プロフィール

 

教員基礎情報
氏名 横島 三和子(ヨコジマ ミワコ) 所属 子ども発達学科
ローマ字 専攻
性別


学歴
入学卒業学校名学部・学科学位
1999年04月2003年03月京都教育大学教育学部中学校教員養成課程美術専攻学士(教育学)
2004年04月2006年03月湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻短期大学士(人間生活学)
2006年04月2008年03月兵庫教育大学大学院学校教育研究科学校教育学専攻教育内容・方法開発コース修士(学校教育学)
職歴(相愛大学)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2009年09月2010年03月相愛大学人間発達学部子ども発達学科非常勤講師教育方法論
2016年04月現在に至る相愛大学人間発達学部子ども発達学科准教授教育原理、教育方法論、教育課程論、道徳教育の理論と実践、子どもとメディア教育、教育実習の指導(事前事後指導)(小)、教育実習(実地実習)(小) 、保育・教育実践学習、教職特別演習 他
職歴(相愛大学以外)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2003年04月2004年03月淡路市立釜口小学校 非常勤講師 
2007年04月2009年03月湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻非常勤職員(実験助手)看護学実習Ⅰ、看護学実習Ⅱ
2008年02月2008年03月兵庫教育大学附属小学校 非常勤講師 
2008年04月2010年03月湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻非常勤講師専門基礎Ⅰ、医療秘書事務
2009年04月2010年03月南海福祉専門学校児童福祉科非常勤講師保育内容環境
2009年04月2010年03月大阪芸術大学短期大学部通信教育学部保育学科非常勤講師環境指導法、健康指導法
2009年09月2010年03月南海福祉専門学校児童福祉科非常勤講師保育内容健康
2009年09月2010年03月湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻非常勤講師道徳教育の研究、コンピュータ応用演習Ⅱ
2010年04月2011年03月湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻講師(特任教員)専門基礎Ⅰ、道徳教育の研究、コンピュータ基礎演習Ⅰ・Ⅱ、コンピュータ応用演習Ⅱ 他
2011年04月2014年03月湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻専任講師教育原理、道徳教育の研究、教職実践演習、コンピュータ応用演習Ⅱ、卒業研究、健康教育修了研究 他
2012年04月現在に至る頌栄短期大学保育科非常勤講師保育と情報
2013年02月2013年02月湊川短期大学  大学評価・学位授与機構による教員資格審査合格(湊川短期大学専攻科専任教員)「養護教育実践研究」「健康教育研究演習」「健康教育修了研究」
2014年04月2016年03月湊川短期大学人間生活学科人間健康専攻准教授教育原理、道徳教育の研究、教職実践演習、卒業研究、健康教育研究演習、養護教育実践研究、健康教育修了研究 他
所属学会
日本美術教育学会、日本保育学会、日本教育実践学会、近畿学校保健学会、日本教育保健学会、日本養護教諭教育学会、日本教科内容学会、日本学校保健学会、日本養護実践学会
学協会活動
開始年月終了年月所属役職名
2007年07月現在に至る日本美術教育学会会員 
2007年07月2011年03月日本教育方法学会会員 
2007年07月2010年03月日本子ども虐待防止学会会員 
2011年09月現在に至る日本保育学会会員 
2012年09月現在に至る日本教育実践学会会員 
2013年04月現在に至る近畿学校保健学会会員 
2013年04月現在に至る日本教育保健学会会員 
2013年06月現在に至る日本養護教諭教育学会会員 
2014年04月現在に至る日本教科内容学会会員 
2014年11月2016年03月日本医療秘書実務学会会員 
2017年06月現在に至る日本学校保健学会会員 
2018年04月現在に至る日本養護実践学会 
社会貢献活動等
開始年月終了年月事項
2011年06月2011年06月丹波市美和保育園 出前授業 講師 演題「保育と環境」
2013年02月2013年02月三田市高齢者大学OB会三九会 講師 演題「ものの見方を変える方法~関係性に着目して~」
2013年06月2013年06月日本振興会 講師 演題「人が学ぶってどういうこと?ー学びのメカニズムを考えるー」
2016年06月2018年01月相愛大学幼稚園教諭免許状取得特例講座 講師 「教育課程論」担当
2018年01月2018年03月西成区基礎学力向上支援事業にかかる事業者選定会議選定委員
2018年11月2018年11月新潟市教育委員会主催 平成30年度「養護教諭研修」講座 講師 講座演題「子どもの認知的活動と課題解決のプロセスについて」
2019年02月2019年02月浪速区における小・中学生を対象とした学力向上支援関係事業者選定会議選定委員
2019年06月2019年06月西成区プレーパーク事業選定会議選定委員
授業科目等(現年度を含む過去3ヶ年)
年度学期授業名
2016前期教育実習(実地実習)(小)
2016前期保育・教育実践学習
2016前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2016前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2016前期教育原理
2016前期教育方法論(A)
2016前期教育方法論(B)
2016前期教職特別演習
2016前期保育・教育マネジメント
2016前期子ども学専門演習
2016後期子ども学専門演習
2016後期教職特別演習
2016後期保育・教育マネジメント
2016後期道徳教育の理論と実践
2016後期教育課程論
2016後期日本語コミュニケーション(A)
2016後期子どもとメディア教育
