書名 | 単著・共著 | 年月 | 発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称 | 編者・著者(共著の場合のみ) | 該当ページ数 | 概要 |
八尾市内小学生・中学生・高校生の朝食・間食実態調査の結果とその後の啓発活動について | 共著 | 2003年02月 | 第7回大阪府栄養士会研究発表会
(あべのメディックス) | | | 2000年より、大阪府八尾市の栄養士会「栄養アドバイザーやお」では、八尾市内幼稚園、小学生・中学生・高校生を対象に食育を継続して行っている。本報告は、今までの食事調査から得られた食事内容の実態とその問題点、また、今後の栄養サポートの方向性について行った。八尾市内小学生・中学生・高校生の朝食には、欠食、栄養のバランスに問題があると思われた。また、間食の選び方にも問題があると思われた。これらの結果をもとにした啓発活動は、朝食と間食のとり方を考えてもらうきっかけになったと思われる。今後も、継続してこのような取り組みが必要と考えられた。
(共同研究者名)中村富予、武田全子、竹山育子、原田智恵、浅井千佐子、木村由美、山本良子、西村節子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
八尾市における食事調査と啓発活動について(3)-幼稚園児のお弁当- | 共著 | 2003年09月 | 第50回日本栄養改善学会学術総会
(川崎医療福祉大学) | | | 大阪府八尾市の栄養士会「栄養アドバイザーやお」では2000年より継続して食育を実施している。今までの調査で、幼稚園児のお弁当には野菜と魚料理が少ない傾向があった。そこで、2002年から2003年にかけて八尾市内の2幼稚園の園児(T園113人、Y園90人)を対象にお弁当調査を実施、その後、園児と保護者に対し「もっと野菜と魚を食べよう」をテーマに食育を継続して実施、再度お弁当調査を実施した。本報告は、幼稚園児のお弁当の食育後の変化と啓発活動について行った。2園とも食育前には野菜料理が少なかったが、食育後には2園とも野菜料理の品数、量ともに増えていた。今後も、このような取り組み継続していくことが必要と考えられた。
(共同研究者名)竹山育子、中村富予、寺川恵子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
八尾市における食事状況調査と啓発活動についての報告(1)中学生の朝食実態調査 | 共著 | 2004年10月 | 第51回日本栄養改善学会学術総会
(石川県立音楽堂) | | | 大阪府八尾市の栄養士会「栄養アドバイザーやお」では2000年より継続して食育を実施している。今までの調査では、中学生の朝食欠食率が増加傾向にあった。そこで、2003年10月に中学生613名を対象にアンケート調査を実施した。本報告は、中学生の朝食・間食の実態と問題点とその後の啓発活動について行った。日常の朝食の欠食習慣24%、全く食べないと答えた生徒は全体の8%で男女とも学年が高い程欠食率も高かった。主食のみの生徒は20%であった。そこで、中学校文化祭において、朝食摂取勧奨と野朝食の栄養バランスについての啓発活動を実施した。今後も、継続してこのような取り組みが必要と考えられた。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、足立友美、中村富予、西村節子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
八尾市における食事状況調査と啓発食育媒体を使用しての栄養改善活動の展開 | 共著 | 2005年03月 | 第9回大阪府栄養士会研究発表会
(あべのメディックス) | | | 大阪府八尾市の栄養士会「栄養アドバイザーやお」では2000年より継続して食育を実施している。本報告は、食育の実施方法および今後の栄養サポートの方向性について行った。幼稚園・小学校低学年・成人において、ペープサートによる食育を実施している。年齢層に応じた栄養教育媒体を使用しての食育を行うことは有用であった。しかし、行動変容を伴うような食育を行うためには継続した指導と評価方法の検討が必要であり、経年的な食育が行えるカリキュラムを作成することが課題であると考えられた。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、原田智恵、西村節子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
八尾市における食事状況調査と啓発活動についての報告(2) | 共著 | 2005年09月 | 第52回日本栄養改善学会学術総会
