プロフィール

 

教員基礎情報
氏名 井上 陽(イノウエ アキラ) 所属 人文学科
ローマ字 INOUE Akira 専攻


学歴
入学卒業学校名学部・学科学位
1991年04月1993年03月龍谷大学短期大学部仏教学科準学士
1993年04月1995年03月龍谷大学文学部仏教学科学士
1995年04月1997年03月龍谷大学大学院文学研究科修士課程仏教学専攻修士(文学)
1997年04月2001年03月龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程仏教学専攻 
職歴(相愛大学)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2005年04月2016年03月相愛大学 非常勤講師アジア仏教史/アジアの仏教と社会/サンスクリット語入門
2016年04月現在に至る相愛大学人文学部准教授宗教学概論A/仏教思想論/アジアの仏教と社会/サンスクリット語入門/基礎演習/専門基礎演習/建学の精神
職歴(相愛大学以外)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2001年04月2015年03月龍谷大学文学部非常勤講師仏教学講読/インド学講読/現代アジアの仏教と社会/仏教漢文入門など
2001年04月2016年03月京都西山短期大学仏教科非常勤講師仏教美術/仏教文化/インド仏教史/シルクロード文化
2002年04月現在に至る龍谷大学RECコミュニティカレッジ嘱託講師輾転する仏教/仏陀の道ほか
2002年08月2002年12月Whitman CollegeForeign Language & Literature (Japanese)LecturerAdvance Japanese
2004年04月2005年03月龍谷大学古典籍デジタルアーカイブセンター兼務職員 
2004年12月2005年03月龍谷大学古典籍デジタルアーカイブセンター研究員 
2005年04月2010年03月龍谷大学アフガニスタン学術研究プロジェクト研究員 
2013年04月2013年09月神戸大学人文学研究科非常勤講師考古学
2016年04月現在に至る龍谷大学文学部非常勤講師インドの仏教と文化
社会貢献活動等
開始年月終了年月事項
1992年09月1992年09月タイ東北部におけるクメール遺跡の基本調査
1992年09月1992年09月中部ジャワの仏教・ヒンドゥー遺跡の基本調査、並びにジャワ島における仏教・ヒンドゥー混淆儀礼の基本調査
1993年09月1993年09月タイ東北部におけるクメール遺跡の基本調査
1995年09月1995年10月西インドの石窟寺院の基本調査、カルカッタ・インド博物館,ニューデリー・国立博物館,ムンバイ・Prince of Wells 博物館所蔵の仏教遺物の基本調査、ネパールの仏教遺跡の基本調査
1996年06月1996年06月ビルマ・エーラワッディー河流域の仏教遺跡の基本調査
1997年04月2011年03月龍谷大学仏教文化研究所客員研究員
1998年03月1998年03月ガンガー河中流域の仏跡調査、中インドのヴィディシャー周辺(サーンチー,ソーナーリ,サットダーラー,ボージプル,アンデール)の仏塔遺跡群の基本調査
2000年09月2000年09月西インドの石窟寺院及び南インド仏塔遺跡の基本調査 ・西インド:カーンヘーリ,コーンダネー,バージャー,カールラー,ベードゥサー,ナーシク,アジャンター,エローラ,アウランガーバード石窟 ・南インド:ナーガールジュナコーンダ,アマラーヴァティー
2002年07月2002年07月韓国国立中央博物館所蔵文物の調査
2002年08月2002年08月第二次世界大戦中、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部Tulelakeにあった、日系人強制収容所跡の視察
2003年03月2003年03月インド・ビハール州の仏教遺跡の基本調査 ・ラージギル,ヴァイシャーリー,ケッサリヤ,ラウルヤ・アララージ,ラウルヤ・ナンダンガル,クシナガラなど
2004年03月2004年03月インド・ニューデリー国立博物館所蔵中央アジア出土文物の調査