2016後期日本語コミュニケーション(B)
2016後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2016後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2016後期教育実習(実地実習)(小)
2016後期保育・教育実践学習
2017前期教職特別演習A
2017前期保育・教育実践学習
2017前期教育実習(実地実習)(小)
2017前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2017前期教育原理
2017前期子ども学専門演習
2017前期教育課程論
2017前期保育・教育マネジメント
2017前期教職特別演習
2017前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2017後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2017後期教職特別演習
2017後期保育・教育マネジメント
2017後期教育方法論(A)
2017後期教育方法論(B)
2017後期子ども学専門演習
2017後期道徳教育の理論と実践
2017後期子どもとメディア教育
2017後期日本語コミュニケーション
2017後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2017後期教育実習(実地実習)(小)
2017後期保育・教育実践学習
2017後期卒業研究(8)
2017後期教職特別演習A
2018前期教職特別演習A
2018前期教職特別演習B
2018前期教育実習(実地実習)(小)
2018前期保育・教育実践学習
2018前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2018前期教育原理
2018前期子ども学専門演習
2018前期教育課程論
2018前期保育・教育マネジメント
2018前期教職特別演習
2018前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2018後期道徳教育の理論と実践
2018後期道徳教育の理論と実践(B)
2018後期保育・教育マネジメント
2018後期教職特別演習
2018後期教育方法論(A)
2018後期教育方法論(B)
2018後期子ども学専門演習
2018後期子どもとメディア教育
2018後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2018後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2018後期教育実習(実地実習)(小)
2018後期保育・教育実践学習
2018後期ICT活用教育
2018後期教職特別演習B
2018後期教職特別演習A
2019前期保育・教育マネジメントD
2019前期教職特別演習A
2019前期教職特別演習B
2019前期子ども学専門演習
2019前期教育原理
2019前期教育課程論
2019前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2019前期教育実習(実地実習)(小)
2019前期保育・教育実践学習
2019前期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2019後期教育実習(実地実習)(小)
2019後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2019後期教育実習の指導(事前事後指導)(小)
2019後期教育方法論(A)
2019後期教育方法論(B)
2019後期道徳教育の理論と実践(A)
2019後期道徳教育の理論と実践(B)
2019後期子ども学専門演習
2019後期教職特別演習B
2019後期教職特別演習A
2019後期ICT活用教育
2019後期卒業研究
2019後期保育・教育実践学習
2019後期保育・教育マネジメントD

教員研究業績
研究分野: 教育方法学、教育工学、教科内容学、教科教育学
研究キーワード: 教員養成、創造的問題解決、教育内容・方法開発、学習環境、科目内容構成、養護学
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
開始年月終了年月表題概要
2016年04月現在に至るICT等を活用した授業方法パソコンやタブレット端末を用いて作成した授業スライドを提示したり、動画を流して授業内容の理解の深化を図っている。また受講生が小学校におけるICT活用教育の指導案を作成し、タブレット端末や書画カメラ、電子黒板等を使って教材を提示する指導法を考えることでICT活用のあり方について探究している。
2016年04月現在に至る授業外における予習・復習促進のための工夫 「教育原理」「教育課程論」の授業において、予習では次回の学習内容に関連する課題を提示し、事前に調べてまとめてくることで授業への取り組み態度や意欲の向上が促されている。また、復習では授業で学んだ内容や気づき、又疑問点を自分で調べて記述する課題を提示し、配布資料やノート、ポータルサイト上で公開した授業スライドを読み返したり、自己の考えを述べることを促している。
2016年04月現在に至る学習ポートフォリオの作成「教育原理」「教育課程論」の授業において、学生は授業の配布資料や課題、小テスト、ルーブリック、グループワークのまとめ等授業に纏わる成果物をファイリングしている。学習履歴をただ蓄積するのではなく、既習学習を振り返って新たな学習内容と関連付けたり、自己の学習状況を評価している。また、学習ファイルを回収し、教員によるチェックを行い、コメントをしてから返却している。
2016年04月現在に至るルーブリックの活用による自己評価の可視化 「教育原理」「教育課程論」の授業において、科目独自に作成したルーブリックを活用している。到達目標に合わせて評価項目(評価基準・評価規準)を設定し、毎時項目ごとに自己評価することで、学生が自らの学びに責任を持ち、意欲的に取り組む姿勢が促されている。また、前回までの自己評価の記録が残っているので比較することができ、学習内容に対する理解の深化を学生自身で感じることができている。
