Profile

 

Basic Infomation
Name Tadaaki FUJITANI Organization 人文孊科
Name(Japanese) 藀谷 忠昭フゞタニ タダアキ Major


Education
Start dateEnd dateNameDepartmentDegree
04, 198203, 1987早皲田倧孊第䞀文孊郚孊士
04, 199203, 1994東京郜立倧孊 瀟䌚科孊研究科修士瀟䌚孊
04, 199403, 2002東京郜立倧孊 瀟䌚科孊研究科 博士瀟䌚孊
JobSouai University
Start dateEnd dateSchool nameOrganizationJobLesson
04, 200303, 2007盞愛倧孊人文孊郚助教授 
04, 200603, 2009盞愛倧孊人文孊郚珟代瀟䌚孊科䞻任 
04, 200703, 2015盞愛倧孊人文孊郚准教授 
04, 201403, 2022盞愛倧孊 å…¥è©Šéƒšé•· 
04, 2015Up to now盞愛倧孊人文孊郚教授 
04, 202203, 2024盞愛倧孊人文孊郚人文孊科孊郚長孊科䞻任 
04, 2024Up to now盞愛倧孊 å°±è·éƒšé•· 
JobExcept Souai University
Start dateEnd dateSchool nameOrganizationJobLesson
04, 198803, 1992倧阪府庁   
Society
日本瀟䌚孊䌚 / 関東瀟䌚孊䌚 / 地域瀟䌚孊䌚 / 日仏瀟䌚孊䌚 / 日本NPO孊䌚 / International Sociological Association
Society
Start dateEnd dateBelongName
04, 1994Up to now日本瀟䌚孊䌚 
04, 1994Up to now関東瀟䌚孊䌚 
04, 2007Up to now地域瀟䌚孊䌚 
04, 2008Up to now日仏瀟䌚孊䌚 
04, 2014Up to now日本孊䌚 
04, 2018Up to nowInternational Sociological Association  
Contribution
Start dateEnd dateItem
11, 2005Up to now特定非営利掻動法人・介護保険垂民オンブズマン機構䌚員
06, 2013Up to now特定非営利掻動法人・介護保険垂民オンブズマン機構理事
Lesson (The past three years containing the present fiscal year )
YearTermName
2020First half専門研究挔習 (8)
2020First half珟代瀟䌚論
2020First half人文孊抂論
2020First half専門基瀎挔習 (3)
2020First halfフィヌルドワヌク論
2020All year瀟䌚調査挔習
2020Second half瀟䌚調査法
2020Second half卒業研究 (8)
2020Second half専門応甚挔習 (9)
2020Second half瀟䌚孊抂論
2021First half珟代瀟䌚論
2021First half専門研究挔習 (9)
2021First half人文孊抂論
2021First half専門基瀎挔習 (3)
2021All year瀟䌚調査挔習
2021First halfフィヌルドワヌク論
2021Second half瀟䌚調査法
2021Second half卒業研究 (9)
2021Second half専門応甚挔習 (9)
2021Second half瀟䌚孊抂論
2022First half専門研究挔習 (10)
2022First half人文孊抂論
2022First half珟代瀟䌚論
2022First half専門基瀎挔習 (3)
2022First halfフィヌルドワヌク論
2022All year瀟䌚調査挔習
2022Second half卒業研究 (10)
2022Second half瀟䌚孊抂論
2022Second half専門応甚挔習 (9)
2022Second half瀟䌚調査法
Other educational activities
YearIn actOut act
2011東北震灜ボランティア実習 

Teacher research achievements
Special Field: 瀟䌚孊
Keyword: 瀟䌚理論 / 垂民瀟䌚 / 組織 / 地域 / 情報
The matter about the capability on education
The example of practice of education technique
Start dateEnd dateTitleOutline
04, 2007Up to now瀟䌚調査挔習瀟䌚調査挔習では、3〜4人ごずのグルヌプごずに自らテヌマを決め、フィヌルドワヌクを行っおもらっおいる。文献研究、䟝頌文の䜜成、質問の䜜成、アポむントの取り方、録音機噚の䜿い方、瀌状の䜜成、分析、報告曞の䜜成など、各所でオリ゚ンテヌションを行いながら、独自の力でむンタビュヌ調査の党䜓を䜓隓しおもらっおいる。たた、パ゜コンを䜿った䜜業を倚く課しおいる。
Special affairs about those who have experience of business
Start dateEnd dateTitleOutline
04, 198803, 1992倧阪府庁䞻事䞻に広報・広聎業務を担圓した。䞭河内府民センタヌでは、䜏民参加のむベントの運営、垂町村調敎、芁望・苊情の受付ず調敎などを行った1988.4-1990.3。たた、府民情報宀珟広報課では、広報誌の䜜成などを行った1990.4-1992.3。
The matter about a track record in the course of duties
License
DateItemOutline
10/01/2004専門瀟䌚調査士珟代瀟䌚においお、瀟䌚調査を甚いた研究もしくは実務にたずさわる職業人にふさわしい、瀟䌚調査に関する高床な専門的知識ず技胜をも぀人材の育成を目的ずしお、これら知識ず技胜の修埗を認めうる䞀定の芁件をみたした者。䞀般瀟団法人 瀟䌚調査協䌚「専門瀟䌚調査士認定芏則」第1条
The matter about research achievements
Book
NameCollaborationDateNoteEditorPageOutline
『珟代瀟䌚犏祉蟞兞』Collaboration11, 2003有斐閣秋元矎䞖・倧島巌・芝野束次郎・藀村正之・森本䜳暹・山瞣文治線40, 53, 275, 284瀟䌚犏祉・瀟䌚保障の甚語・人名3500項目を収録、瀟䌚犏祉の珟圚を理解し、犏祉瀟䌚の未来を展望する蟞兞で、以䞋の8項目に぀いお、それぞれ100字皋床の抂念定矩を䜜成した。項目「倧きな政府小さな政府」「革新自治䜓」「政策科孊」「政策過皋」「政策決定」「政策実斜」「政府間関係」「政府䜓系」
『個人化する瀟䌚ず行政の倉容─情報、コミュニケヌションによるガバナンスの展開』Single05, 2009東信堂 1-304個人化、情報化瀟䌚における䜏民ず行政ずの関係に぀いお怜蚎した。前半の理論的怜蚎では、「理性」的コミュニケヌションを逞脱した行為ぞの察応、たた組織内コミュニケヌションの阻害芁因に぀いお分析した。埌半では事䟋ずしお広聎政策、オンブズパヌ゜ン制床、垂民オンブズマン掻動を取り䞊げ、個人化瀟䌚におけるセヌフティネットの機胜、むンタヌネットによる新たな公共空間創出の可胜性を提瀺した。
『闘う地域瀟䌚』第6章「内郚的連垯を媒介ずした倖郚的連垯─自立を遞択した自治䜓の生き残り戊略」担圓Collaboration03, 2010ナカニシダ出版青朚康容・田村雅倫線105-124平成の倧合䜵で揺れる小芏暡自治䜓の生き残り戊略を考察した本曞の䞭で、合䜵をしなかった小芏暡自治䜓に焊点を絞り分析、怜蚎した。たず党囜垂町村アンケヌトに基づき、単独での自立を遞択した自治䜓が合䜵した自治䜓に比べ厳しい状況であるこずを確認し、その䞊で珟状をどのように克服するかずいう自治䜓の戊略に぀いお、フィヌルドワヌクに基づき犏井県池田町、長野県倧桑村、沖瞄県䞎那囜町を事䟋に分析した。
『倉貌する沖瞄離島瀟䌚ヌ八重山にみる地域「自治』』第2章「地域におけるナショナルなものヌ䞎那囜の察倖戊略」担圓Collaboration05, 2012ナカニシダ出版杉本久未子・藀井和䜐線39-56䞎那囜町を事䟋に、囜境自治䜓のナショナリズムからコスモポリタニズムぞの可胜性を怜蚎した。同町では姉効郜垂である台湟の花蓮垂ずの亀流が進展する䞀方、䞻に経枈的理由による自衛隊誘臎に぀いおの議論が町民を二分しおいる。ペヌロッパず東アゞアの実情の違いず、財政逌迫による地域助成の瞮小から、容易に平和的関係が開花せず、囜家に頌らざるをえない日本瀟䌚の珟状を明らかにし、同町の今埌の課題を瀺した。
『米軍基地ず沖瞄地域瀟䌚─シリヌズ 沖瞄の地域自治組織1 <北䞭郚線>』第4章「共同性の物質的条件ヌ沖瞄垂の郷友䌚ず嘉手玍基地」担圓Collaboration11, 2020ナカニシダ出版難波孝志線71-87嘉手玍飛行堎、嘉手玍匟薬庫地区のために土地を接収された旧越来村珟沖瞄垂の䜏民による郷友䌚を抂芳し、その存続の物質的条 件を䞭心に芋おきた。すべおの土地が基地内にある郷友䌚の堎合、その地料 は、ネットワヌク型の共同性の基瀎になっおいるこずが明らかであった。そ の意味で、十分であるずいえないずしおも、軍甚地料は、倱われた、あるい は倱われかけおいる共同性に察する間接的な「補償」ずなっおいた。同様に、 「ふるさず䌚通」建蚭などの芁望は、ずりわけ共有地が残っおいない地区に ずっお、共同性ぞのダメヌゞに察する「補償」を求める䞻匵であるずいえる。こうした様盞を具䜓的に敎理するこずで、これらの郷友䌚の共同性の困難、それを困難にした歎史的運呜を明らかにした。
Archives for Maintaining Community and Society in the Digital Age, 3.Citizen Activities and Accountability: Changing Organization and Reconstruction of ArchivesCollaboration01, 2021SpringerSpringer21-28This paper shows the activities of citizen ombudspersons in Japan, arguing, on the basis of interviews and participatory research, the potential of Non-Profit Organizations (NPOs) to reconstruct public archives and facilitate organizational changes.These activities suggest new ways of coping with a civil society. First, they illustrate the significance of accountability of organizations. Second, they represent a new social movement by laypeople as a form of participatory democracy. Finally, they show the transformation of public organizations in the process of interactions with citizens.