(徳島大学・アスティ徳島) | | | 大阪府八尾市の栄養士会「栄養アドバイザーやお」では2000年より継続して食育を実施している。2004年11月八尾市民179名を対象に「緑黄色野菜」という言葉を認知している事を条件にアンケート調査を実施した。本報告は、緑黄色野菜の認識度と野菜摂取状況、さらにそれぞれに相関が見られるかについて行った。緑黄色野菜の正解率が全体で最も高かった野菜はピーマン(正解率86.1%)、誤答率が最も高かった野菜はにがうり(誤答率53.6%)であった。緑黄色野菜の正解率が高いほど野菜料理の摂取品数の多い事が伺えた。八尾市民は野菜に対する関心度は高いが、誤った認識も多くみられたため、野菜に対する啓発活動が必要であることがうかがえた。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、西村節子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
大阪府における食事状況調査と啓発活動についての報告(2)栄養士養成施設での朝食調査 | 共著 | 2006年10月 | 第53回日本栄養改善学会学術総会
(つくば国際会議場) | | | 今後の食育の中心的立場となる栄養士養成施設の学生の朝食習慣の実態を調査し、学生へ望ましい食習慣への啓発と学生指導の指標となる資料提供、しいては卒業後の活動の一助となる事を目的として大阪府下の複数の栄養士養成施設において平成18年度の授業開始時に261名を対象として朝食の実態調査を実施した。日常の朝食の欠食習慣について週に1回以上欠食すると答えた者は36.5%で、ほとんど食べないと答えた者は10.0%であった。朝食実態調査の結果、日常における生活リズムが摂取状況に影響を及ぼしていることが伺え、学生の生活パターンを考慮した栄養教育が必要とであると示唆された。今回の調査は有意義であったと考える。(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、竹山杏奈
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
大阪府立清水谷高校及び栄養士養成校における食育授業協力 | 共著 | 2007年03月 | 第11回大阪府栄養士会研究発表会
(大阪リバーサイドホテル) | | | 大阪府立清水谷高等学校においては、平成17年度の総合学習の授業で家庭科を選択した生徒が大阪府内の幼稚園で食育を行うにあたり、食育を行う側の立場としての実践方法の指導、一方、栄養士養成校においては、「栄養指導実習」の授業で学生が食育媒体を作成し指導案を立てる前の段階で、実践例として実演の依頼と、「卒業研究」における学生への現場実践指導の依頼があった。媒体・シナリオ製作において完成度の高いものにするには、学生の自主性に重点を置きながらある程度の軌道修正が必要であり、専門家の指導が不可欠であることがうかがえる。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
コホート研究によるコーヒー摂取量と大腸腫瘍発生の検討 | 共著 | 2007年07月 | がん予防大会in TOKYO 2007(第14回日本がん予防学会、第8回日本がん分子疫学研究会、第30回日本がん疫学研究会)
(学術総合センター) | | | 前向きコホート研究によりコーヒー摂取量と大腸腫瘍発生の関係を検討した。大阪府立成人病センターで実施された食物繊維、乳酸菌製剤による大腸癌予防のための無作為割付臨床試験参加者を対象とした。コーヒーを飲まない群の腫瘍発生率に対して、1日に1杯以下、2杯以下、3杯以下、3杯より多い群の腫瘍発生率の相対危険度を算出した。コーヒーを1日に3杯より多く飲んでいる群において、4年目腫瘍発生率、4年目中等度以上腺腫発生の相対危険度は減少する傾向があり、3mm以上の腺腫発生の相対危険度は0.45(95%信頼区間:0.21-1.00)と特に低下していた。コーヒーを1日に3杯より多く摂取することにより大腸癌のリスクを減少できる可能性が示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、石川秀樹、中村富予、酒井敏行
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
大阪府における朝食実態調査と地域活動栄養士としての取り組み1 | 共著 | 2007年09月 | 第54回日本栄養改善学会学術総会
(長崎ブリックホール) | | | 食育活動の基礎資料を得るためにアンケート形式による「朝食実態調査」を実施し、対象者のニーズにあった栄養サポートの方法を検討した。欠食が常習化している者において食生活の改善のみならず日常生活の改善を包含した支援ができる栄養サポートの方法を模索する必要があることが示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、竹山杏奈