2017年04月現在に至る授業内容のWEB上での公開 「教育原理」の授業において、提示したスライドを授業終了後WEB上で受講生に公開している。大学独自のポータルサイト上に公開しており、学生がいつでもアクセスできるようになっている。授業中に理解できなかった部分の補完や理解の深化に役立てている学生が見られるようになった。
2018年04月現在に至る模擬授業を中心とした教育実践及び指導力の育成 「道徳教育の理論と実践」の授業では、学生に模擬授業を課している。グループで題材を設定し、教材研究を通して教材への理解を深め、授業実践に対する意欲を高められるよう適宜指導している。授業後は、全員で模擬授業を振り返り、協働的に学び合う時間を設けている。
作成した教科書、教材
開始年月終了年月表題概要
2011年04月現在に至る「保育と環境」嵯峨野書院(共著) 本書は保育・教職志望学生対象の入門書であり、保育内容「環境」領域を扱ったテキストである(全150頁)。担当部分概要:第6章「環境を生活に取り入れる指導」を執筆(pp.46~54)。自然環境・物的環境・社会環境とのかかわりの意味と、それらを子どもが自ら生活に活かしていくための保育環境のあり方についての視座を示した。 共著者:矢野正、小川圭子、石上浩美、藤井奈津子、梅野和人、樋野本順子、横島三和子、上月康代、井筒紫乃、島内武、原田健次、多田琴子、原口富美子、藤岡宏樹、山本淳子、加藤英子、宮前桂子、酒井幸子、原寛
2013年04月2016年03月初年次教育における教材、学習ファイル 学生たちが自己の学修履歴を逐次振り返られるような教材、学習ファイルを準備した。その中には、①一週間の行動履歴、②学生自ら立案した月及び年間の目標や活動計画表、③授業での配布資料、④授業時間外に個々で学修した成果物をファイルに綴じるよう指導し、学修に責任を持ち、自らの学生生活をセルフマネージメントしながら自己の進路を具体化・実現化する一助となるよう活用した。
2016年04月現在に至る講義用教材の作成 「教育原理」「教育課程論」の授業において、学習内容の理解を促すためにパワーポイントを使って講義を行っており、授業スライドを資料として受講生に配布している。一部穴埋め式にしたり学習内容を自由に書き込むスペースを作るなどの工夫をすることによって、積極的に講義を聞き参加する意欲が高まった。また、講義教材を各自で学習ポートフォリオに挟み、いつでも見返すことができるようにしている。
実務の経験を有する者についての特記事項
開始年月終了年月表題概要
2010年06月2010年06月高等学校での授業兵庫県立有馬高等学校定時制課程の生徒を対象とした総合的な学習の時間(ひらがなの美と表現)の講師を務めた。
2012年06月2012年06月高等学校での授業兵庫県立有馬高等学校定時制課程の生徒を対象とした総合的な学習の時間(創造的な思考)の講師を務めた。
2013年03月2013年03月高等学校での授業兵庫県立有馬高等学校定時制課程の生徒を対象とした総合的な学習の時間(思考と表現)の講師を務めた。
2016年06月2016年06月高等学校での授業京都府立洛西高等学校2年生を対象とした大学講義体験(教育分野)の講師を務めた。
2017年01月2017年01月高等学校での授業和歌山県立和歌山北高等学校1年生を対象とした大学講義体験(保育・幼児教育分野)の講師を務めた。
2017年02月2017年02月高等学校での授業大阪府立かわち野高等学校1年生を対象とした大学講義体験(保育・幼児教育分野)の講師を務めた。
2017年12月2017年12月高等学校での授業兵庫県立猪名川高等学校2年生を対象とした大学講義体験(教育分野)の講師を務めた。
2018年02月2018年02月高等学校での授業大阪府教育センター附属高等学校1年生を対象とした大学講義体験(保育・幼児教育分野)の講師を務めた。
2018年11月2018年11月高等学校での授業兵庫県立尼崎西高等学校1年生を対象とした大学講義体験(教師について)の講師を務めた。
職務上の実績に関する事項
免許・資格
日付免許・資格概要
2003年3月31日学校図書館司書教諭 
2006年3月31日養護教諭二種免許状 
2006年3月31日全国大学実務教育協会認定 情報処理士 
2008年3月31日小学校教諭専修免許状 
2008年3月31日高等学校教諭専修免許状(書道) 
研究業績に関する事項
著書
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
保育と環境(再掲)     共著2011年04月嵯峨野書院矢野正、小川圭子、石上浩美、藤井奈津子、梅野和人、樋野本順子、横島三和子、上月康代、井筒紫乃、島内武、原田健次、多田琴子、原口富美子、藤岡宏樹、山本淳子、加藤英子、宮前桂子、酒井幸子、原寛46-54 本書は保育・教職志望学生対象の入門書であり、保育内容「環境」領域を扱ったテキストである。第6章「環境を生活に取り入れる指導」を担当。自然環境・物的環境・社会環境とのかかわりの意味と、それらを子どもが自ら生活に活かしていくための保育環境のあり方についての視座を示した。(全150頁)
論文・解説等
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
教育現場における児童虐待に対する意識調査~兵庫県内小中学校教職員へのアンケートにもとづいて~共著2007年03月湊川短期大学紀要第43集 横島三和子、岡田雅樹1-9本調査は、学校や個々の教職員における児童虐待に対する問題意識や対応及び対策について把握することを目的とし、兵庫県内小中学校100校2483名の教職員を対象として行った。その結果、特に注目していた「虐待を授業で取り扱う」ことへの質問に対して、8割以上の教職員がその必要性や授業実施への意欲を示したことが明らかになった。 
児童虐待の現状と学校の支援のあり方について−子どもに力を育成するPower Baseの視点より−共著2007年03月湊川短期大学紀要第43集横島三和子、岡田雅樹11-21児童虐待の現状と支援の実態を整理し、虐待が深刻化する"前"と"後"の対応から現在の支援体制を捉え直した。その結果、 深刻化する"前"の取り組みはあまり行われておらず、急務の課題であることが分かった。そこで、深刻化する“前”の対応を可能とする学校では、子どもの力を育成する場を活かして、自ら助けを求める力につながる状況判断能力を育成することが重要になる。混沌とした状況下において、適切に判断をして解決に向かうような力を身につけるためには、Power Baseの教育の開発が必要である。 