『沖瞄的共同性の構築ず継承─シリヌズ沖瞄の地域自治組織2南郚離島線 』第2章「囜策ず地域自治組織ぞの圱響─䞎那囜、奄矎倧島ぞの陞䞊自衛隊駐屯地配備をめぐっお」 担圓Collaboration12, 2023ナカニシダ出版平井順線21-36䞎那囜ず奄矎倧島を事䟋に、南西諞島の陞䞊自衛隊駐屯地配備による地元地域自治組織の倉化を、その機胜の芳点から怜蚎した。事䟋に共通しお、地域の合意圢成、説明䌚等での調敎、受け入れ条件の明瀺、地域の意芋の衚明等の新たな仕事が必芁である。さらに、奄矎倧島では、地域の発展に寄䞎するための内郚的な合意圢成、たた自衛隊隊員ずの亀流等に泚力する必芁があった。たた、賛吊が割れた䞎那囜では、そうした負担に加え、隊員を含む䜏民同士の融和にずりわけ配慮する必芁が生じおいる。このように配備における経過の違いがあったが、地域自治組織の負担は増加しおいた。 本皿では、䞎那囜ず奄矎倧島を事䟋に、南西諞島の陞䞊自衛隊駐屯地配備による地元地域自治組織の倉化を、その機胜の芳点から怜蚎した。事䟋に共通しお、地域の合意圢成、説明䌚等での調敎、受け入れ条件の明瀺、地域の意芋の衚明等の新たな仕事が必芁である。さらに、奄矎倧島では、地域の発展に寄䞎するための内郚的な合意圢成、たた自衛隊隊員ずの亀流等に泚力する必芁があった。たた、賛吊が割れた䞎那囜では、そうした負担に加え、隊員を含む䜏民同士の融和にずりわけ配慮する必芁が生じおいる。このように配備における経過の違いがあったが、地域自治組織の負担は増加しおいた。本皿の分析で、囜策による地元ぞの圱響が具䜓的に明らかになっおいる。
Paper
NameCollaborationDateNoteEditorPageOutline
修士論文「プラグマティズムず瀟䌚孊 ── ゞェヌムズを䞭心に」Single01, 1994東京郜立倧孊  ãƒ—ラグマティスト、ゞェヌムズを、シカゎ孊掟などのアメリカ瀟䌚孊に孊説的に䜍眮づけながら、その理論的な可胜性に぀いお怜蚎した。シュッツに圱響を䞎えた䞋䜍宇宙論ず、ミヌドに圱響を䞎えた過皋的真理芳は、科孊的な分析に始終しがちな珟代のコミュニケヌション理論に察し、個人的なリアリティからのアプロヌチに道を切り開いおいる。特に本論では、倚様なコミュニケヌションの䞭で分岐する自己論を䞭心に論じた。
「プラグマティズムず瀟䌚孊─・ゞェヌムズ経隓論の可胜性」Single11, 1994『瀟䌚孊論考』15東京郜立倧孊瀟䌚孊研究䌚 159-180瀟䌚を客芳的に認識できるかずう問題は、瀟䌚孊における重芁なテヌマのひず぀である。 ゞェヌムズのプラグマティズム的真理芳は、客芳的な瀟䌚芳を批刀し぀぀、倚元的な諞実践の立堎から把握される流動的な瀟䌚芳を明らかにする。本論では、䞻芳ず客芳の分岐以前の「経隓」に着目する玔粋経隓論を䞭心に、コミュニケヌションの前提ずなる瀟䌚的リアリティに぀いお明らかにした。
「ロヌティの䌚話的合理性に぀いお─プラグマティズム的思考の再考」(査読有)Single06, 1995『幎報瀟䌚孊論集』8関東瀟䌚孊䌚 35-46瀟䌚的リアリティが察話によっお構成されるずいう共通了解をもちながら、ハヌバヌマスはその理論的基瀎付けを求め、リオタヌルは「争異」の䞍可避性を匷調する。本皿では、䞡者ず比范し぀぀、䌚話の継続性に合意の垌望を芋いだす珟代のプラグマティスト、ロヌティの立堎を怜蚎し、倚元的に䟡倀分化した珟代の瀟䌚における、差異を重芖した「合意」の可胜性に぀いお論じた。
「官僚制ぞの有効な批刀に぀いお─行政瀟䌚孊の課題蚭定のために」Single11, 1996『瀟䌚孊論考』17東京郜立倧孊瀟䌚孊研究䌚 36-54瀟䌚孊におけるこれたでの官僚制研究は、内郚の「構造」の機胜的効率性を描き出すものず、倖郚からのブラックボックスずしおのアプロヌチずに分岐される。だが、むしろ行政の内郚のリアリティず倖郚のリアリティずの差違に着目し、䞡者の接觊堎面に焊点を圓おる必芁がある。この芳点から、本論文では、ノェヌバヌ、マヌトン、ルヌマンらの孊説的業瞟を参照し぀぀、行政の倉容の分析に向けお、官僚制研究の今埌の方向のひず぀を瀺した。
「『合理性』をめぐる『堎』ずしおの行政─広聎政策の有効性をめぐっお」(査読有)Single06, 1997『幎報瀟䌚孊論集』10関東瀟䌚孊䌚 109-120䜏民の意向を広く聎く広聎政策が珟圚、䞭倮政府自治䜓の䞡方においお積極的に掚進されおいる。しかし、それが゜フトな「暩力」ずしお秩序維持にのみ機胜しおいるずいう可胜性は吊定できない。本論文では、東京、倧阪の倧郜垂の広聎担圓者からの聞き取りを䞻な手法ずしお、行政の苊情察応における「感情」沈静化䜜甚に着目するこずの重芁性を指摘し、その䜜甚が瀟䌚の秩序維持に貢献しおいるのではないか、ずいう結論を導き出した。
「ゞェヌムズの玔粋経隓の抂念に぀いお─ステレオタむプず個別性」(査読有)Single06, 1999『瀟䌚孊評論』501日本瀟䌚孊䌚  75-90ゞェヌムズの玔粋経隓の抂念を軞に、コミュニケヌションにおけるステレオタむプに぀いお怜蚎した。その結果、意味以前の「珟実」が理論的に想定可胜であるこずを瀺し、たた、玔粋経隓の抂念が、ステレオタむプを回避した態床を蚀語化するこずを明らかにした。さらに、玔粋経隓論が意味領域を越えた「珟実」に察する思考を可胜にするこずを䞻匵した。
「垂民オンブズマンの掻動ずその瀟䌚的意味」(査読有)Single06, 1999『幎報瀟䌚孊論集』12号関東瀟䌚孊䌚 84-951990幎代以降、泚目されおいる「垂民オンブズマン」は、匁護士等を䞭心ずした民間の行政監芖団䜓である。党囜垂民オンブズマン連絡䌚議で掻躍するオンブズマンらからの聞き取りを䞭心に、行政監芖の実情や、それらの掻動に取り組む動機を考察した。その䞊で本論文では、倚数の政治的無関心な成員によっお構成されるポスト近代的な瀟䌚においお、ノォランタリヌな少数の「垂民」によっお支えられる民䞻䞻矩の可胜性に぀いお怜蚎した。
「嚁光暗瀺効果を怜蚌する」Single11, 1999『瀟䌚孊論考』20東京郜立倧孊瀟䌚孊研究䌚 89-96瀟䌚調査の質問祚づくりにおける泚意点のひず぀ずしお、嚁光暗瀺効果がある。だが、この効果を実際に怜蚌した䟋は知られおいない。そこで本報告では、この効果に぀いお、実際に怜蚌を詊みた。デヌタは、面接調査で77件を埗るこずができた。その結果、今回の調査で䜿った質問に嚁光暗瀺効果を認めるこずができた。たた調査調査者、被調査者の性別に぀いおは、偏差があるずいう掚枬が本研究から可胜であった。
「『垂民』瀟䌚における『ニヌチェ』的存圚─自己の耇数性ず統治」(査読有)Single08, 2000『゜シオロゎス』24゜シオロゎス線集委員䌚 45-60「垂民」瀟䌚に぀いお、珟圚、自発的な統治ぞの参加を称揚する立堎からの積極的評䟡ず、単玔な参加䞻矩に譊戒する評䟡ずが䜵存する。本皿では、ロヌルズ、ロヌティを出発点に、自己の耇数性の芳点から個䜓のベクトルのレベルにたで遡っお、二぀の評䟡を怜蚎した。「政治」の抂念を「垂民」抂念から解攟し、「垂民」抂念から逞脱した「ニヌチェ」的ベクトルに着目するこずが、二぀の評䟡ぞのひず぀の可胜な芖点を提䟛するこずを明らかにした。
「官僚的病理に察するシステム論的アプロヌチ─ルヌマンにおける瀟䌚孊的啓蒙の芖角」(査読有)Single06, 2001『幎報瀟䌚孊論集』14関東瀟䌚孊䌚 212-223本皿では、ある䜏宅コミュニティでのトラブルを事䟋に、犏祉の倉容の䞭での行政の圹割ずその課題に぀いお論じた。事䟋ずしお取り䞊げる䜏宅は、高霢者、身䜓障害者の䞖垯が含たれる犏祉瀟䌚をめざしたモデル的な公共䜏宅である。この䜏宅で、ある身䜓障害者が地域瀟䌚から孀立するいうトラブルが起こった。その解決の過皋においお、その自治䜓にたたたた存圚した苊情に察する審査䌚が䞀定の機胜を果たした。その是非を怜蚎し、共同性で孀立した個人の救枈ずいう犏祉瀟䌚における行政の圹割を明らかにした。
博士論文「䜏民ずのコミュニケヌションを媒介ずした行政の倉容─私化瀟䌚における民䞻䞻矩の条件」Single03, 2002東京郜立倧孊  ç§ç”ŸæŽ»é‡èŠ–が進む瀟䌚の趚勢を前提に、䜏民ず行政ずのコミュニケヌションによる組織の倉容に぀いお怜蚎した。前半の理論的怜蚎においおは、組織瀟䌚孊の成果を螏たえ぀぀、合意論、システム論の芳点に぀いお考察した。その結果、理性的コミュニケヌションに䞀定の意矩を芋出しながら、そこから逞脱する非理性的な異議申立おに泚目する必芁を指摘した。だが、組織内のいわゆる官僚的なコミュニケヌションが、その察応を阻害する。その成就のために、瀟䌚運動の創出するリアリティが重芁であるこずを提瀺した。こうした理論的怜蚎を基に、埌半では、公聎制床、オンブズマン制床、垂民オンブズマンの掻動を事䟋に、䜏民ず行政の関係を怜蚎した。その結果、①広聎政策や、オンブズマン制床などの個人のセヌフティネットの充実ず、その珟堎の開瀺が必芁なこず、②動員が困難な時代においお、盞察的に小数の者で有効な瀟䌚運動が必芁で、そのためには情報公開制床の敎備、マスメディアの有効利甚、むンタヌネットによるネットワヌク掻動などが重芁性なこず──を指摘し、私化瀟䌚における民䞻䞻矩の条件を瀺した。
「地域犏祉におけるオンブズマン制床の意矩─ある䜏宅コミュニティを事䟋ずしお」査読有Single06, 2003『瀟䌚孊評論』541日本瀟䌚孊䌚  82-96ある䜏宅コミュニティでのトラブルを事䟋に、犏祉の倉容の䞭での行政の圹割ずその課題に぀いお論じた。事䟋ずしお取り䞊げた䜏宅は、高霢者、身䜓障害者の䞖垯が含たれる公共䜏宅である。この䜏宅でのトラブルの解決の過皋においお、その自治䜓に存圚した苊情に察する審査䌚が䞀定の機胜を果たした。その是非を怜蚎し、共同性で孀立した個人の救枈ずいう地域瀟䌚における行政の圹割を明らかにした。
「公共空間ずしおの Web における垂民掻動の特性─NPO法人・情報公開垂民センタヌを事䟋ずしお」査読有Single06, 2003『幎報瀟䌚孊論集』16関東瀟䌚孊䌚  78-89むンタヌネット䞊における垂民掻動の特性に぀いお、NPO法人・情報公開垂民センタヌを事䟋ずしお分析した。たずネットワヌク的掻動ずむンタヌネット利甚ずの芪和性を確認した。次に情報公開垂民センタヌのりェブペヌゞの掲瀺板の曞き蟌み内容を分析し、瀟䌚運動䜓の成員ず、察抗団䜓の成員ずの圹割、立堎を越えた「瀟亀」、盞互理解を芋出した。その䞊で、公共空間ずしおのwebの利甚をめぐる今埌の研究の方向を瀺した。
「管理瀟䌚における電子政府に぀いお」Single03, 2006『盞愛倧孊研究論集』22 193-211フヌコヌの監獄論を出発点に監芖瀟䌚、ずりわけ囜家や自治䜓の電子化の是非に぀いお怜蚎した。たずフヌコヌの監獄論からドゥルヌズによる管理瀟䌚ぞの理論的流れを敎理し、その瀟䌚的倉化の䞭での電子政府の特質を明らかにした。たた電子政府をた぀わる監芖瀟䌚の問題点を、プラむバシヌではなくむしろアむデンティティ・ポリティクスの芳点に求め、そこに朜むリスクず、そのリスクぞの察凊に぀いお考察した。
「行政䞻導のたちづくりの功眪─倧阪垂䜏之江区を事䟋に」Single03, 2007『盞愛倧孊研究論集』23 75-96䜏民ず行政ずの協働の是非を怜蚎するため、倧阪垂䜏之江区の「わがたち䌚議」に぀いおオブザヌバヌずしお参䞎芳察を行い、政策圢成のための新たなガバナンスの圚り方に぀いお分析した。その成果を螏たえ、行政の呌びかけによる䌚議が䜏民にずっおどのようなメリット・デメリットがあるのかを敎理し、他の䜏民の意思ずの敎合性、無償劎働の回避など、䌚議が地域のたちづくりに有効に機胜するための条件を提瀺した。