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
大阪府における食事状況調査と啓発活動についての報告(4) | 共著 | 2008年09月 | 第55回日本栄養改善学会学術総会
(鎌倉芸術館・鎌倉女子大学) | | | 平成19年度に依頼のあった大阪府下の私立幼稚園において、園児およびその保護者を対象に行った食育の内容と、その後の園児や保護者の様子を園長および幼稚園教諭を通して調査した内容を報告する。依頼のあった幼稚園は、完全給食の実施園であり、日頃より食育に対して積極的に取り組んでいる園である。各幼稚園においての食育に対する取り組み方により、保護者および教職員の意識に違いがみられることから、地域活動栄養士が幼稚園での食育のアドバイザーとして関わるには幅広い対象者に対応できる食育プログラムの作成と組織作りが今後の課題と考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、竹山杏奈
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
身体計測値の測定者による測定誤差 | 共著 | 2009年03月 | 第7回日本栄養改善学会近畿支部学術総会
(大阪樟蔭女子大学) | | | 管理栄養士養成課程の学生は測定部位や皮下脂肪のつまみ方等を正しく理解できず、測定値に誤差が生じることが考えられる。身体計測を行う場合の問題点について検討し、今後の指導指標とすることを目的とした。管理栄養士養成課程の2回生が授業中に肩甲骨下皮下脂肪厚(SSF)、上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF)、上腕周囲長(AC)、膝高の計測実習を実施した。 身体計測の手技において、上腕周囲長(AC)、膝高など測定部位が特定できるものは繰り返しの練習で測定法の理解を得ることが可能と思われる。 上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF)においては測定部位のつまみ方を正しく理解していないことがうかがえた。
(共同研究者名)竹山育子、景山洋子、中村富予、保井智香子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
大阪府における食事摂取状況と啓発活動(3)~管理栄養士・栄養士養成施設での調査~ | 共著 | 2009年09月 | 第56回日本栄養改善学会学術総会
(札幌コンベンションセンター) | | | 今後の食育の中心となるべき管理栄養士・栄養士養成施設における学生の朝食習慣の実態を調査し、学生指導の指標及び対象者が卒業後、その活動の一助と成り得る事を目的とする。平成20年度に大阪府内の当該養成施設(大学・短大・専門学校)の学生343名を対象にアンケート調査を実施した。管理栄養士・栄養士養成施設の学生であるという観点から考えると、朝食欠食率、とくに一人暮らしの学生の朝食欠食率、野菜摂取率及び朝食内容は、将来栄養指導をする立場となるものとしては好ましくなく、食習慣改善が課題であると考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、竹山杏奈、中村富予
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
大阪府における朝食摂取状況と啓発活動(3)~管理栄養士・栄養士養成施設での調査~ | 共著 | 2010年09月 | 第57回日本栄養改善学会学術総会
(女子栄養大学) | | | 管理栄養士・栄養士養成施設における学生の朝食習慣の実態を調査し、学生指導の指標及び対象者が卒業後、その活動の一助と成り得る事を目的とした。朝食の欠食習慣について「毎日食べる」と回答したものは72.1%、ほとんど食べないと回答したものは8.4%であった。欠食理由は「時間がないから」「食欲がないから」であった。主食・主菜・副菜をそろえて摂取しているものは29.5%と少なかった。朝食喫食率、野菜摂取率及び朝食内容は、将来栄養指導をする立場となるものとしては好ましくない。今回の結果から学生自身に改善方法を考えさせることにより、対象者の行動変容支援を含めた食育ができる管理栄養士・栄養士養成の一助としていきたい。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、竹山杏奈、中村富予
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
糖尿病性腎症から透析に至った長期管理不十分な患者に食事介入を実施した症例 | 共著 | 2010年12月 | 第9回日本栄養改善学会近畿支部学術総会