言語力育成のための授業設計と学習環境システムに関する考察-次期学習指導要領の展開と課題-共著2008年03月湊川短期大学紀要第44集横島三和子、岡田雅樹85-91次期学習指導要領では、各教科等において言語活動の充実が図られることになる。言語力は、国語科において育成すべき"言葉"の学習と関連付けながら各教科の特性を生かした取組を行うことになるが、この場合"言語力"を文字通りの"ことばの力"と捉えるだけではなく「言語≒記号・符号」という相互作用時の媒介物としての視点をもつことが重要になる。これにより、知識や技能を活用する力の育成へとつながるものになる。 
総合的な学習の時間において表現力を育む学習環境と授業に関する研究-情報編集における発散的・収束的思考の支援-(修士論文)単著2008年03月兵庫教育大学  全88頁社会的構成主義の考え方に基づき、子どもが要素間の関係性に着目しながら、発散的・収束的思考を円滑に行うことができるようになるための教育的支援を検討し、そのための機能を実装する学習環境システムの開発の視点を示した。これらを踏まえ、総合的な学習の時間において小学校第6学年の児童による校区紹介の作品作りを主な表現活動とする授業を提案した。その結果、情報編集における発散的・収束的思考活動を通して、創造性を伴った表現力の育成に有効な授業の実現が可能となった。
総合的な学習の時間において表現力を育成するための学習環境の開発と授業に関する研究共著2008年03月日本美術教育学会学会誌美術教育No.291 横島三和子、岡田雅樹144-145表現活動のプロセスにおいて育成すべき本質的部分を示し、その力を育成するための相互作用時の媒介物や思考活動、他者との協調関係を構築するための学習環境について明確にした。この表現力育成のための思考プロセスは、美術教育においても重要になるが、まず総合的な学習の時間において確かな表現力を身につけることにより、それを活用する場面でも対応可能なものになる。 
総合的な学習の時間において表現力を育成するための学習環境の開発と授業に関する研究共著2009年02月湊川短期大学紀要第45集 横島三和子、岡田雅樹49-55創造的思考を伴った表現活動では、試行錯誤に多様性を持たせて発散的に思考し、ひらめきを伴う洞察を通して関係を選択し、その関係から生じる意味によって意図を表すことになる。この時、学習者自らの知識や経験で解決に至らない場合には、振り返りや他者との相互作用に加えてアナロジー(類推)が求められることになる。この思考活動の過程で発生する学習により、プロセススキルとしての表現力を育成することが重要になる。そのための学習環境の開発の方法を探った。 
虐待防止支援のための学校の教育的役割に関する考察共著2009年12月南海福祉専門学校紀要第27集 横島三和子、岡田雅樹7-15虐待を受けている子ども自らが"何らかのサインを積極的に示す"ことが出来れば、周囲がそのサインに気づく可能性が高くなる。そこで、子どもの教育に日々携わる学校という場を生かした対策が必要であると考えた。その結果、創造的問題解決能力の一部に位置づけられる状況判断能力を育成することにより、他者に対して子ども側から積極的な働きかけを行ってみようという意図が生まれ、そうすることによって前に出るための行動に結びつくことになることがわかった。 
総合的な学習の時間において表現力を育成するための学習環境の開発と授業に関する研究Ⅱ共著2010年02月湊川短期大学紀要第46集 横島三和子、岡田雅樹71-78創造的思考プロセスを円滑に働かせるための支援として、多様性確保、評価、思考の可視化の3つの教育的機能を有効に作用させる必要がある。このような創造的思考プロセスの支援を組み込んだ学習環境と授業を設計し、愛媛県の小学校複式学級において授業実践した。その結果、1つ答えをみつけるともう他の答えを探そうとせず試行錯誤的活動が止まってしまう傾向にあった児童らは、自分の見方・考え方にとらわれすぎず積極的に手や体を使ってアイデア創出に取り組むことができた。 
習得・活用・探求活動を通してスキーマ形成を促すための学習環境に関する考察-見方・考え方学習の実践事例に基づいて-共著2011年01月湊川短期大学紀要第47集 横島三和子、岡田雅樹11-18本報告では、教科教育における学習内容を見方・考え方というスキーマ構造として捉えて教材化した実践研究を整理し、「習得」「活用」「探求」活動を通してスキーマ形成が促されるための学習環境について検証した。その結果、「習得」した知識・技能を「活用」するためには、創造的思考を使わなければならないような問題を解決する学習活動を組織することが必要になり、見方・考え方を再構成する力の育成を行うことが求められることが明らかになった。高度な思考である創造的思考をうまく働かせるためには、メタ認知を生かすことが求められ、これによって活用する力が育まれることになる。 
総合的な学習の時間において表現力を育成するための学習環境の開発と授業に関する研究Ⅲ共著2012年01月湊川短期大学紀要第48集 横島三和子、岡田雅樹33-40没頭と学習情報の記録を同時に実現するための創造的思考プロセス支援のためのシステム開発を行った。タブレット型端末を活用し、Evernoteの共有ノートブックを学習者ごとのアイデアノートとして用意してクラウドで同期させる。これにより、記録・共有・評価が学習者の負担になることなく、創造的思考活動に没頭できる学習環境を実現した。このシステムの有効性を検討するための予備実践を行った結果、創出されたアイデア数は大幅に増加するとともに、他者の相互作用の機会も増加した。 
保健室において言語力を育成するための学習環境のあり方に関する考察共著2013年02月湊川短期大学紀要第49集 横島三和子、栫歩美、岡田雅樹31-34子どもにとって保健室は、安心して自分をさらけ出すことのできる場である。自分の思いや感情を発する子どものつぶやきは、内言に近い言葉の可能性が高い。そこで、子どもの内言的発言や身振り手ぶりなどの外言になりきれていない情報も含めて注意深く読み取ることが大切になる。これにより、最適な言葉がけを行うことが可能になり、養護教諭との対話を通して外言が内化して内言となることで、子どもの言語活動のサイクルがうまく働くようになる。 