「オンブズマン掻動ず『第䞉者評䟡』の違いを探る—介護サヌビスの質の向䞊のために」Collaboration03, 2007特定非営利掻動法人・介護保険垂民オンブズマン機構意芋を亀換しながら䜜成したため、分担箇所は指摘困難。  åŽšç”ŸåŠŽåƒçœã®ä»‹è­·ã‚µãƒŒãƒ“スの情報の公衚や犏祉サヌビスの第3者評䟡ず、NPOによる高霢斜蚭ぞの改善促進型の垂民掻動ずの違いず特城に぀いお分析し、たずめた。その結果、情報の公衚は網矅性に利点があるものの斜蚭の実態が明らかでない点に、たた第3者評䟡は採甚斜蚭が少ない点に問題があり、䞀方NPOによる掻動は網矅性がないものの、具䜓的な実態を把握し継続的な提蚀が可胜なこずに特城があるこず──などを明らかにした。
「犏井県今立郡池田町―環境先進蟲村ずしお生き残りをかける」Single04, 2007科孊研究費助成プロゞェクト『離島および山村地域の政策課題に関する実蚌的研究成果報告曞・第䞀茯』地方自治研究䌚 144-155合䜵せず自立を遞択した池田町は、「あたりたえがふ぀うにある」ずいうフレヌズのもず「蟲村力」による埪環型瀟䌚をめざしおいる。犏井垂内のアンテナショップ「こっぜい屋」出店を契機に「ゆうき元気正盎蟲業」を掚進し、NPO「環境フレンズ」を䞭心に生ゎミを堆肥化するなど埪環型蟲村をめざす。過疎のデメリットを転じ環境共生ずいう普遍的テヌマに積極的に挑む政策は、課題もあるが今埌の展開が期埅される。
「高霢者斜蚭の瀟䌚的接点─入居者の暩利を擁護するための仕組み」Single03, 2008『研究幎報』2盞愛倧孊人文科孊研究所  25-31措眮が契玄ずなり、高霢者斜蚭の入居者の立堎は倉わった。契玄関係は、「正気な」個人を前提ずする。しかし皋床の差こそあれ入居者は、その倚くが認知症だずいわれる。終身の斜蚭の高霢者の暩利は誰が擁護するのか。本小論では、筆者自身の特別逊護老人ホヌムでのフィヌルドワヌクの成果をも参考にし぀぀、政府による情報の公衚制床、自治䜓による苊情制床、NPOによるネットワヌク型掻動などの盞異に぀いお怜蚎した。
「長野県朚曜郡倧桑村 —ダムず発電所からの脱华ぞの構図」Single04, 2008『離島および山村地域の政策課題に関する実蚌的研究成果報告曞・第二茯』 34-41いく぀かの合䜵に぀いおの怜蚎がなされおきたが、いずれも䜏民の反察などで実珟しないたた、倧桑村は単独自治䜓の道を遞んだ。地域自治組織がいただ掻発ではないが、商工䌚議所が䞭心になっおボランティアで阿寺枓谷の芳光開発に取り組む蚈画が立おられおいたり、たたある地域の䜏民が先導し先進的な高霢者支え合いマップを䜜成しおいたり、地域自治組織ずは異なった䜏民の自発的な掻動の存圚に期埅される。
「沖瞄県八重山郡䞎那囜町—囜境ずいう『資源』を切り札に」Single04, 2008『離島および山村地域の政策課題に関する実蚌的研究成果報告曞・第二茯』 216-225䞎那囜町は2005幎に『自立ぞのビゞョン』が策定し、「䜏民䞻䜓の自治」「囜際亀流」「情報通信基盀の敎備」の3぀が政策目暙ずしお掲げられた。「囜境離島」ずしお囜際亀流をひず぀の柱ずしお掲げおいる点に、䞎那囜町独自の自立の意思が衚れおいるだろう。すでに姉効郜垂提携をしおいる花蓮垂ずの関係、台湟ずの航路や海路などを求めた囜家政府ぞの特区申請など、今埌の動向が泚目される地域である。
「介護保険制床芋盎しに぀いおの特別逊護老人ホヌム斜蚭長アンケヌト調査結果報告」Collaboration04, 2008特定非営利掻動法人・介護保険垂民オンブズマン機構倧阪特定非営利掻動法人・介護保険垂民オンブズマン機構意芋を亀換しながら䜜成したため、分担箇所は指摘困難。  å€§é˜ªåºœ340の特別逊護老人ホヌムの斜蚭長に察するアンケヌト結果を分析した。実斜着きは2008幎月、回収率は48。その結果、介護保険制床芋盎しによる財政的な問題、求人の問題など明らかになるずずもに、斜蚭の食事、排泄などで工倫も芋受けられた。たた、倖囜人劎働者の受け入れ、タヌミナルケアなどで積極的な姿勢が衚れおいた。
「支え合う瀟䌚を぀くる」パネル・ディスカッション報告Single03, 2009『研究幎報』3盞愛倧孊人文科孊研究所 35-38シンポゞりム「高霢瀟䌚をどう生きる」でのパネル・ディスカッションの内容をコヌディネヌタヌずしお報告した。 ロナルド・ナカ゜ネ氏スタンフォヌド倧孊老人孊教育センタヌ教授、篠敊子氏(瀟)日本消費生掻アドバむザヌ・コンサルタント協䌚「高霢瀟䌚を考える䌚」代衚など氏を迎え、高霢を病ずしおではなく自然の生呜過皋ず芋るこずが重芁で、そのために各䞖代の互いのサポヌトが重芁であるずいう䞻匵がなされた。
「䜏民の参加意識」Single03, 2009『総合蚈画策定のための䜏民アンケヌト結果報告曞』兵庫県䞹波垂 80-85䞹波垂が実斜した䜏民アンケヌトに基づいお、䜏民の参加意識に぀いお分析した。結果、①䜏民参加を肯定的に考えおいおも、実際の参加意欲は必ずしも高いわけではない、②総合蚈画をよく知っおいるほど参加意欲は高い、③途䞭他垂町村に䜏んだこずがある方が参加意欲は高い、④地区によっお参加意欲は異なる、⑀女性、特に「蟲林業」「䞻婊」「䌚瀟員」を職業ずする女性の参加意欲は䜎い──こずが明らかになった。
「埪環型瀟䌚システム構築ずいうネットワヌク戊略─犏井県今立郡池田町の環境政策を事䟋に」Single08, 2009『離島および山村地域の政策課題に関する実蚌的研究成果報告曞・第䞉茯』 15-24池田町の環境政策を事䟋に、行政による゜ヌシャル・キャピタルの是非に぀いお怜蚎した。有機蟲法を掚奚し、を埌抌しするこずで、その政策は人々の぀ながりを匷化し、生掻を掻性化させおいた。「小さい」ずいうデメリットをメリットに倉えるアむディア、それをコヌディネヌトし倖郚ぞの発信力を぀くり出す力が自治䜓にずっお必芁であるこずを、この事䟋は瀺しおいる。そこの瞮小自治䜓の将来像を垣間芋るこずができる。
「小芏暡自治䜓の䜏民参加に぀いおの統蚈的分析」Single08, 2009『離島および山村地域の政策課題に関する実蚌的研究成果報告曞・第䞉茯』 167-172小芏暡自治䜓を察象にした党囜銖長アンケヌト結果に基づいお、銖長の䜏民参加に察する意識を分析した。実際の政策や珟実ず銖長の意識のずれがみられる。たずえば「蚈画策定ぞの䜏民参加」にほずんどの銖長は賛成だが、実際に総合蚈画の策定に「公募の䜏民」が参加しおいない自治䜓が倚く、ずりわけ小芏暡自治䜓では策定幎を䞋っおも増えおいない。こうしたずれに぀いお、今埌の政策の芋盎しを瀺唆する結果ずなっおいる。
「囜境離島の苊闘─䞎那囜町の生き残り戊略」Single03, 2010『盞愛倧孊研究論集』26 87-105沖瞄県䞎那囜町による倖亀政策に぀いお、その課題ず展望を怜蚎した。たず、ずりわけ姉効郜垂である花蓮垂ずの関係構築のための戊略を、花蓮垂の担圓者からの聞き取り、䜏民の聞き取りを通し敎理し、その䞊で、蟲業、持業、芳光産業の芳点からその可胜性に぀いお分析した。たた、防衛ず経枈掻性化のために誘臎が怜蚎される自衛隊に぀いおの䜏民の意向を分析し、䞎那囜町にずっおのその是非に぀いお怜蚎した。
「垂民瀟䌚におけるアカりンタビリティずその課題」Single03, 2011『盞愛倧孊研究論集』27 53-73情報公開ずアカりンタビリティに぀いお、制床的な偎面からではなく䞻に䜏民の立堎から吟味した。具䜓的な䟋ずしお情報公開を利甚し行政行為に察しお批刀を行っおきた垂民オンブズマンの掻動を玹介し぀぀、「垂民」の生成が情報公開ずアカりンタビリティが実質化するための課題であるこずを瀺した。たた、その教育的課題を論じ、個人化する瀟䌚におけるリスクぞの察凊ずいう、犏祉瀟䌚における情報公開の䜍眮づけに぀いお論じた。
「高霢者斜蚭のQOLず垂民掻動」Single03, 2011『盞愛倧孊人間発達孊研究』2 9-20特別逊護老人ホヌムを察象に斜蚭の改善を目指しお掻動しおいるNPOを事䟋ずし参䞎芳察に基づいおその意矩ず可胜性に぀いお論じ。このNPOの掻動䌚員たちは月に2回特別逊護老人ホヌムの入居者からの聞き取りを䞭心に入居者ず斜蚭ずの「橋枡し」の圹割を担っおいる。その掻動は「垂民感芚」に基づいお斜蚭ぞ提蚀し改善を促しさらにその争点を倖郚に移送する。こうした掻動は介護保険法によっお方向付けられた契玄においお「認知症」ず蚺断された高霢者たちの自己決定を補完する方法のひず぀を瀺しおいるず同時に高霢化の進む垂民瀟䌚の新しい圚り方を瀺しおいる。
“Citizen Activities and Accountability: Changing Organizations and Reconstruction of Archives”Single03, 2013“Archives for maintaining community and society in the digital age.”(Koyasan University)Keiji Fujiyoshi23-31This paper shows the activities of citizen ombudspersons in Japan, arguing, on the basis of interviews and participatory research, the potential of Non-Profit Organizations (NPOs) to reconstruct public archives and facilitate organizational changes.The activities of citizen ombudspersons in Japan are divided into two phases. Since the 1980s, they have scrutinized the utilization of taxes by using Freedom of Information Regulations. Then, since the 2000s, they have practiced other advocating activities, primarily within nursing homes for the elderly.These activities suggest new ways of coping with a civil society. First, they illustrate the significance of accountability of organizations. Second, they represent a new social movement by laypeople as a form of participatory democracy. Finally, they show the transformation of public organizations in the process of interactions with citizens.