(滋賀県立大学) | | | 【症例】36歳女性【現症】糖尿病性腎症、2010年4月より、透析間体重増加率の増大を認め、5月よりレコーディングによる介入を開始。管理栄養士が毎日の記録を依頼し、管理栄養士及び担当看護師が繰り返し指導した。当院での透析開始当初より何度かアプローチを試みたが、拒否。今回、患者とのコミュニケーションの時間を十分にとり、「本人の実行しやすい事」からアプローチした結果、管理栄養士と患者の信頼関係が形成され、患者自身のやる気をおこさせたと思われる。長期にわたって管理不十分な患者に対しても、管理栄養士が忍耐強くサポートを行うことの重要性が示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、今井佐恵子、藤井玲子、勝井秀憲、川越和美、寺川知良
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
母娘とも糖尿病性腎症から透析に至った管理不十分な患者に食事介入を実施した症例 | 共著 | 2011年01月 | 第14回日本病態栄養学会学術総会
(パシフィコ横浜) | | | 母子とも糖尿病性腎症から透析に至った長期間管理不十分な患者に、栄養的介入を試み、成功した1症例。医療スタッフとのコミュニケーションが行動変容につながったと考える。患者自身が納得した上で「本人の実行しやすい事」からアプローチした結果が患者自身のやる気をおこしたと思われる。長期にわたって管理不十分な患者に対しても、管理栄養士が忍耐強くサポートを行うことの重要性が示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、今井佐恵子、藤井玲子、勝井秀憲、川越和美、寺川知良
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
血液透析患者のQOL向上のための検討~死亡透析患者の解析~ | 共著 | 2011年03月 | 第15回大阪府栄養士会研究発表会
(大阪リバーサイドホテル) | | | 慢性透析患者に患者の生活,家族構成,身体状況を考慮した個別の食事指導を実施し,患者が食事療法を受け入れ,良好な予後,QOLの維持向上を図ることを目的とした。維持血液透析期間中に死亡した患者46名を対象に死亡原因を検証した。主な死亡原因は,心不全,脳梗塞,悪性腫瘍で、血糖コントロール不良,カリウム・リンなどの電解質コントロール不良,水分・塩分のコントロール不良,低栄養,血圧および体重(透析間体重増加率)の管理不十分は死亡原因に影響を与えた因子として考えられた。栄養の自己管理が適切に行われていれば,死亡時期の延長は可能であったと思われる。
(共同研究者名)竹山育子、今井佐恵子、寺川知良
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
死亡透析患者の解析~血液透析患者のQOL向上に向けて~ | 共著 | 2011年09月 | 第58回日本栄養改善学会学術総会
(広島国際会議場・広島市文化交流会館・アステールプラザ) | | | 維持透析期間中に死亡した患者の死亡原因および死亡原因へ影響を与えた因子について把握し、現在透析施行中の患者の指標作成のための資料とし、慢性透析患者の良好な予後、QOLの維持向上を図ることを目的とした。原疾患は、慢性糸球体腎炎など腎疾患によるものが48%と最も多く、次いで糖尿病35%、高血圧性腎硬化症11%、その他6%の順であった。血糖コントロールが悪く下肢切断後死亡、高カリウム血症により心停止した患者が確認された。血糖コントロール不良、カリウム・リンなどの電解質コントロール不良は、死亡原因に影響を与えた因子として考えられる。今後、以上の結果を現在維持血液透析期間中の患者の指導に生かし、栄養およびQOL改善に結びつく栄養指導方法について検討する予定である。
(共同研究者名)竹山育子、今井佐恵子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
血液透析患者のQOL向上のための検討~KDQOLの原疾患別解析~ | 共著 | 2011年12月 | 第10回日本栄養改善学会近畿支部学術総会
(奈良女子大学) | | | 性透析患者の良好な予後,QOLの維持向上を図ることを目的とし、KDQOL-SF ver.1.3を使用し、腎疾患特異的尺度と包括的尺度についてQOLを評価した。糖尿病群は腎臓病群に比べ、症状、睡眠、ソーシャルサポート、ケアに対する満足度が高かった。糖尿病患者は血糖管理のため、管理栄養士が年間6回以上ベッドサイド訪問をし、継続指導を実施しており、 継続的に指導をすることで患者とのコミュニケーションを高め、ケアに対する満足度向上に影響を与えたと推測される。
(共同研究者名)竹山育子、今井佐恵子、藤井玲子、勝井秀憲、水橋由貴、寺川知良
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
血液透析患者の継続栄養指導の有用性についての検討