学びの場としての保健室のあり方と養護教諭の関わりについて共著2014年03月湊川短期大学紀要第50集 向山世璃子、横島三和子、岡田雅樹33-39複雑・深刻な問題を抱える子どもの増加に伴い、養護教諭が学校保健を中心とした日々の目的意識的実践をこなすのは容易ではない現状にある。そこで、社会的構成主義における学習観を踏まえ、学びを組織する養護教諭の教育的役割と保健室の教育的機能の検討が必要不可欠になる。保健室には学びの発生のための要素が溢れていることがわかった。この特性を活かすことにより、いかなる場面でも学びの組織を可能とする養護教諭の教育実践を実現することができるのである。 
医療秘書・医療事務職員養成コースにおける多様な学生へ対応するための教育実践について(査読有) 共著2014年03月医療秘書実務論集第4号 向山世璃子、横島三和子、岡田雅樹77-86医療秘書・医療事務職員養成コースにおける多様な学生の確かな力育成のためのカリキュラムと教育の質保証のための教育実践に関する湊川短期大学の取り組みについて報告した。カリキュラムと連動し、学生たちの能動的な学びを可能とするアクティブ・ラーニング実現のための学習環境を構築したことによって、授業外学修時間の増加や学修成果の達成に効果を発揮した。 
保健だよりの改善方法の検討ー相互作用の媒介物としてのあり方に着目してー共著2014年03月湊川短期大学紀要第50集横島三和子、森恭子45-50保健だよりを改善する一つの糸口として、相互作用機能のあり方を検討することは有効である。保健だよりは、学校からの一方的な情報発信のための媒体ではない。学校と子どもと家庭をつなぎ、協調関係を構築するための相互作用を促す場を作ることを可能にする媒介物である。そのため、学び合う共同体を実現するための足場がけとなる内容を提供する必要がある。これにより、子どもの健康を守るためのネットワークが形成され、子どもと子どもを取り巻く人たちが成長できる場が生まれることになる。 
アクティブ・ラーニングの実践的枠組みとしてのラーニング・コモンズの学修環境構築について共著2015年03月湊川短期大学紀要第51集 向山世璃子、横島三和子、岡田雅樹47-54湊川短期大学では、平成26年度に、文部科学省「私立大学等改革総合支援事業」に選定され、「私立大学等教育研究活性化設備整備事業」に採択されてラーニング・コモンズの設置が実現した。ラーニング・コモンズには6つのゾーンが用意され、学修者中心で能動的に協働し自ら知を構築する活動を促す学修環境を構築したことで教育効果が期待できる構成となっている。また、環境の整備だけでなく、全学的なアクティブ・ラーニング実施体制を整えることが重要になる。 
能動的な学びを支える学修成果アセスメントシステムの構築について〜湊川短期大学の“ていねいな教育”を基礎とする教育改革〜共著2015年03月湊川短期大学紀要第51集 岡田雅樹、向山世璃子、横島三和子9-15アクティブ・ラーニングによる能動的な学修を意識した活動を計画的に組み込むために、各科目担当の教員が、担当科目において学生が達成目標に到達するための“活動”と“場所”を明示し、[知る]・[気づく]・[練り上げ]・[発信]の4つの活動が回るサイクルを検討した。また、この4つの活動プロセスをアセスメントするルーブリックを作成し、学生一人ひとりの学修成果を確かに達成し教育の質保証をめざすための手立てを示した。これらのシステムを連動させて、ていねいな教育を基礎とする教育の改革に取り組み始めている。 
アクティブ・ラーニングを中心に据えたモデル・コア・カリキュラムによる医療事務職養成について(査読有)共著2015年04月医療秘書実務論集第5号 横島三和子、向山世璃子、岡田雅樹23-30本研究では、ラーニング・コモンズを能動的な学修の場として活かすことをねらい、医療事務職員養成のためのアクティブ・ラーニングをコアに据えた力の育成について検討した。その結果、カリキュラムと連動した活動や内容を実現するための場、そして、それらを動かすシステム全体を改革することが重要であり、能動的に学ぶ主体である学生自身の内発的動機付けを促すための状況の設定と評価の仕組みを用意することが、学修へ向かう学生の力の育成に有効に働くことが示唆された。 
保健室において子供の表現活動を促すための造形活動のあり方~教科内容学の視点から図画工作を視野に入れて~共著2016年03月湊川短期大学紀要第52集 横島三和子、向山世璃子、岡田雅樹15-20保健室は、子どもの心の居場所としての機能を持ち、明確な来室理由のない場合でも広く受け入れることが求められるようになった。混沌とした課題を抱えて来室する子どもが課題解決に向かうためには、創造性を発揮することが必要不可欠であり、多様な表現形態によって自らの「言葉」を紡ぎ出すことが重要になる。そこで、レッジョ・エミリア・アプローチを参考に、「学びのための環境」「ドキュメンテーション」「プロジェクト」の3つの側面を保健室において実現する方法を検討した。また、子どもが創造性を発揮するための活動として造形活動の内容のあり方を教科内容学や認知科学の視点から捉え直した。 
子ども理解とアセスメントを支援するための問題構造可視化システムの開発ー「チームとしての学校」における保健室の創造的問題解決ー(査読有)共著2017年03月相愛大学研究論集第33巻横島三和子、向山世璃子、岡田雅樹43-50子どもを取り巻く環境は複雑化の一途をたどり、子どもの抱える問題も多様化・困難化している。この見えにくい問題構造を把握するために、より一層の子ども理解が必要になるが、幅広く煩雑な業務をこなすことが求められ、時間的な余裕があるとはいえない。そこで、子どもにまつわる背景や文脈、思い・悩みといった状況に埋め込まれた情報を可視化するシステムを開発し、「チームとしての学校」構成メンバーによる複数の視点による多面的な子ども理解を支援する方法を検討した。 <研究ノート>
小学校国語科における教科内容の再検討ー新学習指導要領をふまえた表現・言語力教育ー共著2018年03月大阪人間科学大学教職課程紀要第2号横島三和子、宮﨑佐利、岡田雅樹全10頁本稿では、2017年3月に学校教育法施行規則の一部改正及び小学校学習指導要領の改訂をふまえ、主体的かつ対話的で深い学びを支える表現・言語力教育に着目し、小学校国語科における教科内容の再検討を行った。また、表現・言語力教育は国語科のみにとどまらず、生きる力を育成する要であることを理解し、子供たちの日常生活も含めた表現・言語力活動と各教科での学習内容をつなげていくことの重要性を示唆した。