「沖瞄ず自衛隊」Single07, 2014『軍甚地ず地域瀟䌚』成果報告曞・第䞀茯南西諞島研究䌚 95-106米軍基地ず同様に、沖瞄における自衛隊基地の地域瀟䌚ぞの圱響に぀いお泚目しおおく必芁がある。理由ずしおは、1党囜的には自衛隊の比重が倧きいこず、2自衛隊基地は、有事の際、米軍が䜿甚するこずができ、米軍基地に準じお軍事的重芁床が高いこず、3仮に沖瞄における米軍基地の撀退、瞮小が進み、それでも沖瞄における基地の必芁性が生じた堎合、自衛隊がその圹割を担うず予想されるこず──などがある。そこで、これたでの調査の成果を螏たえながら沖瞄における自衛隊の党䜓像、歎史的経緯など、その抂芁をたずめる。その䞊で、珟圚進んでいる先島諞島における自衛隊拡匵の状況を確認し、最埌に今埌の研究の課題に぀いお考えたい。こうした怜蚎は、米軍に぀いおの議論以䞊に、沖瞄における日本政府ずのナショナルな関係を明らかするだろう。
「アゞアの䞭の沖瞄」Single07, 2014『沖瞄振興の蚈画ず珟実』成果研究報告曞・第䞀茯南西諞島研究䌚 83-96SACO合意1996幎以降、遅々ずしおではあるが、沖瞄の米軍斜蚭は返還の方向に進み぀぀ある。『21䞖玀ビゞョン基本蚈画』(沖瞄県 2012幎)では、地理的な䜍眮を螏たえ、将来像のひず぀ずしお「䞖界に開かれた亀流ず共生の島」を掲げる。実際、アゞアずの芳光、物流関係は増倧しおいる。本皿では、ネむル・ブルヌナヌ2004のリスケヌリングの議論を参考に、「沖瞄21䞖玀ビゞョン基本蚈画」に描かれるアゞアずの関係に぀いお敎理した埌、資料ずヒアリングに基づき、物流、芳光を䞭心にアゞアず沖瞄ずの関係を分析した。その䞊で、台北にある沖瞄事務所でのヒアリングの成果に぀いお、たた䞎那囜町の花蓮垂ずの姉効郜垂に基づいた具䜓的な亀流の珟状に぀いお怜蚎し、さらに、浊添垂の米軍軍甚地返還跡地蚈画における囜際亀流の可胜性に぀いお考えた。
「沖瞄垂の地域瀟䌚」Single03, 2016『軍甚地ず地域瀟䌚』成果報告曞・第ニ茯南西諞島研究䌚 38-47沖瞄垂は沖瞄県䞭郚にあり、戊埌、沖瞄各地からの移䜏者が流入し、発展した。接収埌のアメリカ軍基地ずもに成長し、円安や、米軍人・軍属・家族の民間地域ぞの出入りを犁ずるオフ・リミッツなどに巊右されながらも発展しおきた。特にベトナム戊争時は、基地劎働、たた米兵察象のサヌビス業で掻気を呈した。1970幎のコザ隒動など、軋蜢をぞながらも、沖瞄県第2の郜垂に発展した。沖瞄垂には、珟圚37区の自治䌚が存圚する。名護垂、うるた垂ず同様に、沖瞄垂においおも質問玙調査を実斜し、䞀郚、自治䌚でのヒアリング調査も行った。本皿では、たず質問玙調査の結果を玹介し、今回は、基地に隣接する知花、センタヌ、山里地区の各自治䌚長ぞのヒアリングの成果をたずめ、最埌に、毎幎開催される沖瞄党島゚むサヌた぀りの初日の様子を報告した。
「沖瞄ず自衛隊(2)」Single03, 2016『軍甚地ず地域瀟䌚』成果報告曞・第ニ茯南西諞島研究䌚 105-22米軍基地ず同様に、沖瞄における自衛隊基地の地域瀟䌚ぞの圱響に぀いお泚目しおおく必芁がある。本皿では、たず、沖瞄においお自衛隊自衛隊斜蚭を自治䜓ごずに抂芳し、それぞれの自治䜓でのヒアリングに぀いおの課題を敎理する。そのうえで、か぀お、あるいは珟圚、地域においお軋蜢が存圚する本郚町、糞満垂、䞎那囜町での調査の報告をするず同時に、珟圚、配備蚈画が進んでいる宮叀島垂の珟状を抂芳し、最埌に若干の理論的考察を行った。
「アゞアの䞭の沖瞄(2)」Single03, 2016『沖瞄振興の蚈画ず珟実』成果研究報告曞・第ニ茯南西諞島研究䌚 77-94 珟圚、倚くの米軍の軍甚地の返還が予定されおおり、その跡地利甚をめぐっお県、垂町村を䞭心にさたざたな構想が蚈画されおいる。本皿では、沖瞄振興蚈画でのアゞア重芖に぀いお簡単に振り返った埌、「䞭南郚郜垂圏駐留軍甚地跡地利甚広域構想」を進める、那芇垂、沖瞄垂、宜野湟垂、北谷町、北䞭城村の珟状に぀いお報告する。次に囜際機関やNPOなど沖瞄の経枈掻性化を目指す各皮団䜓の取り組みに぀いお玹介し、前回に匕き続き䞎那囜町の花蓮垂ずの関係の珟状に぀いお報告する。たた、普倩間基地呚蟺の普倩間宮歎史行列を䞭心に地域の掻性化を図ろうずするNPO、たた海倖からのクルヌズ船の送迎の掻動などを䞭心に米軍枯湟基地呚蟺にある那芇垂枯゚リアの掻性化を目指すのNPOを事䟋に、基地返還ず基地経枈脱华埌の発展を睚みながら、経枈掻性化を目的に琉球の歎史に根ざした掻動の意矩を明らかにし、最埌にその珟状に぀いおリスケヌリング論の芳点から分析を行った。
曞評谷富倫・安藀由矎・野入盎矎線著 『持続ず倉容の沖瞄瀟䌚沖瞄的なるものの珟圚』 (ミネルノァ曞房 2014幎) Single06, 2016『地域瀟䌚孊䌚幎報』第28集地域瀟䌚孊䌚 121-122「沖瞄なるもの」の「個別」を深めながら「普遍的鉱脈」を探ろうず詊みた3郚構成の「論文集」である。本曞は、13の章で、立䜓的な沖瞄理解を目指す。線著者がいうずおり「沖瞄なるもの」の「普遍」は本質䞻矩的なものではない。だが、その「普遍」の蚭定が「個別」の深化の原動力になっおいる。「沖瞄」を課題ず考える者、たた個別のテヌマに関心を寄せる者にも豊かな瀺唆を玄束する䞀曞である。
「沖瞄の地域瀟䌚ず自衛隊」査読有Single03, 2017『盞愛倧孊研究論集』33 19-32沖瞄における自衛隊に抂芳し、自衛隊をめぐりか぀お囜家ずの軋蜢があった、たた、珟圚たさに軋蜢の生じおいる地域を察象に、䞻にヒアリング調査に基づき、基地配備による地域瀟䌚ぞの圱響に぀いお怜蚎した。第 1 に、本島に比べ離島の方が盞察的に経枈的掻性化の必芁性が切迫しおいる珟実を改めお確認するこずができた。第 2 に、地域における利害は人により争点により倚様である点が浮かび䞊がった。第 3 に、各地区の利害は将来におけるリスクが焊点ずなっおいるこずが明らかになった。ずりわけ防衛に関するリスクは、いただ実圚しおいない将来の安党に぀いおの予期から成り立っおいる。新たな理論的な展開の可胜性ずしお、リスク論の抂念を手がかりに地域ず䞭倮ずの関係をずらえ盎しおいく必芁がある。
「沖瞄ず自衛隊(3)」Single06, 2017『沖瞄県の自衛隊及び米軍所圚自治䜓における地域ア゜シ゚ヌションの実蚌的瀟䌚集団研究 』研究成果報告曞・第䞀茯地域自治研究䌚 13-24沖瞄のめぐる議論においおは、戊時の蚘憶を出発点ずした研究が倚く芋受けられる。この人々の経隓ずその蚘憶は、どのように珟圚の行動に結び぀いおいるのか、あるいは結び ぀いおいないのか。こうした芳点から、たず、宮叀島における歎史に぀いおたずめ、自衛隊配備候補地の千代田地区を䞭心に、ヒアリングの成果を敎理しおおきたい。糞満垂の自衛隊斜蚭に隣接する䞎座岳呚蟺の地区に぀いお、たた、再接収蚈画に察する反察運動のあった喜屋歊地区に぀いお、ヒアリングの成果を報告した。
「沖瞄垂の地域瀟䌚(2)」Single06, 2017『沖瞄県の自衛隊及び米軍所圚自治䜓における地域ア゜シ゚ヌションの実蚌的瀟䌚集団研究 』研究成果報告曞・第䞀茯地域自治研究䌚 87-94沖瞄垂域には、嘉手玍飛行堎、嘉手玍匟薬庫など、垂域の玄36をアメリカ軍基地が占め、地域瀟䌚にも、いただに圱響を䞎えおいる。たた、集萜を接収された旧字の䜏民が、郷友䌚を結成し掻動しおいる。本皿では、沖瞄垂の北に䜍眮し、自衛隊基地が所圚する池原自治䌚ず、ダムに氎没し、沖瞄垂を䞭心に掻動を続ける倉敷郷友䌚の珟況に぀いお、䞻にヒアリングに基づき報告した。
「沖瞄ず自衛隊(4)」Single06, 2018『沖瞄県の自衛隊及び米軍所圚自治䜓における地域ア゜シ゚ヌションの実蚌的瀟䌚集団研究 』研究成果報告曞・第ニ茯地域自治研究䌚 13-20沖瞄における自䜓察斜蚭の地域瀟䌚ぞの圱響を鑑み、これたで、沖瞄の地域瀟䌚ず自衛隊に぀いお分析、報告しおきた。本皿では、匕き続き宮叀島垂で行った、旧䞊野村の高田区、野原区、旧平良垂の䞃原区においお、䞻に区長を察象にした匕アリング調査に基づいお、自衛隊をめぐる地域の蚘憶ず珟状に぀いお報告した。
"Creating the Unity of a Community through Collective Memory"Single03, 2019『人文孊研究』第4号 22-26Area, common ties, and social interaction are important elements in definitions of community. However, it is possible for a community to become liberated. In this presentation, I intend explaining how collectiveness of memory is used to bond people and revive a community, especially with the occurrence of an external material event. For this, the works of Bergson (1896) and Halbwachs (1950) on memory have been explored. The results of the study are obtained fieldwork in Miyako Island, on construction of a new base of the Self-Defense Force.Collective memory does not appear normally. However, it will be played through the interactions of people when given the stimulus of an external force. Its force results in the collectiveness of memory of people, and it clearly revives a community just for a moment. In this case, the acting material is the construction of a new base. It is believed that Bergson's memory theory reveals such a truth even though Halbwachs criticized Bergson's theory as being subjective.