2004年05月2004年05月アフガニスタン・バーミヤーン周辺の仏教遺跡の基本調査(バーミヤーン,カクラク,フォラディ,シャーリ・ゾハックなど)および、インドのウッタル・プラデーシュのラクノウ博物館所蔵仏教関連遺物の基本調査
2004年11月2004年11月2004年度西別院土曜講座(於 本願寺名古屋別院)の講師
2005年02月2005年02月中国新疆ウイグル自治区トルファン県ベゼクリク石窟の仏教壁画のデジタル復元作業をとおして,NHKと共同制作に携わった『NHKスペシャル 新・シルクロード 第2集 トルファン:灼熱の大画廊』が放映
2005年04月2010年03月龍谷大学アフガニスタン学術調査隊隊員
2005年07月2005年07月京都西山短期大学専攻科開設記念公開講座「仏教7」の講師
2005年10月2005年10月龍谷大学第1次アフガニスタン学術調査隊として「アフガニスタン・バーミヤーン州バンデ・アミール川上流域の古代ルートと遺跡の調査」に従事(ケリガン,チル・ボルジ,タンギ・サフェーダック遺跡の現状調査、バーミヤーン盆地出土の仏教写本に関する聴き取り調査、サレ・スム遺跡の発見と基本調査)
2006年09月2006年11月龍谷大学第2次アフガニスタン学術調査隊として「アフガニスタン・バルフ川流域の古代ルートと遺跡の調査」に従事(ケリガン,サレ・スム,チル・ボルジ各遺跡の三次元測量、ヤッカウラング周辺の遺跡調査[クシャ・ゴラ石窟,ムシュタック石窟ほか]、バンデ・アミール川沿いの古代ルートと遺跡の調査[バーミヤーン州,サレ・ポル州,バルフ州])
2008年09月2008年10月龍谷大学第4次アフガニスタン学術調査隊として「ウズベキスタン,トルクメニスタン,イランの仏教遺跡調査」に従事(ウズベキスタン仏教関連遺物調査、トルクメニスタンのムルガーブ流域の遺跡調査、イラン南部,および西北部の仏教関連遺跡調査)
2009年09月2009年10月龍谷大学第5次アフガニスタン学術調査隊として「トルコ・イラン・トルクメニスタンの仏教遺跡調査」に従事(トルコ中央部の石窟調査、イラン西北部の仏教関連遺跡調査、トルクメニスタンのムルガーブ流域の遺跡調査)
2010年02月2010年02月伝道教学センター「日曜講演」の講師
2010年09月2010年09月相愛大学「市民仏教講座」の講師
2011年09月2012年05月真宗大谷派山城第一組門徒会聞法研修会の講師
2014年08月2014年08月毎日文化センター大阪「土曜歴史館VI シルクロード史の謎」の講師
2015年06月2015年06月龍谷大学文学部開講科目「アジアの仏教と文化」の講師
受賞歴
受賞年月事項受賞者
2005年11月龍谷大学奨励賞特別表彰古典籍デジタルアーカイブセンターの共同研究員として
授業科目等(現年度を含む過去3ヶ年)
年度学期授業名
2016前期専門基礎演習A(3)
2016前期基礎演習A(3)
2016前期仏教思想論
2016前期宗教学概論A
2016後期サンスクリット語入門
2016後期アジアの仏教と社会
2016後期基礎演習B(3)
2016後期建学の精神(7)

教員研究業績
研究分野: 仏教学 / インド哲学 / 仏教文化学
研究キーワード: インド / 中央アジア / 初期仏教 / 部派仏教 / 大乗仏教 / 仏教文化史
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
開始年月終了年月表題概要
2003年03月2003年03月インド仏教遺跡調査旅行学生有志を募ってインド仏教遺跡調査旅行の引率・指導。現物の遺跡・資料を目の当たりにして異文化を経験。
職務上の実績に関する事項
免許・資格
日付免許・資格概要
2016年3月17日浄土真宗本願寺派僧侶転入 
研究業績に関する事項
著書
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