その他
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
総合的な学習の時間において表現力を育成するための学習環境の開発と授業に関する研究 共著2007年08月日本美術教育学会第56回学術研究大会要項横島三和子、岡田雅樹12表現活動のプロセスにおいて育成すべき本質的部分を示し、その力を育成するための相互作用時の媒介物や思考活動、他者との協調関係を構築するための学習環境について明確にした。この表現力育成のための思考プロセスは、美術教育においても重要になる。そのため、まず総合的な学習の時間において確かな表現力を身につけることにより、それを活用する場面でも対応可能なものになると考える。
創造的思考プロセスにおいて表現力を育む学習環境と授業の改善に関する研究 共著2007年09月日本教育方法学会第43回大会発表要旨横島三和子、岡田雅樹74実社会において要求される課題は、解が既知である課題ではなく、未知な対象に対して、様々なアイデアを創出し、論理を組み立て、自ら判断し解を導き出す、より創造的思考を伴った課題である。そのため、試行錯誤に多様性を持たせて発散的に思考し、ひらめきを伴う洞察を通して表現することが重要になる。この時、アナロジーが求められる場合もある。
創造的思考活動によって子どもに状況判断能力を育成するための学習環境と授業に関する研究~学校における児童虐待への取り組みとして~ 共著2007年12月日本子ども虐待防止学会第13回大会抄録集横島三和子、岡田雅樹111本研究では、学校の特性を活かした児童虐待への取り組みとして、表現活動を通して子どもに状況判断能力を育成することを提案した。これは、虐待を受けた時のような認知的Conflictを引き起こす課題に対して、自分の周りで起きている状況を捉え、客観的に判断し、次にどうすべきなのかを創造的に思考し解決する力となる。このようなPower Baseの教育を行うことにより、子どもの「生きる力」の育成へとつながるものになる。
創造的思考プロセスにおいて表現力を育む学習環境の開発に関する研究 共著2008年05月日本保育学会61回大会発表論文集横島三和子、岡田雅樹324表現において重要となる"関係性の発見"は、造形遊びにも存在する。例えば、絵巻物作りでは、話に登場する人やモノの好ましい配置を探ったり場面や時間の流れのあり方を試行錯誤する過程で、関係から生まれる意味の面白さに気づいたり、組み合わせの違いによる意味の変化を楽しみながら物語を表すことができるようになる。そのため教師は、"関係"や“意味”にポイントを置いた支援や足場がけを行うことによって、子どもたちの表現力を培うことが可能になる。
創造的問題解決を伴った表現力育成のための授業改善に関する研究 共著2008年10月日本教育方法学会第44回大会発表要旨横島三和子、岡田雅樹69創造的思考活動における表現物完成のプロセスは、①「意図」②「要素の抽出」③「要素間の関係の発見」④「要素間の関係の選択」⑤「具現化作業」⑥「表現物の完成」の6つの段階を経る。②~④は、可能な限り思考に多様性を持たせて④の幅を広げることによって、"発散的思考"を円滑に行うことをねらう。また④では、"収束的思考"によって、選択した要素間の関係から生じる意味が、自らの意図を表すために適しているかどうかをひらめきを伴った洞察を通して選択する。②~⑤における創造的思考を伴った活動では、学習者自らの知識や経験で解決に至らない場合には、振り返りや他者との相互作用に加えてアナロジーが求められることになる。
表現力育成のための創造的思考プロセス支援のあり方と学習環境に関する研究 共著2008年10月日本教育工学会第24回全国大会講演論文集岡田雅樹、横島三和子257-258創造的思考活動において"発散的思考"と"収束的思考"は中心的位置づけにある。この2つの思考を伴った活動を支援することが学習者の表現力育成につながる。そこで求められる教育的機能が①多様性確保②評価③思考の可視化である。特に、多様性の確保のためには、①制約からの逸脱②試行錯誤的活動の促進③相互作用の3つの支援が考えられることを示した。
表現活動における創造的思考プロセスを促す学習環境の開発とその実践に関する研究 共著2008年11月日本教育実践学会第11回研究大会論文集横島三和子、岡田雅樹35-36小学校5・6学年複式学級の児童を対象に、創造的思考を伴う表現活動を通してフォトグラムの製作を行った。その実践データを質的に分析した結果、評価規準の共有により作品の方向性が明確になり、ひらめきを伴う洞察によって関係を選択することを可能にしたことが明らかになり、創造的思考プロセスにおける支援とそのための学習環境のあり方の手だてが明確になった。
創造的思考プロセスを支援する学習環境と授業実践に関する研究 共著2008年11月平成20年度日本教育大学協会全国美術部門協議会第47回大学美術教育学会高知大会発表論文集 横島三和子、岡田雅樹57小学校5・6年生の総合的な学習の時間において、創造的思考プロセスを支援する学習環境を構築し、授業実践を行った。その成果として、①偶然をはらむような組み合わせ、通常ならあり得ないような組み合わせのもつ面白さの多様性に触れることにより、自分の見方・考え方にとらわれすぎないことの大切さを理解する、②アイデアや理由などの学習情報の蓄積を簡便にしたことで、学習の軌跡を振り返ることの有用性を実感し、積極的に蓄積する態度を身につけた、③試行錯誤的活動プロセスに組み込んだ自己評価としての振り返りにより、発散的思考が促された、ことが明らかになった。
創造的思考プロセスにおける発散的・収束的思考活動の支援とその実践に関する研究Ⅱ 共著2011年11月日本教育実践学会第14回研究大会論文集横島三和子、岡田雅樹115-116小学校において行った教育実践では、創造的思考プロセスを阻害する場面が見受けられた。それが、学習情報を記録するための撮影や評価の活動による創造的思考の一時停止であり、子どもが創作活動に没頭できる環境を構築することが課題として明らかになった。しかし、作品や自己評価・他者評価、アイデアに関するメモ、思いや願いの記録は、他者との相互作用の媒介物として重要であり、協調学習環境として重要な要素となる。このことから、没頭と学習情報の記録を同時に実現するための学習環境の構築が必要であることが分かった。
