹介されている例示などをふまえ、各学校で食育全体計画を作る際に留意すること、学校種間での連携への活用などを紹介した。
その他
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
「食育実践に求められる保育者の資質と保育者 養成の課題-子どもの食に関する保育者の意識からの考察-」共著2005年05月日本保育学会第58回大会発表論文集 (大妻女子大学) 進藤容子、原口富美子 pp.898~899 乳幼児期の食育は総合的な保育の中で展開されることが基本となるが、このような食育実践に対し、求められる保育士の資質は何か、また、その資質を養成する教育の課題は何かについて、保育者への調査に基づき考察した。その結果、食事援助に関連する事項は現場でさらに向上がきたいできるが、栄養・食品への関心や総合的に食育を考える点に課題があることが示唆された。
「科学的リテラシーの育ちを援助できる保育者の養成に関する研究(1)」 共著2006年05月日本保育学会第59回大会発表論文集 (浅井学園大学)大森雅人、進藤容子pp.381~382 社会では、自ら問題を発見し解決できる能力が求められている。問題発見・解決の過程には「科学的思考」が大切である。本研究では、科学性の育ちを科学的思考の育ちととらえ、そのような育ちを援助するためには、保育者自身が科学的思考を持つことが必要であることを指摘した。保育者をめざす学生に対する予備調査から、基礎的知識はあるものの、因果関係を思考するプロセスは不十分であることが示唆され、本研究テーマの重要性を示した。
「科学的リテラシーの育ちを援助できる保育者の養成に関する研究(2)」 共著2006年05月 日本保育学会第59回大会発表論文集 (浅井学園大学) 進藤容子、大森雅人pp.383~384科学性の育ちを援助するには、保育者自身が科学的思考を持つことが大切である。しかし、本研究で行った調査から、養成校の学生にはこの資質が十分でないものが多いことが明らかになった。その原因として、科学へのイメージの偏りや科学が保育職に必要であるとの認識不足が示唆された。養成校において科学の思考過程を体験させることから科学的思考を育成できないかを提案した。
「科学的リテラシーの育ちを援助できる保育者の養成に関する研究 領域「環境」の視点から」 共著2006年09月全国保育士養成協議会第45回研究大会研究発表論文集 (安田女子短期大学)大森雅人、進藤容子 pp.116~117 領域「環境」のねらいに沿って、より効果的に子ども達の活動を援助できる保育者の養成を目的として、研究を行った。領域「環境」のねらいには、子ども達の科学性の育ちに共通する部分が多い。この育ちを援助するには、保育者自身が科学的思考を持つことが大切であることを示した。今後は、養成校において科学の思考過程を体験し、その意義に気づく取組みを行っていく。
「食育実践に求められる保育者の資質と保育者養成の課題(2)」単著2007年05月 日本保育学会第60回大会発表論文集 (十文字学園女子大学)   pp.788~789 保育所における食育実践の重要性が指摘される中、要求される保育者の資質と保育者養成教育における課題について、保育者の意識から調査した。食品(農産物)、食文化について関心が低く、養成校において、食と環境の視点から取組む可能性を示した。
「保育者の科学的思考を育成する教育方法に関する研究-保育内容「環境」における実践から-」共著2007年05月日本保育学会第60回大会発表論文集 (十文字学園女子大学)大森雅人、進藤容子pp.678~679領域「環境」では、子どもが環境にかかわる一連のプロセスを援助できる力が保育者に求められ、そのためには保育者に科学的思考が必要となる。本稿では、保育内容環境において養成校学生の科学的思考を育成する教育方法を検討した。 (担当部分概要)  科学的思考過程の分析。教育方法の実践の部分担当。
「給食の喫食形態の違いから見る食育実践に関する考察 -ランチルーム給食の実践事例から-」 共著2008年05月日本保育学会第61回大会発表論文集 (名古屋市立大学)進藤容子、原口富美子p.685保育所における給食は保育室での喫食となる場合が多いが、ランチルームでの分離型喫食を行う施設もある。食事は保育所における食育実践の重要な場面である。喫食形態の違いと保育者の援助のあり方について、食育の視点から考察した。
「保育者の科学的思考を育成する教育方法に関する研究(2) 学生の実態調査から」共著2008年05月日本保育学会第61回大会発表論文集 (名古屋市立大学)大森雅人、進藤容子、中西利恵p.377 これまで、領域「環境」のねらいを達成するための援助ができる保育者を育成するには、科学的な思考能力の育成が重要であることを指摘してきた。本研究では、PISA2006年調査結果から導かれる幼児期における科学教育の課題と、その視点からの養成校学生の現状と養成教育の課題について考察した。
「食育実践に求められる保育者の資質と保育者養成の課題(3)」単著2009年05月日本保育学会第62回大会発表論文集 (千葉大学) p.300 食育実践を行う上で重要な保育者の資質として「食と環境」に対する感性を養うことを目的とし、「簡易コンポスト作成」を通した教材研究を行った。コンポストの作成課程、コンポストの栽培への利用課程において、本教材の有効性が示唆された。今後は、さらに安定し効果の期待できる活用法を確立することが課題である。