―集団栄養指導としての調理実習による介入― | 共著 | 2012年03月 | 第16回大阪府栄養士会研究発表会
(大阪リバーサイドホテル) | | | 慢性透析患者の良好な予後,QOLの維持向上を図ることを目的とし、市販の食品、惣菜、レトルト食品をアレンジし、調理労作の軽減を図り、調理経験のない1人暮らしの男性や体調不良の患者でも取り組めるような独自の調理実習を実施した。カット野菜や市販のお惣菜を利用するなど調理による負担を軽減した。実施後のアンケート結果によると,調理実習を機に自分の食生活を見直すと全員が回答しており,実際に患者自身が調理を体験し,試食することは大きな意義があると考える。
(共同研究者名)竹山育子、今井佐恵子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
血液透析患者の継続的食事介入の有用性についての検討 | 共著 | 2012年09月 | 第59回日本栄養改善学会学術総会
(名古屋国際会議場) | | | 維持血液透析患者に個別の食事指導を継続的に実施することにより,良好な予後,QOLの向上を図ることを目的とした。対象者の血圧、血液データおよび糖尿病性腎症患者のHbA1cを介入前と2年後を比較検討した。介入群においては,収縮期血圧および血清リンが有意に改善し,糖尿病性腎症の非介入群ではHbA1cが上昇した。腎疾患,糖尿病性疾患患者にとって重要な血圧管理,血糖コントロールを維持するには管理栄養士による介入が必要であることが示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、今井佐恵子
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
多職種協働による在宅難病患者支援における栄養介入の効果についての検討 | 共著 | 2012年10月 | 日本公衆衛生学会学術総会
(山口市民会館) | | | 難病患者・家族の日常生活上における悩みや不安などの解消を図るとともに、QOLの向上を目的として難病患者への栄養介入の効果について検討をした。体重減少および症状進行の発症後20数年の神経難病患者(ADL C2、要介護 5、認知症あり、ミキサー食摂取)に栄養介入を試みた。在宅患者の支援は、介護者の生活状況、経済状況、介護能力をも視野に入れたうえで行う必要がある。多職種と連携したうえで、患者および患者家族との信頼関係を構築し、具体的な指導を実施することは、患者の身体状況改善、QOL向上に寄与することが示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、爲房恭子、逵妙美、吉田和希、中村富予
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
在宅難病患者支援における訪問栄養指導の効果についての検討 | 共著 | 2012年12月 | 第11回日本栄養改善学会近畿地方会
(武庫川女子大学) | | | 【症例】57歳女性(要介護5)発症後20数年、ヘルパーの介護により身体状態を維持していたが、長女が調理を担当するようになり、1か月で体重が33.5 kgから31.0 kgに減少した。患者家族とケアマネージャー、ヘルパーのコミュニケーションがとれておらず、保健師、管理栄養士が患者家族とヘルパーの連携方法を調整し、食事摂取量増加、栄養状態改善にむけて経済状況および患者家族の生活状況をふまえた具体的介入を行った。6W後、体重は回復した。管理栄養士の提案が患者家族にとっても負担が少なく継続できたこと、保健師が患者家族とヘルパー間の調整を行ったことで、それぞれのコミュニケーションが図れた結果得られた成果である。
(共同研究者名)竹山育子、爲房恭子、逵妙美、中村富予
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
他職種協働で行う栄養ケアについての検討 | 共著 | 2013年03月 | 第17回大阪府栄養士会研究発表会 | | | 訪問栄養食事指導を通して在宅療養者の栄養改善をはかり、支援することを目的として、「在宅療養者の栄養ケアを考える会」において、多職種協働で行う栄養支援について検討している。神経筋難病患者に1か月間に7.5%の体重減少がみられ、栄養評価を実施した結果、摂取量 880 kcal/日、たんぱく質28 g/日(経腸栄養剤を含む)であった。多職種協働によるケアを行った結果、6週間後体重が2.5 kg増加、身体状況の改善がみられた。多職種と連携したうえで、患者および患者家族との信頼関係を構築し、具体的な指導を実施することは、患者の身体状況改善、QOL向上に寄与することが示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、爲房恭子、逵妙美、中村富予