The Sūtra of Contemplation on the Buddha of Immeasurable Life 2nd edition共著2003年03月The Ryukoku Translation Center of Buddhist Scriptures, the Institute of the Buddhist Studies, Ryukoku University山田明爾 畺良耶舎訳『観無量寿経』の英訳と註釈の改訂版。INTRODUCTIONを共同執筆。『観無量寿経』の成立をめぐる問題および同経の中国・日本への流布とその影響について言及。
『バンデ・アミール川上流域の古代ルートと遺跡の調査:2005年度龍谷大学アフガニスタン学術調査隊の考古学的調査』共著2006年03月龍谷大学アフガニスタン学術研究プロジェクト入澤崇9-24「サレ・スム石窟:2005年度バンデ・アミール川上流域の石窟調査」の中で、バーミヤーンの西、ヤッカウラング地区に発見されたサレ・スム石窟を含めた石窟調査報告。
論文・解説等
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
「navakarmikaと呼ばれた出家者」単著1999年03月『印度学仏教学研究』第47号第2巻 858-856出家者の職掌中、寺院建築の造営監督専門とするnavakarmikaであるが、それ以外にも在家信者に法を説き、勧進も行ってい様相を律文献と銘文資料から明らかにした。
「カーピシー出土仏像にみられる焔肩の意味」単著1999年12月『密教図像』第18号 1-14アフガニスタン・カーピシー周辺から出土している「焰肩」を有する仏像は、ゾロアスター教の「フヴァルナー(威光)」をモティーフとしながらも、千仏化現を表現していることを文献資料と美術・考古学資料からあきらかにした。
「仏塔に関わった出家者」単著2000年03月『印度学仏教学研究』第48号第2巻 1079-1077在家信者中心と思われていた仏塔にはさかんに出家者も関わっていた。のみならず、仏塔と関わった出家者は在家信者に法を説き広めたり、勧進行をもおこなっていた。この流れが大乗興起の遠因ともなっていることを明らかにした。
「仏塔建立に関わった比丘・比丘尼」単著2000年03月『龍谷大学大学院研究紀要人文科学』第21号 1-15戒・定・慧の三学の実践と解脱を本来の目的とする出家者だが、実際は仏塔の建立にも積極的に関わり在家信者と関わりつつも、自らの功徳も積んでいた様相を明らかにした。
「ヴィディシャー周辺のストゥーパ遺跡について」単著2001年03月『北陸宗教文化』第13号 63-88中インドのヴィディシャーには有名なサーンチー仏塔遺跡のほか、ソーナーリ、サットダーラ—、ボージプル、アンデールといった仏塔遺跡が集中している。19世紀初頭に調査したA.カニンガムの報告書を手がかりに現地調査で明らかになったものを確認し、同地域の仏塔遺跡群の特徴を指摘した。
「舎利分骨の意味―Vidiśā周辺の仏教の一様態」単著2001年12月『パーリ学仏教文化』第15号 85-95中インドの古代通商路上の要衝ヴィディシャーにはサーンチーの他、4つの仏塔遺跡が集中する。これらの遺跡から発見されている舎利容器銘文を調べると重複する出家者の名があることがわかり、さらに周辺資料を手がかりに検討すると、どうやら同地域において教団の分派と統合が行われていた形跡がある。教団を維持することは法の継承者であることが必要となり、その象徴として出家者の舎利が必要とされた。
「ストゥーパと出家者」単著2002年03月『仏教学研究』第57号 48-77在家信者の信仰の拠り所とされてきたストゥーパには出家者も盛んに関わっており、両者の関係性の中で仏教伝播の歴史がつくられてきたことを文献資料と美術・考古学資料から明らかにした。
「舎利の奉安」単著2003年03月『印度学仏教学研究』第51号第2巻 822-819インド及びその周辺地域から発見されている舎利容器銘文、さらには舎利奉安を刻する銘文を分析し、出家者と在家信者の仏教への関わり方を解明。
「「仏牙舎利」攷」単著2006年03月『仏教学研究』第60・61合併号(上山・山田両先生退職記念号) 118-149仏陀の4つの犬歯(仏牙舎利)は、他の舎利(遺骨)とは異なる扱いを受け、いったんはインドの周辺地域に安置された。伝説によればその内のひとは中国、そして日本にももたらさたという。律宗の道宣をめぐる奇譚にもあらわれ、同教の神である那吒太子信仰との関わりを論じ、さらには謡曲『舎利』へとつながる流れがあることを言及。