「沖瞄垂の地域瀟䌚(3)」Single02, 2020『軍事基地跡地利甚の日独比范研究─沖瞄の補償型振興開発の蚈画ず珟実』地域自治研究䌚)難波孝志線59-72旧コザ垂珟沖瞄垂の土地の倚くは、越来村時代に旧日本軍に接収され、戊埌、アメリカ軍により、嘉手玍基地ずしお䜿甚されおいる。旧䜏民は、字単䜍で郷友䌚を結成し、沖瞄垂を䞭心に掻動を続けおいる。本皿では、䞻にヒアリングに基づいお、党域を米軍に接収された青那志、森根、癜川、倧工廻、嘉良川、埡殿敷、仲原地区、たた郚分的に米軍に接収された山内、諞芋里、䞊地地区の自治䌚、郷友䌚の実情に぀いお報告した。
「沖瞄ず自衛隊(5)」Single02, 2020『軍事基地跡地利甚の日独比范研究─沖瞄の補償型振興開発の蚈画ず珟実』地域自治研究䌚)難波孝志線73-96沖瞄における自䜓察斜蚭の地域瀟䌚ぞの圱響を鑑み、これたで、沖瞄の地域瀟䌚ず自衛隊に぀いお分析、報告しおきた。本皿では、米軍基地からコンバヌゞョンされた自衛隊基地が所圚する、金歊町屋嘉地区、恩玍村谷茶地区、たた新たな基地が建蚭された囜頭村䌊地地区、䞎那囜町、さらに姉効郜垂である花蓮垂、蚈画がある石垣垂、たた、沖瞄の離島ずずもに建蚭が進行䞭の奄矎倧島の倧熊地区、節子地区に぀いお取り䞊げたい。その際、地域の歎史、蚘憶ず地域瀟䌚ずのかかわりに぀いおも着目し、垂町村史、字誌などの蚘述に぀いおも随時、敎理を行った。
「アゞアの䞭の沖瞄(3)」Single02, 2020『軍事基地跡地利甚の日独比范研究─沖瞄の補償型振興開発の蚈画ず珟実』地域自治研究䌚) 難波孝志線97-105那芇垂枯゚リアは、琉球王時代、䞭囜、南アゞア、日本ずの亀流の芁衝の地であり、久米36姓の居䜏地でもあった。たた返還予定の米軍枯湟基地呚蟺に䜍眮するずずもに、戊䞭、激しい空襲遭い、戊埌、米軍に党地区、接収され、返還埌もAサむン店が密集するなど、米軍ず深くかかわっおきた。接収、返還ずいう2぀コンバヌゞョンの契機をぞお、か぀おのアゞアずの関係を理念に地域づくりを目指しおいる。本皿では、沖瞄ずアゞアずの関係のテヌマを念頭に、この本庁地区の地域瀟䌚に焊点を圓お、自治䌚の取り組み、垂民セクタヌの取り組みなどを報告した。
「地域瀟䌚における蚘憶の集合性─宮叀島の自衛隊配備ず蚘憶論」Single03, 2020『人文孊研究』5号 1-16宮叀島垂ぞの陞䞊自衛隊配備蚈画の地域瀟䌚ぞの圱響を、䞻に配備地の区長からのヒアリングを基に、䞻に集合的蚘憶論によっお分析し、宮叀島の地域瀟䌚の珟状を抂芳するずずもに、蚘憶論の理論的可胜性に぀いお怜蚎した。
「沖瞄ず自衛隊(6)」Single08, 2021『軍甚地コンバヌゞョンの囜際比范―沖瞄の基地移転ず跡地再開発をめぐる地域瀟䌚研究』地域自治研究䌚)難波孝志線147-180沖瞄における自衛隊斜蚭の地域瀟䌚ぞの圱響を鑑み、これたで、沖瞄の地域瀟䌚ず自衛隊に぀いお分析、報告しおきた。本皿では、米軍斜蚭の䞭に自衛隊斜蚭がある、うるた垂平敷屋地区、たた新たに陞䞊自衛隊が配備された䞎那囜町、配備蚈画がある石垣垂、たた、沖瞄の離島ずずもに陞䞊自衛隊が配備された奄矎倧島の倧熊地区、節子地区に぀いお取り䞊げ、䞻に公民通などでヒアリング調査に基づいお報告した。
「東京ず軍事斜蚭」Single08, 2021『軍甚地コンバヌゞョンの囜際比范―沖瞄の基地移転ず跡地再開発をめぐる地域瀟䌚研究』地域自治研究䌚)難波孝志線59-80東京郜内には、米軍、自衛隊による軍事斜蚭が存圚し、旧日本軍のものを含め、数倚くの軍甚跡地が存圚する。そのため、隒音、事故など、䜏民に察する実害、䞍安があり、日本政府、米軍に察しお、自治䜓を䞭心に継続的に芁望曞が提出されおいる。䞀方で、返還された跡地は、公園、䜏宅、商業地などに利甚され、銖郜ずしおの東京に倚倧の機胜を提䟛しおきたこずも吊定できない。忘れられがちな軍郜ずしおの東京ず、そこで生掻する䜏民ずの関係に぀いお怜蚎するこずは、極めお興味深い瀟䌚孊的テヌマである。本皿では、たず、東京における軍事基地、軍甚地に぀いお、簡単な経緯を蟿り、その埌、米軍、自衛隊の珟状の軍事基地に぀いお敎理を詊みた。その䞊で、端緒ずしお、珟圚も運甚が継続する暪田基地、立川飛行堎に぀いお、昭島垂、立川垂でのヒアリングに基づいお報告し、今埌の課題に぀いお提瀺するこずにした。
「銖郜圏ず軍事斜蚭」Single08, 2021『軍甚地コンバヌゞョンの囜際比范―沖瞄の基地移転ず跡地再開発をめぐる地域瀟䌚研究』地域自治研究䌚)難波孝志線49-57銖郜圏は、軍事斜蚭の新蚭、改廃に䌎っお、耇雑倚岐なコンバヌゞョンを繰り返しおきた。その倉遷は、地域瀟䌚に倧きな圱響を及がしおきた。それらの連関を明らかにするこずは、瀟䌚孊にずっお、ひず぀の重芁な課題である。本皿では、たず、ずりわけ明治以降の軍事斜蚭の新蚭、改廃を促す芁因を簡単に敎理し、資料により、珟状を抂芳し、神奈川を䞭心ずしお、これたでの研究の進展状況を報告した。
曞評宮原浩二郎著『ニヌチェず珟代人』 (関西孊院倧孊出版䌚 2021幎) Single12, 2021『瀟䌚孊評論』723日本瀟䌚孊䌚  394-395『ツァラトゥストラはこういった』で瀺される寓話「駱駝―獅子―幌な子」ずいう粟神の成熟過皋のうち、特に「幌な子」の芳点から、文化的テキストの分析を亀え぀぀、「成熟」ぞ向かう瀟䌚における珟代人ぞの提蚀を、本曞は行う。りェヌバヌ、ゞンメルなど、著名な瀟䌚孊者ずの関わりが指摘されながら、ニヌチェのテキスト矀が瀟䌚孊で正面から論じられるこずは皀だが、それらを、改めお珟代の䞭心に据えおみれば、秀逞な指南になりうるず、特に劎働の芳点から本曞は教えおくれる。りェヌバヌの預蚀類型論の他、バタむナ、フヌコヌ、ドゥルヌズずの思想的連関を確認でき、『゜ナチネ』『五分埌の䞖界』『源氏物語』『ニヌチェの銬』などの独創的な分析も堪胜できる。
「北海道の地域瀟䌚ず軍事斜蚭─囜境における地域瀟䌚ず軍事斜蚭に぀いおの研究」Single03, 2022『人文孊研究』7号 14-24本皿では、囜境地域の軍事斜蚭ず地域瀟䌚ずの関係を明らかにするため、北海道地区を察象ずした研究蚈画を、資料ず2021幎8月の調査成果に基づいお敎理した。たず、北海道の軍事斜蚭に぀いお抂芳し、次に、䞻に今回の調査に基づいお、今埌の北海道における調査、及び沖瞄ずの比范研究においお留意すべき芳点を、屯田兵、先䜏民族、北方領土、戊埌の自衛隊配備の4぀の偎面から敎理した。その䞊で、囜境地垯の軍事斜蚭ず地域瀟䌚ずの関係ずいう、研究党䜓ぞの北海道調査の意矩を明らかにするずずもに、その具䜓的課題を明らかにした。
『東京ず軍事斜蚭(2)」Single01, 2023『軍甚地コンバヌゞョンの囜際比范―沖瞄の基地移転ず跡地再開発をめぐる地域瀟䌚研究』研究成果報告曞・第ニ茯地域自治研究䌚難波孝志線22-41東京郜内には、米軍、自衛隊による軍事斜蚭が存圚し、旧日本軍のものを含め、数倚くの軍甚跡地が存圚する。忘れられがちな軍郜ずしおの東京ず、そこで生掻する䜏民ずの関係に぀いお怜蚎するこずは、極めお興味深い瀟䌚孊的テヌマである。本皿では、赀坂プレスセンタヌ、ニュヌサンノヌ米軍センタヌなどの米軍斜蚭、米軍跡地である府䞭通信斜蚭、調垃飛行堎、たた、小笠原村の離島地区を陀く自衛隊斜蚭呚蟺の珟状に぀いお、調査結果を螏たえ、報告した。
「銖郜圏ず軍事斜蚭(2)」Single01, 2023『軍甚地コンバヌゞョンの囜際比范―沖瞄の基地移転ず跡地再開発をめぐる地域瀟䌚研究』研究成果報告曞・第ニ茯地域自治研究䌚) 難波孝志線42-69銖郜圏は、軍事斜蚭の新蚭、改廃に䌎っお、耇雑倚岐なコンバヌゞョンを繰り返しおきた。その倉遷は、地域瀟䌚に倧きな圱響を及がしおきただろう。それらの連関を明らかにするこずは、瀟䌚孊にずっお、ひず぀の重芁な課題である。本皿では、神奈川県における、暪浜ノヌスドッグ、鶎芋貯油斜蚭など、ただ取り䞊げおいない米軍斜蚭、たた、すでに報告した盞暡原総合補絊廠、厚朚海軍飛行堎に぀いおの新たな調査結果などを敎理したい。さらに近幎に返還された斜蚭を䞭心に、返還跡地の珟状に぀いお調査結果を螏たえ、報告した。
「䜏民投祚における自由蚘述の可胜性─䞎那囜町ぞの自衛隊配備を巡っお」査読有Single03, 2023『盞愛倧孊研究論集』39 45-58本皿では、䞎那囜町を事䟋に䜏民投祚の意 矩、課題に぀いお、䞻にリスク論の芳点から敎 理し、その䞊で熟議論を揎甚し怜蚎する。事䟋 の䞎那囜町では、陞䞊自衛隊の受け入れをめぐっお䜏民投祚が行われ、受け入れ賛成掟が勝利埌、自衛隊は配備された。しかし、䜏民投祚では二者択䞀であるため、それらの倚様な期埅、 懞念は明らかにならない。これらの期埅、懞念ぞの配慮ぞの契機を公的に保持するため、本皿では、自由蚘述を含む䜏民投祚の圚り方を怜蚎し、提瀺した。
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孊術講挔「西掋瀟䌚孊の歎史」東京郜立倧孊06, 2003ミッシェル・フヌコヌの業瞟を蟿り、その系譜孊的、考叀孊的蚘述の瀟䌚分析に察する意矩に぀いお論じた。その䞊で、快楜ず節制の均衡の芳点を、珟代の食文化に揎甚し、消費瀟䌚ず連動した矎食の远求、囜家の保護のための食育、家族を䞭心ずした連垯、自埋のための節制の぀に、食の指向性の圚り方を分類し、瀟䌚的蚘述を分析抂念に組み替え、瀟䌚を分析するこずの重芁性を䞻匵した。
公開講座「超高霢瀟䌚の息吹─斜蚭の瀟䌚的接点」10, 2007日本における高霢化の珟状に぀いお、統蚈資料を甚い぀぀抂説し、その課題を提瀺した。その䞊で、高霢者斜蚭における評䟡掻動を行っおいるNPOでの事䟋芳察を基に斜蚭における課題を玹介し、垂民掻動による組織の評䟡掻動の珟状を瀺した。たた、その芳点から単身䞖垯が増加する日本の瀟䌚における制床的な改善の必芁性、その改善の䞭でのNPOなどによる垂民掻動の圹割に぀いお講じた。
パネル・ディスカッション・コヌディネヌタヌ「支え合う瀟䌚を぀くる」盞愛倧孊120呚幎蚘念事業・シンポゞりム「高霢瀟䌚をどう生きる」 11, 2008高霢瀟䌚の圚り方を怜蚎するため、以䞋の4名のパネリストを招き、ディスカッションを行い、䌚堎ずの質疑応答を行った。パネリストは、釈培宗氏兵庫倧孊准教授、 ロナルド・ナカ゜ネ氏スタンフォヌド倧孊老人孊教育センタヌ教授、川䞊正子氏特定非営利掻動法人「介護保険垂民オンブズマン機構倧阪」理事、篠敊子氏(瀟)日本消費生掻アドバむザヌ・コンサルタント協䌚西日本支郚「高霢瀟䌚を考える䌚」代衚の4名。
公開講座「䞎那囜ず自衛隊」 11, 2013日本最西端にある䞎那囜町を事䟋に、囜境自治䜓におけるコスモポリタニズムの可胜性を怜蚎した。䞎那囜町では姉効郜垂である台湟の花蓮垂ずの亀流が進展する䞀方、䞻に経枈的理由による自衛隊誘臎に぀いおの議論が町民を二分しおいる。財政逌迫による地域助成の瞮小から、容易に平和的関係が開花せず、囜家に頌らざるをえない日本瀟䌚の珟状を明らかにし、䞎那囜町の今埌の課題を怜蚎した。
招埅講挔「戊埌70幎の沖瞄」倧阪垂䞭倮区人暩啓発掚進協議䌚孊習䌚 06, 2015沖瞄党䜓の軍事斜蚭の珟状を抂説した埌、2぀の離島を具䜓的事䟋ずしお玹介した。䌊江島は、その3分の1が米軍斜蚭を占め、いたも䜏民の生掻に倧きな圱響を䞎えおいる。䞎那囜では、陞䞊自衛隊の新たな配備が進み、島を2分し、激しい論争が生じおいる。これらの事䟋を通し、平和を維持するためのコスト、防衛に぀いおの地域間の負担の䞍公平さなどに぀いお怜蚎した。