担当部分:共同研究につき抽出不可能 |
健康教室前後の身体組成の変化に関する一考察
-内田クレペリン精神検査法による類似人柄群別検討 | 共著 | 2014年08月 | 第61回日本栄養改善学会学術総会講演要旨集
| | 230 | 健康教室参加時の類似人柄群(協調派,堅実派,活動派,個性派)別身体組成の変化について検討した。教室開始時に内田クレペリン精神検査を実施して人柄型を判定すると同時に,教室毎にInBody 430を用いて体成分分析に関する測定を行った。堅実派14名,個性派9名,協調派5名,活動派1名で、堅実派と協調派群では体脂肪量・体脂肪率が減少し,除脂肪率が増加した。独自の感性を持つ対象には個人別健康教育プログラムが必要と考えられた。
(共同研究者名)保井智香子、中村富予竹山育子、多門隆子、船越正康 担当部分:共同研究につき抽出不可能
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朝食摂取頻度と朝食内容からみた課題(1)
平成26年8月 | 共著 | 2014年08月 | 第61回日本栄養改善学会学術総会講演要旨集
| | 298 | 対象者のニーズにあった食育活動の内容を検討することを目的とし、地域イベントにおいて朝食摂取状況調査を実施した。朝食での野菜の摂取率は低い。調理のいらない菓子パンを摂取し、野菜を摂らないケースがみられたことから、簡単に野菜が摂取できる朝食メニューの提供など具体的な提案が必要であると思われる。また、朝食の欠食理由に「持病(糖尿病など)があるため、朝食の摂取は控えている」といった回答やスナック菓子を朝食としている者もあり、情報提供の際、栄養学の基礎知識を加味することも必要である。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、竹山巴麗、吉田由里 担当部分:データ収集・解析・まとめ全般
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公開講座「メタボダイエット教室」による減量効果の検討 | 共著 | 2014年11月 | 第73回日本公衆衛生学会講演要旨集 | | | 地域住民を対象とした公開講座「メタボダイエット教室」(以下ダイエット教室)を開催し、その受講者の体重、BMI、体脂肪率及び身体運動機能に及ぼす影響について検討を行った。メタボダイエット教室への参加によって体重、BMI、体脂肪率が減少し、肥満が改善される傾向を示す可能性がある。
(共同研究者名)北村沙織、爲房恭子、保井智香子、竹山育子 担当部分:共同研究につき抽出不可能
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健康教室参加時の心理指標と身体活動量の変化に関する検討
-内田クレペリン検査法による精神健康度について- | 共著 | 2014年12月 | 第13回日本栄養改善学会近畿支部学術総会講演要旨集
| | | 健康教室参加時の心理面(精神的健康水準)と教室期間中の身体活動量の変化について検討した。教室開始時に内田クレペリン検査を実施し,精神健康度5段階を判定した。教室開始時と終了時における身体組成・身体活動量・活動強度を健康度の高+中上度群(高度群)と中度以下群(低度群)に分け比較した。高度群の運動量増と活動時間増は,高健康者が示す意欲と積極性による結果と推察された。教室時には精神的健康水準を高めるための動機づけが必要と考えられる。 (共同研究者名)保井智香子、中村富予竹山育子、多門隆子、船越正康 担当部分:共同研究につき抽出不可能
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朝食教室における食習慣に対する意識と啓発についての検討
平成27年9月 第62回日本栄養改善学会学術総会
(福岡国際会議場) | 共著 | 2015年09月 | | | | 対象者が望ましい食形態を学習し、朝食の大切さを認識するとともに自身の食生活に反映させることを目的として「みんなで考える朝食教室」を自治体の助成金を受け実施した。朝食喫食率は高いが、朝食時に野菜を摂取している者は少なかった。1か月後目標が実践できている者も少なく、理論ではわかっているが実践できないと言うのが現実であることがうかがえた。今回の取り組みは、啓発効果はあったと思われるが、目標の継続、実践には課題が残った。標を継続させるためには、季節を考慮した具体的な内容の啓発および繰り返しの啓発が必要であると考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、吉田由里 担当部分:データ収集・解析・まとめ全般
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朝食教室における食習慣に対する意識と啓発についての検討