「食育の視点から見る保育所給食の実践の課題 -保育者,子どもの発話からの考察-」 共著2010年05月日本保育学会第63回大会発表要旨集 (松山東雲女子大学)進藤容子、原口富美子p.244保育の実践者であり重要な人的環境となる保育者に注目し、保育者の働きかけ(とくに発話)の実際とそのときの子どもの様子を観察し、食育の視点から見た給食実践の課題や可能性を考察した。その結果、保育者の発話傾向から子どもの発話内容も変化することが確認できた。また保育者や子どもの給食時の発話を記録し、振り返ることで、保育者の意識を向上させ、子どもとの人間関係を見直す機会として活用できると思われた。
「発話から見る保育所給食での食育実践の課題 -共食時の保育の評価指標の構築をめざして-」単著2011年05月 日本保育学会第64回大会発表要旨集 (玉川大学)   p.514 保育者は給食において人的環境としての役割が大きく食育の視点と意図をもった指導・援助が重要である。給食での食育のあり方、援助のあり方を検討し課題を明確にするには評価指標をもつことが必要である。本研究は、給食の保育者の援助についての食育からみた評価項目、指標の構築につながる基礎段階として、給食児に期待される保育者の発話についての整理を試みた。その結果、ある程度の評価の視点をうることができたが、発話のみの観察では年齢、環境構成、そのときの関心事で発話内容が変化するため、単に回数のみの把握では不十分であった。今後、指標の改善と共に活用方法の工夫を検討したい
「保育所における食育実践の評価指標の検討 -給食の場面を例として-」共著2012年05月日本保育学会第65回大会発表要旨集938頁 (東京家政大学) 進藤容子、原口富美子p.938 保育所における食育の「計画ー実践ー評価ー再計画」のプロセスに不可欠な評価の指標の構築をめざし、子どもの活動を主眼においた項目整理の過程を検討した。評価項目案を作成し、保育所給食を例に評価項目の妥当性、活用方法について考察した。その結果、作成した評価項目はほぼ妥当であることがわかった。今後は、具体的な活用ができるチェックシートの作成などを行いたい。
「短期大学生対象の食育プログラム構築にむけた学生参画の試み」単著2013年05月日本食育学会・第7回学術大会講演要旨集 (東京聖栄大学)  p.79短期大学生を対象とした食育に養護教諭養成課程の学生が参画することで、学生の食育企画力を高めるとともに、短大生という時期の特性をふまえた効果的な食育プログラムの構築につながるのではないかと考え、実践を試みた。その結果、対象群に近い学生が参画する効果がみられた。今後、短期大学生の食育プログラムを企画、実践するうえで、学生の参画をより効果的に行っていきたい。
「保育所における食育実践の評価指標の検討2 -自己点検・評価の試験的実施から-」共著2013年05月日本保育学会第66回大会発表要旨集 (中村学園大学・中村学園大学短期大学部)進藤容子、原口富美子p.77 食育実践の自己点検・評価方法の構築をめざし、前報において筆者らが作成した10のカテゴリーから評価項目を試作し試験的実施を行った。その結果、項目は概ね妥当で、食育全体を見通した点検が可能であることが示唆された。これは、カテゴリーから評価項目をおこしたことにより、食育全体を見通した点検が可能になったと推察される。
「短期大学生の調理実習受講による学習効果と野菜摂取行動との関連 」単著2014年05月日本食育学会・第2回総会・学術大会 講演・学術報告要旨集 (明治大学) p.68大学生の野菜摂取行動には、野菜摂取の必要性に関する価値付けと、料理に対する「自己効力感」を高めることに効果があると仮定し、短期大学での栄養に関する授業および調理実習の授業による効果を調査した。その結果、授業、とくに調理実習によって、想定される力である調理技術や知識の習得とともに、「調理できる」という自己効力感と食に対する関心が向上していることが示唆された。一方、それらだけでは野菜摂取行動にはつながらないことがわかった。大学生に特性に応じたさらなる介入の工夫が必要と考える。
「保育士養成課程の学生を対象とした食育の試みと効果(1)」共著2014年09月全国保育士養成協議会 第53回研究大会研究発表論文集 (福岡)進藤容子、廣陽子p.163食育における保育士の役割は大きいが、学生の食には問題が多く、保育士養成課程の学生を対象とした食育が必要と考える。その際、どのような食育実践が学生の食行動を改善するのか、食育力につながるのかの検討が必要である。本発表では、保育士養成課程の学生を対象とした2年間の食育実践について、食育計画の概要と、1年間の介入による食行動や意識の変化について報告した。介入の結果、食や自分自身の健康への関心は高まるものの、食行動の改善にはつながらないことが示唆された。今後は、2年間の介入による食行動と食育力への影響を評価したい。
保育者の食育力の向上をめざした養成教育のあり方(1) -「子どもの食と栄養」の習得にむけた問題解決型授業の試み-単著2015年05月日本保育学会第68回大会発表要旨集 (於 椙山女学園大学)  食育力の基礎となる「子どもの食と栄養」の学習内容の多くは理科分野であり、教育・保育系の学生には苦手意識をもつ者が多く、保育に応用する視点にまで到達しないことが課題であった。そこで、学生の興味関心を引出すとともに、学習内容の定着をはかるには、問題解決型グループ学習が効果的であると考え、学生が主体的に取り組める授業のしくみを構築した。その結果、学生の学習への取り組み姿勢や関心、子どもの食に関する理解に効果があることが示唆された。