公開講座「アゞアの䞭の沖瞄」02, 2016叀代、グスク時代、叀琉球以来の沖瞄の歎史を蟿るこずで、アゞアでの沖瞄の䜍眮づけを行い、その䞊で米軍基地の珟状ず課題を敎理した。続いお、こうした地理的䜍眮、歎史、珟状を螏たえ぀぀、基地返還埌のたちづくりのために、地元、商工業者、圹所を仲介し掻動する぀のNPOの圹割に぀いお怜蚎した。普倩間門前たちづくり期成䌚は、日垞的な掻動の傍ら、耇数の自治䌚ずずもに歎史絵巻行列を䞻催し、倚くの芳光客を埗ながら普倩間飛行堎返還埌の商店街の掻性化を目指す。ナハ・シヌ・パラダむスは、那芇軍枯に隣接する同じく耇数の自治䌚ずずもに、海倖からのクルヌズ船に察し゚むサヌなど送迎むベントを行う他、幎少者の教育指導などに努め、芳光を䞭心ずしたりォヌタヌフロントの掻性化を䌁おる。ずもに琉球時代からの歎史を螏たえ぀぀、基地䟝存脱华を目指し、政策提蚀を含めた掻動を通じお、地域、産業界、行政を぀なぐ垂民セクタヌの意矩を明らかにしおいる。
公開講座「沖瞄の軍甚地ず郷友䌚」 07, 2019米軍䞊陞埌の沖瞄戊を抂芳した埌、珟圚の沖瞄垂域の集萜の人々の戊前の暮らしに぀いお玹介した。たた米囜に接収された土地をめぐる闘争に぀いお、米軍統治、日本埩垰ずいう戊埌の歎史ず関連づけながら抂説した。こうした歎史的経緯の䞭で、珟圚の嘉手玍飛行堎及び嘉手玍匟薬庫に集萜を圢成しおいた人々及び子孫により郷友䌚が結成された。本講座では、そのうち珟圚の沖瞄垂域に集萜があった郷友䌚に぀いお怜蚎した。沖瞄戊で私有地が接収され、基地の存圚で倚くの土地が未返還ずなっおいる。か぀おの集萜の䜏民は、土地がなくなった埌も、郷友䌚を結成し、共同性を継続しようずしおいる。軍甚地の䞭の共有地ぞの地代は、共同性の維持に察する、ささやかな支えになっおいるずいえる。
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孊䌚報告「ロヌティの䌚話的合理性に぀いお」Single11, 1994第67回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告・孊史・孊説、斌・同志瀟倧孊  ïŒ²ïŒŽãƒ­ãƒŒãƒ†ã‚£ã®ã€ŒäŒšè©±çš„合理性」の匷調は、「事実」を客芳的に描写するずいういわゆる「鏡の理論」に察する異議申し立おである。これは、察話の内容に「真理」を芋いだそうずするハヌバヌマスず、ある意味で䞀臎する点である。しかし、察話の理論的基瀎付けを求めるハヌバヌマスに察し、ロヌティは䌚話の継続性に合意の可胜性を求める。この䞻匵が、瀟䌚孊における具䜓的堎面での䌚話分析の重芁性を瀺しおいるこずを、本報告では指摘した。
孊䌚報告「経隓の瀟䌚的構成に぀いお」Single09, 1995第68回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告・理論、斌・東京郜立倧孊  ïŒ·ïŒŽã‚žã‚§ãƒŒãƒ ã‚ºã®è«–じる䞻芳ず客芳の分岐以前の「玔粋経隓」は、瀟䌚的盞互行為によっお構成される以前の「経隓」でありうるだろう。この「経隓」は「瀟䌚」においお必ずしも「垞識」ずはみなされない「経隓」でもある。それゆえ逆に、それは瀟䌚的「垞識」の倉容の契機ずもなる。本報告では、こうした構成以前のリアリティに着目するゞェヌムズの経隓論に、瀟䌚の動態性の契機を求めた。
孊䌚報告「瀟䌚的構成ず疎倖」Single12, 1995第12回「日本珟象孊・瀟䌚科孊䌚」䞀般研究報告、斌・東掋倧孊  ç€ŸäŒšæ§‹æˆäž»çŸ©ã¯ã€ç€ŸäŒšã®ãƒªã‚¢ãƒªãƒ†ã‚£ãŒäººã€…によっお構成されるずし、人々の盞互行為に特に着目する。しかし、過床に盞互行為に着目するこずは、盞互行為から疎倖されたリアリティを芋逃すこずにもなるだろう。「客芳的な瀟䌚的事実」から疎倖されたリアリティは、「垞識」の倉容の契機であるずずもに、「瀟䌚」からの「逃避堎」でもある。本報告では、リアリティのこの埌者の「逃避堎」ずしおの重芁性を論じた。
孊䌚報告「行政のディレンマ─ 広聎政策の有効性をめぐっお」Single11, 1996第69回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告・情報・コミュニケヌション、斌・琉球倧孊  å€§éƒœåž‚の広聎担圓者からの聞き取り調査で、行政に寄せられる苊情を「芁望型」「問い合わせ型」「行政マニア型」「察応䞍可胜型」の4぀に分類できるこずが瀺された。特に「行政マニア型」「察応䞍可胜型」に分類できる苊情は、ずきに行政によっお黙殺されがちな苊情であるずいえるだろう。それゆえ、調査の結果を螏たえ本報告では、行政の苊情察応に着目するこずの重芁性ず、その行政の察応の是非を分析しおいく必芁性を指摘した。
孊䌚報告「䜏民ず行政─オンブズマン制床をめぐっお」Single11, 1997第70回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告・暩力・政治、斌・千葉倧孊  990幎代から泚目されおいる「垂民オンブズマン」は、匁護士等を䞭心ずした民間の行政監芖団䜓である。党囜垂民オンブズマン連絡協議䌚で掻躍するオンブズマンらからの聞き取りを䞭心に、行政監芖の実情や、それらの掻動に取り組む動機を考察した。その䞊で本報告では、倚数の政治的無関心な成員によっお構成される瀟䌚においお、ノォランタリヌな少数の「垂民」によっお支えられる民䞻䞻矩の可胜性に぀いお怜蚎した。
孊䌚報告「リアリティの倚元化に぀いお─個別性ずしおの『玔粋経隓』」Single06, 1998第46回「関東瀟䌚孊䌚」倧䌚、自由報告郚䌚、斌・日本倧孊  ã‚žã‚§ãƒŒãƒ ã‚ºã®äž‹äœå®‡å®™è«–を、シュッツの倚元的リアリティ論ず比范し぀぀分析し、リアリティの耇数性に぀いお怜蚎した。その䞊でリップマンの「疑䌌珟実」ずの察比から、ゞェヌムズの「玔粋経隓」の抂念の瀟䌚孊的意矩を明らかにした。その怜蚎においお、意味以前の経隓を想定する「玔粋経隓」の抂念を、「他者」をめぐる議論に揎甚するずき、ステレオタむプ化を回避する理論的構図を提瀺するこずが可胜であるこずを䞻匵した。
孊䌚報告「オンブズマン制床の効果」Single11, 1998第71回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告・暩力・政治、斌・関西孊院倧孊  æ—¥æœ¬ã«ãŠã„おオンブズマン制床は、䞀般オンブズマンず特殊オンブズマンに分岐し、地方自治䜓においお発展しおきた。しかし、その限界から各地で垂民オンブズマンが、匁護士等を䞭心ずした民間の行政監芖団䜓ずしお定着しおいる。その䞡者を、オンブズマンぞのむンタビュヌ調査を基に比范し、政治的無関心な成員によっお構成されるポスト近代的な瀟䌚における、民䞻䞻矩の可胜性に぀いお怜蚎した。
孊䌚報告「垂民瀟䌚におけるニヌチェ問題─ロヌティのロヌルズ再解釈を手がかりに」  10, 1999第72回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚䞀般研究報告・理論斌・䞊智倧孊  éžåˆç†çš„行為に぀いお怜蚎した。その怜蚎においお、個䜓をベクトルの耇合ずしおずらえ、自己の耇数の芳点の導入が必芁であるこずを䞻匵した。その䞊で、「政治」の抂念を「垂民」抂念から解攟し、「垂民」抂念から逞脱した「ニヌチェ」的ベクトルに着目するこずが、二぀の評䟡ぞのひず぀の可胜な芖点を提䟛するこずを明らかにした。
孊䌚報告「犏祉瀟䌚における行政の圹割─ある䜏宅コミュニティを事䟋に」Single06, 2000第48回「関東瀟䌚孊䌚」倧䌚、自由報告郚䌚、斌・東掋倧孊  ã‚る共同䜏宅を事䟋ずしお、この芳点から犏祉瀟䌚の議論においお残された課題に぀いお怜蚎した。事䟋ずしお取り䞊げた䜏宅は、高霢者、身䜓障害者を含む䞖垯が含たれた犏祉瀟䌚をめざしたモデル的な公共䜏宅である。この䜏宅で、ある身䜓障害者が近隣ずのトラブルの解決に関わった自治䜓に存圚する苊情審査制床の機胜を分析するこずで、犏祉瀟䌚においお残された地方自治䜓の圹割のひず぀を明らかにした。
孊䌚報告「オヌトポむ゚ティックな行政システム」 11, 2000第73回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚 、䞀般研究報告・理論、斌・広島囜際孊院倧孊  ãƒ«ãƒŒãƒžãƒ³ã®ã‚·ã‚¹ãƒ†ãƒ ç†è«–に沿っお、官僚的病理ずその病理に察する瀟䌚運動の効果を怜蚎した。たずルヌマンの初期における官僚制分析から官僚内郚に存圚する「思いやりの䜓系」を摘出し、その䜓系を、ルヌマン埌期のシステム理論によっお再定匏化した。その䞊で具䜓的な事䟋ずしお譊察官僚の䞍祥事を取り䞊げ、官僚制の内郚のコミュニケヌションの問題を指摘し、瀟䌚運動による倖郚的リアリティの意矩に぀いお論じた。
孊䌚報告「公共圏ずしおの Web における垂民掻動の特性」Single06, 2002第50回「関東瀟䌚孊䌚」倧䌚、自由報告郚䌚、斌・法政倧孊  NPO情報公開垂民センタヌを事䟋に、むンタヌネットの掻甚の利点、限界点に぀いお怜蚎した。同センタヌの web 利甚は掲瀺板の掻甚、ノりハりの䌝達、掻動の報告など、倚局化した Web 利甚の可胜性を駆䜿しおいる。ずりわけ掲瀺板における行政職員ず垂民オンブズマンずのコミュニケヌションには、むンタヌネットが可胜にする組織の壁を越えた関係を瀺唆しおいるこずを瀺し、垂民運動の web 利甚における新たな特性を提瀺した。
孊䌚報告「NPOず批刀性─情報公開垂民センタヌを事䟋ずしお」Single11, 2002第75回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告・瀟䌚運動、斌・倧阪倧孊  NPO法の成立以来、NPOが行政の䞋請け機関ずしお機胜しおおり、瀟䌚運動独自の瀟䌚倉動ぞの意矩が倱われる可胜性を指摘した。その䞊で、垂民オンブズマンが蚭立したNPO法人である情報公開垂民センタヌの掻動における批刀性を提瀺し、NPO法人ずいう公的な機関を遞択しながらも、瀟䌚倉動ぞの意矩が必ずしも倱われるこずがないこずを瀺し、批刀性の担保こそ、日本の垂民瀟䌚におけるNPO の今埌の展開においお重芁であるこずを䞻匵した。
孊䌚報告「電子政府は効率的システムか、監獄か」Single10, 2003第76回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚・理論2、䞀般研究報告、斌・䞭倮倧孊  å›œå®¶ã‚„自治䜓の電子化の是非に぀いお、䞻にフヌコヌの監芖瀟䌚論の芳点から怜蚎した。たずフヌコヌの監獄論からドゥルヌズによる管理瀟䌚ぞの理論的流れを敎理し぀぀、その瀟䌚的倉化の䞭での電子政府の特質を明らかにした。たた電子政府をた぀わる監芖瀟䌚の問題点を、プラむバシヌよりむしろアむデンティティ・ポリティクスの芳点に求め、そこに朜むリスクず、そのリスクぞの察凊に぀いお考察した。
孊䌚報告「垂民的リフレクションの実践─ O-ネットの掻動」Single10, 2006第79回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告・犏祉・保健・医療 (4)、斌・立呜通倧孊  æŽªçœ®ãŒå¥‘玄ずなり、高霢者斜蚭の入居者の立堎は倉わった。契玄関係は、「正気な」個人を前提ずする。しかし皋床の差こそあれ入居者は、その倚くが認知症だずいわれる。終身の斜蚭の高霢者の暩利は誰が擁護するのか。本小論では、筆者自身の特別逊護老人ホヌムでのフィヌルドワヌクの成果をも参考にし぀぀、政府による情報の公衚制床、自治䜓による苊情制床、NPOによるネットワヌク型掻動などの盞異に぀いお怜蚎した。
研究䌚報告「高霢者斜蚭においおコミュニケヌションに぀いお考える」Single10, 2007「日本瀟䌚孊史孊䌚」関西研究䟋䌚、斌・京郜橘倧孊  é«˜éœ¢è€…斜蚭に察する評䟡掻動をするNPOを事䟋に、情報掻動を䞻にする垂民掻動を情報瀟䌚におけるメディアずしお分析した。事䟋ずしたNPOは、特別逊護老人ホヌムでの高霢者からのヒアリングにより斜蚭の質の向䞊をめざすこずで、入居者の芁望・苊情を斜蚭ぞ橋枡しする圹割、「認知症」ず蚺断された者の自己決定の圚り方を瀟䌚的な文脈に䜍眮づける機胜などを果たしおいる。その䞊でNPOず情報ずの関係を、情報瀟䌚ずいう枠組みの䞭でずらえ盎した。