「ヤッカウラング周辺の仏教遺跡」単著2008年03月『密教図像』第26号 31-472005年度および2006年度に龍谷大学アフガニスタン学術調査隊が行ったバーミヤーン西にあるヤッカウラング地区から発見、確認された仏教遺跡について報告。それまで学界未知であった新たな仏教圏存在の可能性を指摘。
講演会
題目年月概要
「サーンチー周辺の舎利塔:付アショーカ王の伝道」2002年05月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「舎利塔と仏像―考古学から見た仏法東漸―」の第2回を担当し、講演をした。中インドのヴィディシャー周辺にのこる舎利塔遺跡群の概要を示し、紀元前3世紀のアショーカ王との関わりも説いた。
「偉大なる悟りの完成:『大般涅槃経』を読む」2003年05月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「釈尊時代のインドと仏教―初期仏典を読む―」の第2回を担当し、講演を行った。仏陀の最期を説いた『大般涅槃経』を取り上げ、仏陀の般涅槃前後の出家者・在家信者の様相について話をした。
「227条の戒律と出家者の生き方:『パーリ律蔵』」2003年10月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「釈尊時代の仏教―パーリ仏典を読む―」の第2回を担当し、講演を行った。南方上座仏教圏に伝わる『律蔵』を紹介し、出家者がどのような生活を送っていたのか、戒律からその実際面をの姿を明らかにした。
「出家の生活と在家の生活」2004年06月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「異文化の対話―『ミリンダ王の問い』を読む―」の第3回を担当し、講演を行った。悟りを求めようとすることに、出家も在家も隔たりはないものの、『ミリンダ王の問い』に説かれる出家の優位性を解説した。
「舎利塔崇拝の広がり―考古遺物が物語る仏教―」2004年11月2004年度西別院土曜講座(於 本願寺名古屋別院)で講演を行った。インドおよびその周辺地域への仏教の伝播を、舎利塔の変遷からおいかけ、かつ文献にはあらわれない仏教の姿を考古資料から解き明かしたものであった。
「インドの仏教石窟」2004年11月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「石窟寺院の諸相」の第2回を担当し、講演を行った。特に西インドに遺る仏教石窟を取り上げ、出家者と在家信者がそれぞれどのように仏教と関わったのかを解説した。
「出家者の告白:『テーラ・ガーター』と『テーリー・ガーター』」2005年06月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「原始仏典を読む―声に出して読むパーリ語―」の第3回を担当し、講演を行った。仏典は基本的に仏陀の口を通して語られたもので、釈尊時代の出家者がどのように仏教を捉えていたのかを知る資料は少ない。中でも『テーラ・ガーター』と『テーリー・ガーター』は、それぞれ、長老・長老尼の信仰の告白というべきもので、それに説かれる出家者の様相について解説した。
「第2回 仏教と文化 観音の力」2005年07月京都西山短期大学専攻科開設記念公開講座「仏教7」の第2回で講演を行った。東アジア仏教圏において、教理・教学とは別に、多大な信仰をあつめる観音菩薩について、起源とその後の受容と変容について明らかにした。
「経集(スッタ・ニパータ)」2005年11月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「原始仏典を読む―声に出して読むパーリ語―」第2回を担当し、講演を行った。最古層に位置づけられる『経集(スッタ・ニパータ)』を取り上げ、重っだったことろを受講者とともに原文(パーリ語)を読んでいった。