養護教諭の教育的役割の重要性について 共著2013年07月第60回近畿学校保健学会講演集向山世璃子、横島三和子、岡田雅樹49子どもたちの抱える問題は複雑・深刻化し、養護教諭に求められる職務もこれに対応するように多様化している。特に、学びの場としての保健室など養護教諭の担う「教育」のあり方が重要になる。そこで、保健室の教育的機能・養護教諭の教育的役割を深めるために「学び」とは何かについておさえておく必要がある。そして、「学び」を意識した養護教諭が、「学びの場」としての環境を整えることによってこそ、保健室の教育的機能は機能する。
教育実践を中心に据えた教員養成のあり方についての一考察 共著2013年07月第60回近畿学校保健学会講演集横島三和子、向山世璃子、岡田雅樹50教科の教育実践とは異なり、養護教諭の教育実践は多様かつ目的意識的である為、その全てを捉えて整理することは容易ではない。そこで、教育実践を中心に据えた教員養成のあり方として注目されている(i)モデル・コア・カリキュラムと(ii)教科内容学における教育実践の捉え方やそのアプローチ方法などを参考にすることで、養護教諭の教育実践を新しく整理し直す必要がある。その上で、養護教諭養成のあり方とその改革へと活かすステップが必要になる。
保健室における学びの組織について 共著2013年10月日本養護教諭教育学会第21回学術集会抄録集向山世璃子、横島三和子、岡田雅樹158-159社会の急激な変化に伴い、子どもたちの抱える問題は複雑・深刻化している。これに対応するように、子どもたちには生きる力をはじめとする社会を生き抜く力の育成が強く求められている。これらの力を育成するためにも、学びの場としての保健室のあり方が重要となる。そのためには、社会的構成主義における学習観をしっかりと踏まえ、学びを組織する養護教諭の教育的役割と保健室の教育的機能の検討が必要不可欠になる。
養護教諭養成の新しい実践学構築のための教育実践の再検討について 共著2013年10月日本養護教諭教育学会第21回学術集会抄録集横島三和子、向山世璃子、岡田雅樹90-91養護教諭の目的意識的実践の場合、誰がいつどのような内容を必要として保健室を訪れるか明確になっていない状況の中で、臨機応変に子どもを理解し、必要な内容を明確にし、その内容と子どもとの“認知的”な出会いを即座に分析することで媒介物作成まで同時にこなす必要がある。そこで、理論と工夫を現場の養護教諭の教育実践とすり合わせることで、養護教諭の専門としての実践力を生み出す学問になる。
子どもの問題解決の可視化とアセスメントを支援するための動的リンク機構の開発 共著2016年10月日本養護教諭教育学会第24回学術集会抄録集岡田雅樹、向山世璃子、横島三和子140-141複雑な事情を抱えた子どもへの関わりは、その背景にある状況や文脈等をその経過も含めて理解し受け止めなければならないが、養護教諭にそのための時間と労力が十分にはない。そこで、主に保健室に来室する子どもにまつわる状況に埋め込まれた情報を可視化するシステムを開発した。このデータベースシステムは、養護教諭や担任教諭などがiPadを使って入力することが可能になっており、入力された情報は、他の情報との関連や意味づけを行うために自由なタグ付による動的リンクを実装している。
養護教諭における養護学の内容構成に関する考察 共著2016年10月日本養護教諭教育学会第24回学術集会抄録集横島三和子、向山世璃子、岡田雅樹94-95教科専門と教科教育を教育実践から捉え直して教育内容を構築するという教科内容学のアプローチ方法に着目した。教科内容学における教育内容構成のステップは、①教育実践の場面を検討して列挙する、②対象となる教育実践の場面を選択する、③子供と内容の出会いを認知的に捉える、の三つにまとめることができる。これら①〜③のステップを養護教諭の教育実践の場面に置き換えてみることで、養護教諭養成に求められる教育内容の新しいあり方を探ることが可能になる。
保育者の食育実践に必要な指導力について(1)−保育者対象の食育力調査項目の検討− 共著2017年05月日本保育学会第70回大会発表論文集進藤容子、中井清津子、横島三和子、原口富美子 1153食育実践に必要な指導力を明らかにする目的で、「保育者を対象とする食育力に関する調査」を計画している。その調査項目作成に向け、保育現場の園長を対象とした調査を実施した。インタビューの回答から、離乳食の知識や心身の発育発達に関する知識など食育の観点から保育者に求められる知識・技術、意欲や態度についてほぼ共通しており、園での保育経験を通じて、園の方針を理解し、スキルアップすることを望んでいることがわかった。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(5)−キャンパスの自然環境を生かした取り組み(秋冬編)− 共著2017年05月日本保育学会第70回大会発表論文集木村久男、中西利恵、曲田映世、横島三和子、進藤容子、直島正樹、渡部理恵 808保育者養成校である本学では、学生の自然への感性を高める教育方法開発に組織的に継続して取り組んできた。本報告では、地域の人々との年間を通した自然体験活動から、秋冬に実施している3種類の実践と教育効果について報告した。園児とともに本物の木に触れる活動、キャンパス内の自然物を採集して作品作り、地域の高齢者と学童と一緒に干し柿づくりの3つの実践から、世代間交流を通した自然に対する感性の育ちが学生に見られた。
養護教諭養成における養護学の内容構成に関する考察Ⅱ 共著2017年10月日本養護教諭教育学会第25回学術集会抄録集 横島三和子、向山世璃子、岡田雅樹66-67教育的役割を担う養護教諭として学びを組織できるような力量の形成を目指して、教育実践場面における内容構成のあり方に着目し、子どもの認知に即して内容を再構成する方法について検討した。保健室に訪れる子どもの抱える問題は多様であり、複雑な要因が重なりあっていることも多く、問題の解決が困難な場面が少なくない。その為、子どもが自ら構成できるような見方と、他者との相互作用や類推によってスキーマを再構成することを可能にする考え方を身につけることが求められることがわかった。