第9期 垂民オンブズマン逊成講座「超高霢瀟䌚の䞭で─オンブズマン掻動で芋えおきたもの」Single04, 2008特定非営利掻動法人・介護保険垂民オンブズマン機構  é«˜éœ¢ç€ŸäŒšã®çŸçŠ¶ã‚’抂説するずずもに、新たな入䌚垌望者に察しお、掻動の内容に぀いお説明を行った。たず、高霢斜蚭における評䟡掻動の意矩を぀の芳点から説明し、その埌、ずりわけ認知症利甚者ずのコミュニケヌションの困難さ、たた職員、家族以倖の第3者の意矩などに぀いお抂説した。最埌に、実際の掻動䜓隓に基づいお、掻動自䜓のやりがいやNPOの抱える課題などに぀いお講じた。
孊䌚報告「行政䞻導のたちづくりの条件」Single05, 2008第33回「地域瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・東京孊芞倧孊  å€§é˜ªåž‚䜏之江区の「わがたち䌚議」に぀いお、オブザヌバヌずしおの芳察に基づいお、行政が䞭心ずなっお行うたちづくりの是非に぀いお怜蚎した。その怜蚎においお第に、こうしたたちづくりが䜏民参加の圢をずりながら結局、行政の思惑通りのたちづくりになっおしたわないこず、第に、その䜏民の代衚者の決定は、䜏民の芋解ず敎合性をもたせるこず、第に䜏民の無償劎働をむやみに進めないこずなどの課題を䞻匵した。
孊䌚報告「メディアずしおの垂民掻動─高霢者斜蚭入居者の意思をめぐっお」Single06, 2008第59回「関東瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・銖郜倧孊東京  é«˜éœ¢è€…斜蚭に察する評䟡掻動をするNPOを事䟋に、情報掻動を䞻にする垂民掻動を情報瀟䌚におけるメディアずしお分析した。事䟋ずしたNPOは、特別逊護老人ホヌムでの高霢者からのヒアリングにより斜蚭の質の向䞊をめざすこずで、入居者の芁望・苊情を斜蚭ぞ橋枡しする圹割、「認知症」ず蚺断された者の自己決定の圚り方を瀟䌚的な文脈に䜍眮づける機胜などを果たしおいる。その䞊でNPOず情報ずの関係を、情報瀟䌚ずいう枠組みの䞭でずらえ盎した。
兵庫県䞹波垂垂民䌚議ファシリテヌタヌCollaboration06, 2008兵庫県䞹波垂  åœ°æ–¹è‡ªæ²»ç ”究䌚のメンバヌずずもに、兵庫県䞹波垂総合蚈画策定のための垂民䌚議にファシリテヌタヌずしお参加した。䞹波垂の各地の斜蚭で党5回、公募の垂民に亀じり、議論した。たず基本デヌタずする䜏民による䜏民調査のための質問祚の䜜成に協力し、意芋を亀換した。実際に5000人の䜏民をサンプルに調査を行った埌、単玔集蚈を行い、その結果を分析し、報告曞にたずめ提出した。(平成21幎3月たで
第10期 垂民オンブズマン逊成講座「垂民オンブズマン掻動の抂芁ず魅力」Single07, 2009特定非営利掻動法人・介護保険垂民オンブズマン機構  é«˜éœ¢ç€ŸäŒšã®çŸçŠ¶ã‚’抂説するずずもに、新たな入䌚垌望者に察しお、掻動のやりがいに぀いお情報のメディアずしおの圹割ずいう芳点から説明した。たずマス・メディアや電子メディアに限定されがちなメディアが、媒介ずいう意味である点を確認し、情報を䌝達するこず自䜓に知識の蓄積や、同じこずに関心を持぀仲間ずのコミュニケヌションの楜しさを掻動の䜓隓から瀺し、こうした動機付けがNPOの存圚を支えおいるこずを論じた。
出匵講矩「瀟䌚統蚈孊ずアンケヌト䜜成」Single08, 2009日本消費者センタヌ関西支郚  é«˜éœ¢ç€ŸäŒšã«ã€ã„おアンケヌトを䌁画する日本消費者センタヌ所属者による研究䌚で、瀟䌚調査の基瀎を講矩した。瀟䌚調査の皮類や手法を抂説した埌、調査祚䜜成の方法、留意点、たたサンプリングのやり方、簡単な統蚈分析の方法などに぀いお説明した。最埌に、実際に䜜成䞭のアンケヌト祚に぀いおコメントをし、䌚員からのアンケヌト䜜成法や、サンプリングに぀いおの質問に察しお、回答した。
孊䌚報告「倉動期瀟䌚における離島および山村地域の課題─非合䜵自治䜓における戊略的『倖郚』関係」Single10, 2009第80回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚䞀般研究報告、斌・立教倧孊  å¹³æˆå€§åˆäœµã§åˆäœµã—なかった自治䜓の戊略を、統蚈的分析ずフィヌルドワヌクによっお分析した。たず、党囜の小芏暡自治䜓ぞの銖長アンケヌトに基づいお、経枈、自治、人材などの偎面から非合䜵自治䜓の珟状を明らかにした。その珟状に察する察策ずしお、犏井県池田町、長野県倧桑村、沖瞄県䞎那囜町での調査から、小芏暡自治䜓の戊略ずしお、䜏民ず協働に基づいお独創的なアむディアによる政策が重芁であるこずを指摘した。
研究䌚報告「官僚組織は開攟システムか」Single10, 2009「日本瀟䌚孊史孊䌚」関西研究䟋䌚、斌・京郜橘倧孊  è‡ªè‘—『個人化する瀟䌚ず行政の倉容』の党䜓の抂説をしたあず、ルヌマンのシステム理論に基づく組織分析の郚分に焊点を圓お、組織を閉鎖システムずずらえるべきか、開攟システムずずらえるべきか、ずいう論点を提瀺した。その䞊で開攟システムずずらえるこずの意矩を認めながらも、閉じたシステムずずらえるこずで、間接的な垂民掻動の組織の圱響力に぀いおの説明が可胜である点を䞻匵した。
孊䌚報告「行政䞻導のNPOの可胜性─犏井県池田町の環境政策を事䟋に」Single03, 2010第12回「日本NPO孊䌚」倧䌚、斌・立呜通倧孊  èŸ²æ¥­ã«ã‚ˆã‚‹åŸªç’°åž‹ã‚·ã‚¹ãƒ†ãƒ ã®æ§‹ç¯‰ã‚’目指す池田町を事䟋に、過疎山村の生き残り戊略に぀いお怜蚎した。犏井垂内のアンテナショップ「こっぜい屋」出店を契機に「ゆうき元気正盎蟲業」を掚進し、NPO「環境フレンズ」を䞭心に生ゎミを堆肥化するなど埪環型蟲村をめざす。過疎のデメリットを転じ環境共生ずいう普遍的テヌマに積極的に挑むこの政策を、分暩化時代の地域の戊略ずしお評䟡し、その展開を展望した。
孊䌚報告"The Activity of Civil Ombudspersons in Japan: Changing Organizations and Reflexive Modernity"Single07, 2010XVII ISA World Congress of Sociology, Gothenburg, Sweden.  This presentation aims to show one of the activities of civil Ombudspersons , arguing, on the basis of participating research for five years, the significance and potentiality of a Non-Profit Organization (NPO) to encourage improvements in the environment for tenants in special nursing homes for the elderly in Japan. These activities suggest new ways of coping with aging civil society. At first these activities also show a mean of sub self-decisions of the elderly regarded as having "dementia." Secondly they mean the new social movements by amateurs as a participation democracy (U. Beck). At last they show the situations of the changing organization in a Self-Reflective Society (A. Giddens) .
孊䌚報告「䞎那囜の察倖戊略─倉貌する沖瞄離島瀟䌚(6)」Single09, 2011第82回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚䞀般研究報告、斌・関西倧孊  ã‚°ãƒ­ãƒŒãƒãƒ«åŒ–の䞭で離島瀟䌚がいかなる珟状にあり、どのような課題を持぀のかを、䞎那囜を事䟋に怜蚎した。ずりわけ囜境に䜍眮するずいう地理的特質を鑑み、海倖ずの今埌の関係を展望した。具䜓的には、フィヌルド調査の結果に基づき、台湟の花蓮垂ずの盎接亀流の詊みや、自衛隊誘臎の動向に着目し、その分析を通じ離島瀟䌚の生き残り戊略にずっお、ナショナルな関係がいかなる意味を持぀かに぀いお明らかにした。
孊䌚報告"Citizen Activities and Accountability: Changing Organizations and Reconstruction of Archives"Single02, 2012The 40th World Congress of the International Institute of Sociology India Habitat Centre, Delhi, India  è¡Œæ”¿å®˜ã®ã²ãšã€ã§ã‚る西掋のオンブズマンず異なった発展をずげた日本の垂民オンブズパヌ゜ンの掻動の内容ず歎史を玹介しながら、日本の垂民瀟䌚の独自性を明らかにした。たた、アン゜ニヌ・ギデンズ、りルリヒ・ベックの再垰的近代化論の芳点から、日本の垂民瀟䌚の発展の論理を怜蚎し、ずりわけ1980幎代以降のその倉化に぀いお考察し、今埌の課題ずしお囜際比范の重芁性を指摘した。
孊䌚報告"Civil Activities in Border Areas: Yonaguni Community’s Strategy for Survival"Single07, 2014XVIII ISA World Congress of Sociology, Pre-ISA Conference on Social Movement, Yokohama.  This presentation depicts the situation of Yonaguni Island on the basis of interviews and fieldwork research, and it examines the community’s regional strategy to survive on a national border in East Asia, considering Ulrich Beck’s theory of cosmopolitanism. Beck (2002) asserts the importance of transition from nationalism to cosmopolitanism. The present study, however, explicitly addresses the differences between the international situations of Western Europe and East Asia. It is difficult to engage in cosmopolitan thinking in areas where military tensions are high. Nevertheless, this study suggests the significance of doing so, especially for communities along national borders.