「サレ・スム:2005年のバンデ・アミール川上流域の石窟調査から」2006年01月龍谷大学第1次アフガニスタン学術調査報告会/2005年度龍谷仏教学会学術大会(龍谷大学大宮学舎)において研究報告を行った。その内容は、第1次龍谷大学アフガニスタン学術調査隊によって行われた考古調査で、バーミヤーン西方のヤッカウラング地区から新たに確認されたサレ・スム石窟の概要について報告を行った。
「ガンダーラ:ブッダ造像と異文化混淆」2006年04月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「輾転する仏教:シルクロードの遺跡と文物」の第1回を担当し、講演を行った。紀元後1世紀後半乃至2世紀前半、ガンダーラとマトゥラーで初めて仏陀を人間の姿で表現した、いわゆる仏陀造像の始まりと、それを前後してインド世界に流入した異民族の様相と、彼らがどのように仏教と関わったのかを解説した。
「バーミヤーン:そして,さらに西へ」2006年05月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座「輾転する仏教:シルクロードの遺跡と文物」の第2回を担当し、講演を行った。55メートルの大仏と38メートル大仏で有名なバーミヤーン石窟を取り上げ、7世紀の玄奘の記録を手がかりに同地域における仏教の様相について解説。また、それまで未知であったバーミヤーンから西へのびる仏教伝播の道の存在についてもその仮説を提示した。
「ヒンドゥー・クシュ南北の遺跡と仏教」(全5回)2006年11月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座として、2007年2月まで、5回にわたって講演を行った。パミール高原から西にのびるヒンドゥー・クシュ山脈の南北に遺る仏教関係の遺跡を取り上げ、時代をおってアフガニスタンにおける仏教の変遷について解説した。
「クシャ・ゴラ石窟とムシュタック石窟:2006年バンデ・アミール流域の石窟調査」2006年12月2006年第2次龍谷大学アフガニスタン学術調査報告会「仏教西漸:アフガニスタンの歴史・考古・仏教」において研究報告を行った。その内容は、第2次龍谷大学アフガニスタン学術調査隊によって行われた考古調査で、バーミヤーン西方のヤッカウラング地区から新たに確認されたサレ・スム石窟の概要について報告をした。
「舎利塔崇拝の広がり」(全6回)2007年04月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座として、2007年7月までに6回にわたって講演を行った。仏滅後、ガンガー河中流域に8乃至10基が建立され舎利塔は、前3世紀のアショーカ王期にはほぼインド全域に、起源前後ころには異文化世界へと広がっていった。その舎利塔をめぐる信仰の様相を時代をおって解説した。
「輾転する仏教:仏教はどこまで西へ伝わったのか」(全6回)2007年11月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座として、2008年2月まで6回にわたって講演を行った。仏教の東伝の様相について夙に研究が進められてきたが、インドからの西伝となるとほとんど研究はされてこなかった。しかしながら、西トルキスタンには仏教の遺跡もあり、それらを手がかりに仏教がどれだけ西へ伝わったのかを解説した。
「輾転する仏教:石窟寺院の世界」(全6回)2008年04月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座として、2007年7月まで6回にわたって講演を行った。インドから中央アジアにかけて遺っている石窟寺院を手がかりに、その時代、その地域の仏教の受容と変容を解説した。
「輾転する仏教:海洋を通じて伝わった仏教の姿」(全6回)2008年11月龍谷大学RECコミュニティカレッジ・パンフレット講座として、2009年2月まで6回にわたって講演を行った。紀元前3世紀、海洋を通じて南洋へと広がった仏教は、現在もスリーランカーやインドシナ半島に根付いている。が、しかしながらクメールの遺跡群やジャワ島のボロブドゥールなど、現在とは異なる仏教も遺跡として遺っている。それらの様相を解説した。