子供の健康管理における地域連携の重要性に関する一考察 共著2017年10月日本養護教諭教育学会第25回学術集会抄録集 鍋島翔子、向山世璃子、岡田雅樹、生野真江、横島三和子 140-141養護教諭の視点から地域と子供たちのつながりをコーディネートし、体験から学んだことを健康管理に活かすための新たな地域連携のあり方を探った。養護教諭が地域連携活動のコーディネートを担う場合、その活動の中心に“生活”を据えることによって、地域と学校・家庭が連携・協力しながら学び合える場が生まれることになる。地域という生活の場における多世代・異世代の人との関わり合いの中から、養護教諭のコーディネートによって生活する・健康に生きるための学びを創り上げることが重要な意味を持つことになる。
保健室における子どもにまつわるデータ入出力支援システムの構築 共著2017年10月日本養護教諭教育学会第25回学術集会抄録集 生野真江、横島三和子、岡田雅樹、向山世璃子、鍋島翔子 146-147養護教諭の子ども理解を支援するために、保健室業務に関する行為をFileMakerでデータベース化する専用のシステムを構築する。保健室での業務で考えられる煩雑な作業をバーコードでの入力に統一することは、作業の簡便化を図るだけでなく、実際に対応した内容が正確かつ詳細な情報収集を可能にする。収集・蓄積した情報を多様な養護実践に活用するための足場がけとして、本システムは有効になる。
大学生の生活習慣づくりのためのウェアラブル・デバイスに関する研究 共著2017年10月日本養護教諭教育学会第25回学術集会抄録集向山世璃子、鍋島翔子、岡田雅樹、生野真江、横島三和子 156−157大学の保健室における活用を視野に、ウェアラブル・ヘルスモニター・デバイスを活用し、データベースを基礎とする管理サーバを連動させることによって、学生のライフログ・ポートフォリオを構築し、学生の健康保持増進を支援する方法を検討した。本研究では、ウェアラブル・デバイスとスマートフォンを連携させることで学生の生活の中から健康データを取得してライフログ・ポートフォリオに記録する。これを生活を振り返り見直すためのツールとして活用することになる。
養護学の構築に向けた養護教諭の教育実践構造可視化システムの開発 共著2017年11月日本学校保健学会第64回学術大会講演集横島三和子、岡田雅樹136養護教諭の実践は、系統的に整理され配列された内容をそのまま活用することで問題への対処が可能になる場面は少ない。養護教諭は、来室者の状況を即座に読み取って理解し、必要となる内容を適宜想像することが要求されるため、高度な実践力が求められる。そこで、教育実践から科目内容を構成する教科内容学に着目し、養護教諭の実践場面で起こる問題解決のあり様を教育実践構造可視化システムによって明らかにし、養護学の内容構成に活かす。
保育者の食育実践に必要な指導力について(2)−保育者対象の食育力調査(予備調査)結果から− 共著2018年05月日本保育学会第71回大会発表論文集進藤容子、中井清津子、横島三和子657保育者を対象とする食育力に関する調査の検討で試作した質問紙による小規模調査を行い、実態の把握と評価項目検討の方向性を考察し、本調査に向け調査項目の精査を行なった。意識や知識が実際の書食育とどのように関連するのかを見出したいと考え、因子抽出を試みた。「食育の内容・方法」「食育で育てたいこと」「食意識・食行動」「知識や技術」という大項目でいずれも3つの因子が抽出できた。<好き嫌いをへらす>因子は、必ずしも好きなものを増やすことと意識しておらず、知識に基づく支援というより形式的な食事援助を示していると思われた。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(6) 共著2018年05月日本保育学会第71回大会発表論文集木村久男、中西利恵、曲田映世、進藤容子、横島三和子 968深い学びをめざした学習環境「相愛子ども農園」開発による実践と教育効果について検討し、報告した。 農園一年目は、畑づくり・土づくりを行い、一人ひと苗の種まきと観察記録を開始した。6月にはサツマイモの苗を植え、近隣の園児たちと芋ほり体験をすることを農園の最初の目標にした。振り返りコメントから分かった学生の学びとして、栽培活動を通して自然と関わり感性を育むことができ、農作業や作物への見方が変わった。また協働から生まれる一体感が喜びになり、楽しむ様子が見られた。子どもの自然への関わりを援助する力の育ちも見られた。
養護教諭養成における養護学の内容構成に関する考察Ⅲ 共著2018年07月日本養護実践学会第1回学術集会抄録集横島三和子、岡田雅樹24教科内容学の知見を基礎にして養護教諭の教育実践を捉え直す方法を探り、養護学を創り出す科目内容構成のあり方について検討した。その結果、養護教諭の教育実践で取り扱う内容を子どもの学びの視点から捉え直し、養護教諭を成り立たせている学問領域とすり合わせながら子どもの認知に即して新たな内容を再構成する力を、養成段階から育成する必要がることがわかった。養護教諭は、教育的役割を担う高い専門性を備える必要があり、その軸となる学問としての養護学の構築が重要になる。
教員養成における教職科目「教育原理」のルーブリックを活用した授業方法の工夫・改善単著2019年03月第25回大学教育研究フォーラム発表論文集  194自らの学びが到達目標にどれだけ近づけたかを振り返り、評価指標を基に自己評価することは、自己の学びに対する納得感と責任を持つことにつながると考える。学習者として育つことを目指したルーブリックとその活用方法について、「教育原理」の取り組みを一例として報告した。
資金等受入状況
研究資金
開始年月終了年月事項金額内容
2014年04月2017年03月科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究(C)1690000研究課題名:保健室において子供の抱える問題を構造的に可視化する子供理解支援システムの開発 研究代表者:岡田雅樹、研究分担者:横島三和子 課題番号:26381298
2015年04月2018年03月科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)若手研究(B) 1430000研究課題名:養護教諭に新時代に対応する高い専門性と実践力をつけるための新科目「養護学」の構築 研究代表者:横島三和子 課題番号:15K17417