| 共著 | 2015年09月 | 第62回日本栄養改善学会学術総会講演要旨集
| | 203 | 対象者が望ましい食形態を学習し、朝食の大切さを認識するとともに自身の食生活に反映させることを目的として「みんなで考える朝食教室」を自治体の助成金を受け実施した。朝食喫食率は高いが、朝食時に野菜を摂取している者は少なかった。1か月後目標が実践できている者も少なく、理論ではわかっているが実践できないと言うのが現実であることがうかがえた。今回の取り組みは、啓発効果はあったと思われるが、目標の継続、実践には課題が残った。標を継続させるためには、季節を考慮した具体的な内容の啓発および繰り返しの啓発が必要であると考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、吉田由里 担当部分:データ収集・解析・まとめ全般
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糖尿病予防啓発イベント「糖尿病フェスタ」の取り組みと食育SATシステムによる食生活の分析 | 共著 | 2016年01月 | 第19回日本病態栄養学会年次学術集会講演要旨集
| | | 糖尿病フェスタにおいて食育SATシステムを用いて食生活診断を実施した。年齢が上がるとともに積極的野菜を摂取するが食塩摂取量が上昇する傾向が見られた。食育SAtを用いた食事診断は参加者の食生活の特徴を把握するのに役立つと考えられる。
(共同研究者名)織田 都、藤田洋平、隈本理香、笠井香織、谷 菜穂子、山根泰子、宇山美妃、角谷勲、竹山育子、馬屋原 豊
担当部分:糖尿病フェスタ実行委員
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食と防災シンポジウム2015「備えてまっか~!まさかの時の食Ⅳ」 | 共著 | 2016年03月 | 相愛大学研究論集, 32, | | 31-39 | 食と防災シンポジウムの一環として学科展示を実施し、管理栄養士養成大学としての学生の防災に対する意識や理解を深めるための取り組みについて報告した。講演による座学、展示による実践的な防災方法の伝授により、防災意識は高まったと思われる。
(共同研究者名)太田美穂、宮谷秀一、多門隆子、竹山育子、堀野成代、角田綾香
担当部分:展示、配布資料作成
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親子朝食教室における朝食状況と啓発についての検討
| 共著 | 2016年06月 | 日本食育学術会議第11回大会(食育学研究Vol.11No.1)
| | 95 | 地域に密着した朝食摂取および野菜摂取勧奨のためのプログラムの構築、実施が必要と思われる。そこで、朝食・野菜摂取勧奨に対する取り組みを実施した。野菜を目標量食べることができている者がおり、朝食時の野菜のおかずが増えていることから今回の取り組みは、啓発効果はあったと思われる。しかし、朝食喫食率は高い割に朝食時に野菜を摂取している者は少なく、それを問題視する知識はあるが、1か月後に実践できている者が少ないことから、理論ではわかっているが実践できないと言うことが現実であることがうかがえた。目標を継続させるためには、季節を考慮した具体的な内容の啓発および繰り返しの啓発が必要であると考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子 担当部分:データ収集・解析・まとめ全般
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高齢者の朝食摂取状況と朝食内容に関する検討
| 共著 | 2016年09月 | 第63回日本栄養改善学会学術総会講演要旨集
| | 240 | 健康寿命延伸のための食育活動の内容を検討することを目的とし、高齢者の朝食摂取状況および内容を調査した。今回の対象者の食事内容は単品摂取が少なく、摂取食品数が多かったことから食品の多様性は満たされていると思われる。今後は摂取食品数が増加できるような手間のかからない朝食メニューの提供など、具体的な提案をするとともに、さらに調査対象者を拡大し、対象者のニーズに即した媒体作成、啓発活動を展開したいと考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、吉田由里 担当部分:データ収集、解析、まとめ全般
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管理栄養士養成課程の実習科目の中に位置付けた地域連携事業の効果(査読付) | 共著 | 2016年10月 | 栄養学雑誌Vol.74 No.5 2016 148~155