「ムルガーブの石窟」2009年03月2009年第4次龍谷大学アフガニスタン学術調査報告会「仏教西漸:トルクメニスタン,そしてイランへ」で研究報告を行った。その内容は、第4次龍谷大学アフガニスタン学術調査隊によって行われた考古調査で、アフガニスタン中央部を源流とし、トルクメニスタン中央部のメルブへとつながるムルガーブ流域に点在する石窟の概要について報告をした。
「ヤッカウラング周辺の遺跡と仏教伝播の西への道」2009年07月南アジア北辺地域における文化交流諸相研究班(京都大学人文科学研究所)の研究会で研究報告を行った。その内容は、龍谷大学アフガニスタン学術調査隊の考古聴者によって確認されたヤッカウラング地区の遺跡から、これまで知られることのなかった仏教伝播の西方への道が存在していたのではないかという仮説を提示した。
「【調査報告】トルコ・イラン・トルクメニスタンにおける石窟の調査」2009年12月南アジア北辺地域における文化交流諸相研究班(京都大学人文科学研究所)において報告。その内容は、第5次龍谷大学アフガニスタン学術調査隊によって行われた、トルコ・イラン・トルクメニスタンの石窟の調査概要とそれぞれの特徴について報告をした。
「アフガニスタンから見えたもの」2010年02月伝道教学センター 「日曜講演」(浄土真宗本願寺派)で講演を行った。龍谷大学アフガニスタン学術調査隊に従事しながら、長く戦闘地帯にあったアフガニスタンで見てきたものを報告した。
「バンデ・アミールからムルガーブへ」2010年03月龍谷大学370周年国際シンポジウム「人類の至宝 アフガニスタン」で研究報告を行った。その内容は、アフガニスタン中央部を流れるバンデ・アミール川から、同域を源流とし、トルクメニスタン中央部のメルブへ流れるムルガーブ川流域に点在する石窟の概要を報告をした。
「ヤッカウラング周辺の石窟:石窟寺院の系譜の一環として」2010年07月平成22年度西山学会研究発表大会(京都西山短期大学)で研究発表を行った。そこで龍谷大学アフガニスタン学術調査隊によって明らかになったヤッカウラング周辺の石窟を軸に、それまでに明らかになっている仏教石窟との比較を行い、どのような位置づけになるのかを発表をした。
「バーミヤーン:大仏建立とその周辺」2010年09月相愛大学「市民仏教講座」で講演を行った。2001年3月にタリバーンによって爆破されたバーミヤーンの大仏ではあるが、皮肉も大仏建立の手がかりも明らかになった。現地調査で得た知見をもとにバーミヤーンの大仏建立に関わる事情を解説した。
「仏法東伝:シルクロードの仏教と文化」(全6回)2011年09月真宗大谷派山城第一組門徒会聞法研修会で講演を行った。インドと中国の狭間にあるシルクロードは、単に仏教の渡り廊下ではなく、各地に点在する遺跡・遺構、より広範囲にわって発見されている美術・考古資料を手がかりとして、仏教の中央アジア的受容と変容を解説した。(2012年5月まで各テーマで6回にわたって行った)
「仏教とシルクロード:玄奘三蔵とその教え」2014年08月毎日文化センター大阪の「土曜歴史館VI シルクロード史の謎」で講演を行った。仏教にとってシルクロードとはどのようなものであったのか。7世紀の玄奘のインド求法の旅を手がかりとし、その意味と解明。観音信仰と称名念仏への影響も指摘した。
「バーミヤーンの仏教:北伝仏教の展開II」2015年06月龍谷大学文学部開講科目「アジアの仏教と文化」(第10講)で講演を行った。バーミヤーンの仏教を中心として、仏教が混淆するありさま、そして外部との関連性を失うとペイガニズム化していくという流れを解説した。
その他
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
「バーミヤーン西方で,新たな仏教遺跡を発見」単著2006年03月『龍谷』2006、第61号  龍谷大学アフガニスタン学術調査隊によって発見された新たな仏教石窟の概要とその後の課題を説示。
「バンデ・アミールからムルガーブへ」単著2010年10月『龍谷大学370周年記念報告書』(龍谷大学) 67-72アフガニスタン中央部を流れるバンデ・アミール川から、同域を源流とし、トルクメニスタン中央部のメルブへ流れるムルガーブ川流域に点在する石窟の概要を報告。