| | 32-39 | 臨床栄養学実習の中に位置づけた大阪府立急性期・総合医療センターとの地域連携事業「糖尿病フェスタ」に参加した学生の地域連携事業の効果について検討することを目的とし、社会人基礎力および管理栄養士基本コンピテンンシーの自己評価の変化を調べた。糖尿病フェスタの前後で、社会人基礎力の12の能力要素および管理栄養士基本コンピテンンシー4項目の自己評価はすべて有意に上昇した。地域連携事業が学生の管理栄養士に対する職業意識を高め、さらなる学びの必要性を認識させる実践であったことが示唆された。
(共同研究者名)村井陽子、多門隆子、竹山育子、岸田由岐、杉山 文、堀野成代
担当部分:糖尿病フェスタ実行委員、学生指導、臨床栄養学授業担当、調査
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親子教室における朝食習慣に対する意識と啓発についての考察 | 共著 | 2017年03月 | 相愛大学研究論集, 33, | | 65-71 | 若年者の朝食欠食および野菜摂取不足が将来、生活習慣病の発症に影響を及ぼすことが懸念される。そこで、対象者が望ましい食形態を学び、考えることによって朝食の大切さを認識し、自身の食生活に反映させることを目的とし八尾市「やおっ子元気・やる気アップ提案事業」の助成を受けて親子朝食教室を実施した。今回の取り組みは、啓発効果はあったと思われるが、目標の継続、実践には課題が残った。実践可能な食育を目指したことは、参加者にとって取り組みやすかったと思われる。しかし、目標の継続、実践のためには地域に密着した継続的な啓発および食育が必要であることが示唆された。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、吉田有里
担当部分:研究全般、まとめ
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健康イベント来場者を対象とした食事内容の検討2
~食育SATシステムによる食事診断結果から~
| 共著 | 2017年03月 | 第64回日本栄養改善学会学術総会講演要旨集
| | 274 | 生活習慣病の発症予防・重症化予防を目標として経年に渡り幅広い年代を対象として継続した食育活動を展開している。健康寿命延伸のための食育活動の内容を検討し啓発することを目的とし、対象者の食事内容を把握するため食育SATシステムをツールに食事調査、診断を行った。対象者が選択しているメニューには野菜の副菜が少ない、塩分の摂取過剰がみられた。以上より、野菜摂取勧奨につながる簡単メニューの提案および食品の組み合わせによるバランスのとれた献立作成についての啓発と減塩対策が必要である。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、吉田由里
担当部分:データ収集、解析、まとめ全般
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高齢者の朝食摂取状況に関する検討 | 共著 | 2017年11月 | 第16回日本栄養改善学会近畿支部学術総会講演要旨集
| | 68 | 高齢者の朝食摂取状況および内容を調査し、食育活動の内容を検討することを目的とし、Y市で開催された「健康・医療・福祉展」に来場した65歳以上を対象に自記式アンケート調査を実施した。今回の対象者の食事内容は単品摂取が少なく、品数が多かったことから食品の多様性は満たされていると思われる。今後はさらに高齢化がすすむ中、摂取食品数が増加できるような手間のかからない朝食メニューの提供など、具体的な提案をしたいと考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、吉田由里
担当部分:データ収集、解析、まとめ全般
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地域の健康イベントにおける朝食摂取状況の検討
~高齢者の現状~
| 共著 | 2018年10月 | 第65回日本栄養改善学会学術総会講演要旨集
| | | 高齢者の朝食摂取状況および内容を調査し、健康寿命延伸のための食育活動の内容を検討することを目的とし、「第28回健康・医療・福祉展」に来場した65歳以上の98人を対象に自記式アンケート調査を実施した。高齢者の低栄養予防やサルコペニア予防のために摂取食品の多様性が要求されるなか、今回の対象者の多様性は満たされていると思われる。今回の調査では、BMIなど体格が調査出来ていないが、今後はさらに高齢化がすすむ中、摂取食品数が増加できるような手間のかからない朝食メニューの開発や個人の栄養状態に応じた情報提供など、具体的な提案をしたいと考える。
(共同研究者名)竹山育子、浅井千佐子、笠松範子、吉田由里
担当部分:データ収集、解析、まとめ全般
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