孊䌚報告「基地経枈ず囜際性─軍甚跡地利甚ず沖瞄地域瀟䌚(6)」Single11, 2014第87回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、䞀般研究報告、斌・神戞倧孊  è¿”還跡地開発蚈画における囜際的偎面に泚目し、基地経枈からの脱华を目指す自治䜓の構想をリスケヌリングの芳点から分析し、その可胜性、問題、課題などに぀いお怜蚎した。これらの蚈画で、リスケヌリングは進むためには、少なくずもいく぀かの課題がある。第1に、返還そのものがい぀になるか定かではない。第2に、たずえ返還されたずしおも、利甚に぀いお地䞻の合意を埗るこずがなかなか難しい。こうした䞍確定さが、その進展のネックずなっおいる。Brennerの察象ずしたEUず異なり、東アゞアでは軍事ずいう囜家的偎面が重くのしかかっおいるずいえる。
孊䌚報告「自衛隊ず沖瞄の地域瀟䌚」Single09, 2015第88回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・早皲田倧孊  æ²–瞄の軍甚地の問題は米軍を䞭心に議論されるが、地域瀟䌚ぞの圱響は玄40箇所近くある自衛隊斜蚭に぀いおも怜蚎するこずが重芁である。その理由ずしお、①党囜的には自衛隊の比重が倧きい点、②有事の際、米軍が䜿甚するこずができ、米軍基地に準じお軍事的重芁床が高い点、③仮に沖瞄における米軍基地の撀退、瞮小が進み、それでも沖瞄における基地の必芁性が生じた堎合、自衛隊がその圹割を担うこずになるず予想される点などがある。本報告では、沖瞄の自衛隊基地の珟状を抂芳し、その地域瀟䌚ぞの圱響を怜蚎した。自衛隊基地の軍甚地もたた地域瀟䌚に察しお倧きな圱響を持぀。米軍基地が瞮小されようずしおいる䞀方で、沖瞄にも自衛隊は存圚し、さらに拡匵されようずしおいる。南西地域の島嶌郚に陞䞊自衛隊配備が進む䞭、地域瀟䌚ぞの圱響に぀いおの怜蚎は、今埌の重芁な課題であり、いたは盞察的に僅かであるずはいえ、十分に把握し、その課題に぀いお議論しおいく必芁がある。
孊䌚報告「沖瞄の基地脱华ずNPOの圹割」Single03, 2016第18回「日本NPO孊䌚」倧䌚、斌・同志瀟倧孊  åœ°ç†çš„䜍眮、歎史を螏たえ぀぀、基地返還埌のたちづくりのために、地元ず商工業者ず行政ずを仲介し掻動するNPOを事䟋に、沖瞄の基地経枈からの脱华のためのその圹割ず意矩に぀いお怜蚎した本報告で取り䞊げた2぀のNPOは、むベントを䞭心に地域づくりのために積極的に掻動しおいる。普倩間門前たちづくり期成䌚は、日垞的な掻動の傍ら、耇数の自治䌚ずの協力のもず、「歎史絵巻行列」を䞻催し、垂長、副知事、沖瞄防衛局長、米軍普倩間基地叞什官など沖瞄政治のキヌパヌ゜ンをゲストに迎え、倚くの芳光客を埗ながら、基地返還ぞの働きかけず返還埌のたちの掻性化を蚎えおいる。たた、ナハ・シヌ・パラダむスは、同じく耇数の自治䌚の協力のもず、海倖のクルヌズ船の送迎むベントを䞭心に、幎少者の教育指導、たた地域を支えおいく人材育成を努め぀぀、アゞア諞囜からの芳光による発展をめざしおいる。ずもに、琉球時代からの歎史を螏たえ぀぀、基地䟝存脱华をめざし、政策提蚀を含め地元や行政に働きかけながら、地域の掻性化のための掻動を続けおいる。確かに、垂民セクタヌだけで、沖瞄の「問題」が解決するわけではない。しかしながら、これらの掻動は、沖瞄の発展にずっお独自な芳点を含むず同時に、地域、産業界、行政を぀なぐ垂民セクタヌの意矩を明らかにしおいる。。
孊䌚報告「宮叀島の物質ず蚘憶」Single10, 2017「日仏瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・䞀橋倧孊  å®®å€å³¶åž‚ぞの陞䞊自衛隊配備蚈画の地域瀟䌚ぞの圱響を、䞻に集合的蚘憶論によっお分析し、宮叀島の地域瀟䌚の珟状を抂芳するずずもに、地域分析におけるベルク゜ンの蚘憶論の理論的可胜性に぀いお怜蚎した。
孊䌚報告「陞自配備蚈画ず宮叀島の地域瀟䌚─沖瞄の自治䌚ず自衛隊基地(2) 」Single11, 2017第90回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・東京倧孊  æ²–瞄の軍甚地の問題は米軍を䞭心に議論されるが、地域瀟䌚ぞの圱響は玄40箇所近くある自衛隊斜蚭に぀いおも怜蚎するこずが重芁である。本報告では、宮叀島での珟状を抂芳し、地域瀟䌚ぞの圱響を怜蚎した。自衛隊基地の存圚、建蚭蚈画は地域瀟䌚に察しお倧きな圱響を持぀。必ずしも賛吊は䞀枚岩ではなく、戊時、戊埌の蚘憶も䞀様ではないが、局所ずしおの地域の意思の衚明母䜓ずしお自治䌚は機胜しおいる。南西地域ぞ配備が進む䞭、地域瀟䌚の圱響に぀いおの比范、怜蚎は、今埌の重芁な課題である。
孊䌚報告"Creating the Unity of a Community Through Collective Memory"Single07, 2018XIX ISA World Congress of Sociology, RC03 Community Research, Toronto  This study shows the way in which collective memory is used as a constituent part of community cohesion, especially after the occurrence of a disruptive event. For this, the works of Bergson (1896) and Halbwachs (1925) on memory have been explored. The results of the study are obtained through fieldwork in Miyakojima, a remote island of Okinawa, Japan. The community keeps its unity in various ways. However, the key element is collective memory. It can clearly revive, given the stimulus of an external force.
孊䌚報告「自衛隊基地ず地域瀟䌚─奄矎倧島ぞの陞䞊自衛隊配備をめぐっお」Single10, 2019第92回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・東京女子倧孊  å—西諞島の基地の問題は米軍を䞭心に議論されるが、新たに建蚭された自衛隊基地の地域瀟䌚ぞの圱響に぀いおも怜蚎するこずが重芁である。本報告では、奄矎倧島での珟状を抂芳し、沖瞄での建蚭ず比范し぀぀、地域瀟䌚ぞのその圱響を怜蚎した。奄矎倧島ぞの自衛隊配備容認の状況は、䞎那囜、宮叀島、石垣など沖瞄の地区ず倧きな違いがある。配備が集萜から離れおいるこずが、ひず぀の芁因ず考えられる。だが、沖瞄本島の囜頭村の䌊地地区の堎合、同様に集萜から離れたずころにレヌダヌ基地が建蚭されたが、最終的には条件付きで容認されたものの、圓初は倧きな反察があったずいう。その違いの理由ずしお、戊争、埩垰における歎史的な経緯や、米軍基地の存圚などが想定される。こうした奄矎倧島の配備の状況を知るこずで、沖瞄独自の状況もたた、浮かび䞊がっおいる。
孊䌚報告「郷友䌚の共同性ず接収地補償─旧コザ垂の字有地をめぐっお」 Single05, 2021第46回「地域瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・北海道倧孊オンラむン開催  æ—§ã‚³ã‚¶åž‚珟沖瞄垂の倚くの土地は、嘉手玍基地旧日本陞軍䞭飛行堎によっお接収された。か぀おの䜏民による郷友䌚の珟圚の掻動を通しお、その共同性の条件に぀いお怜蚎し、共有地に察する軍甚地料の意味ず接収補償の劥圓性に぀いお考えた。共有地に察する軍甚地料は、盞互行為、玐垯を創発し、地域コミュニティでの共同性の補償の意味を垯びおいる。䞀方で、認可地瞁団䜓に察する矚望や、ふるさず䌚通の芁望は、地理的゚リアぞの枇望を意味しおおり、共同性に察する補償の䞍十分さを衚しおいる。
孊䌚報告「南西諞島ぞの自衛隊配備ず地元負担─軍甚地の存圚ず地域瀟䌚」Single11, 2022第95回「日本瀟䌚孊䌚」倧䌚、斌・远手門孊院倧孊   å—西諞島4島ぞの陞䞊自衛隊駐屯地配備に぀いお、すでに配備の完了しおいる䞎那囜を事䟋にしお、地域自治組織の機胜を手がかりに、地域瀟䌚ぞの負担を怜蚎する。これたで地域自治組織に぀いおは、さたざたな機胜の存圚が指摘されおきた。そうした芳点から芋れば、䞎那囜では、たずえば隊員をも含む䜏民の統合機胜の圹割が、新たな圢で䞻に加わっおいた。地域自治組織の運営は、ボランティアあるいは少額の手圓で担われおおり、日垞業務ですら忙しい。ある偎面では、それは地域に䜏み、自治䌚からの恩恵を受けおいるずいる察䟡ずしおの劎働の提䟛ずいえるかもしれない。しかし、自衛隊斜蚭の配備によっお、新たな業務が倧量に発生する。他の地域ずの比范を螏たえ、その内容をさらに明らかにするこずで、地元負担を具䜓的に解明する必芁がある。
孊䌚報告"Influence of Place Memories on People’s Lives"Single06, 2023XX ISA World Congress of Sociology, RC03-JS Community Research, Melbourne  This presentation intends to elucidate the current community activities of people who lost their land at the Kadena US military base in Okinawa, Japan, following World War II. The study conducts fieldwork and examines how such community activities help maintain the vitality of individuals. Nearly 80 years have passed since the end of the war, and people in those days have reached more than 100 years old. As such, the generation of their children is aging, and members worry about the decline of the association. However, from this example, we can see how people are eager to maintain the community. The study also proves that even if the area is lost, the memory of place, social interactions, and community ties based on this memory will support members' lives. At the same time, the damage to communities due to war and the presence of bases is becoming evident.
蚘事コメント「人口枛察策、自衛隊斜蚭にかける さ぀た町「䌁業誘臎よりも効果倧」 04, 2024朝日新聞デゞタル、朝日新聞鹿児島地方版4月4日  é¹¿å…å³¶çœŒã•ã€ãŸç”ºãžã®è‡ªè¡›éšŠèª˜è‡Žã‚’めぐる朝日新聞の蚘事加治隌人蚘者の䞭で、内容に぀いおコメント。
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04, 200603, 2009科孊研究費基盀研究B 「倉動期瀟䌚における離島および山村地域の政策課題に関する実蚌的研究」 12900000本研究は二぀の郚分から成る。䞀぀は離島や山村地域の珟地における聞取り調査で、これは行政関係者および地域指導者に察するヒアリング、もう䞀぀は䞻ずしお人ロヌ䞇人以䞋の小芏暡自治䜓および法定の離島や山村を抱える自治䜓の銖長に察するアンケヌト調査である。前者における圓面の成果ずしおは、囜から"匷いられた"「合䜵」、たた財政支揎が柗枇する䞭で地方自治䜓およびそれぞれの地域瀟䌚がさたざたな創意ず工倫によっお生き延びおいこうずする意欲の旺盛さの発芋である。たた埌者の成果ずしお尚十分な解析が進んではいないが、囜の法什によるさたざたな制玄の䞭でそれぞれの「自治」を劂䜕に確立しおいくかの苊闘の姿を垣間芋るこずが出来た。その䞭でも「蟲地法」「蟲振法」「郜垂蚈画法」そしお「補助金にかかわる予算の執行の適正化に関する法埋」などが、かれらの最倧の問題であるこずが刀明した。 研究分担者研究代衚者:䜛教倧孊 教授 青朚康容
04, 200903, 2010日本蚌刞奚孊財団研究調査助成「離島振興策に芋る政府間関係の行政瀟䌚孊的実蚌研究」1000000沖瞄県においおは、那芇をいわば䞭倮政府ずしお呚蟺の離島垂町村が地方政府ずなるずいった重局的な構造があり、か぀先島諞島などにおいおは離島間に “栌”意識が朜圚するなど耇雑な状況を呈しおいる。竹富町では竹富島のリゟヌト斜蚭建蚭問題をめぐり自治公民通が䞻芁アクタヌずなっお地域瀟䌚の葛藀を生み出した。䞎那囜町では姉効郜垂提携の台湟花蓮垂に連絡事務所を開蚭し、自治䜓倖亀をめざす「囜境特区」の申請、たた地域経枈掻性化をめざす自衛隊誘臎などの地域を分ける提案があり、東京政府や那芇政府を盞手に自圚な行動が芋られた。研究分担者研究代衚者䜛教倧孊 教授 青朚康容
04, 201203, 2015科孊研究費基盀研究C「囜境離島における察倖戊略に぀いおの研究」1950000䞻にフィヌルドワヌク調査によっお平和的亀流ず囜境防衛の䞡面から䞎那囜町の察倖戊略に぀いお怜蚎する。具䜓的には珟圚、進展䞭の自衛隊配備に぀いお、受益圏受苊圏の抂念を参照し぀぀䜏民の合意圢成過皋を明らかにし、その配備の進捗がずりわけ台湟ずのトランスナショナルな関係に䞎える圱響に぀いお分析する。さらに石垣垂、宮叀島垂の察倖戊略ず比范するこずで、先島諞島のアゞアずの関係、防衛の圚り方に぀いお今埌の研究の端緒を埗る。研究代衚者内間接経費450,000円
04, 201303, 2016科孊研究費基盀研究B 「軍甚地ず地域瀟䌚ヌ沖瞄県における軍事基地ず軍甚地料に関する地域瀟䌚孊的実蚌研究」 17990000沖瞄における地域自治組織すなわち「町内䌚自治䌚」の組織的な特性が本土のそれず以䞋の点で著しく異なるこずであった。 1. 沖瞄瀟䌚は基本的に環節型瀟䌚であっお、それは琉球王府以来のムラ名がこんにちたで100幎以䞊にわたっお継続し、シマ瀟䌚の氞遠性を支えおいるこず。2. 通垞の「自治䌚」のほかに、同䞀範域においお「郷友䌚」ずいう第2の自治組織を線成しお、旧字䜏民以倖の新䜏民を排陀しおいるこず。3. 垂町村行政ず䜏民組織間ずの間に匷い芪和関係があり、本土のそれ以䞊に行政末端機関ずしお事実䞊機胜しおいるこず。連携研究者研究代衚者䜛教倧孊 教授 瀧本䜳史
04, 201303, 2016 科孊研究費基盀研究C 「沖瞄振興の蚈画ず珟実ヌ返還跡地再開発をめぐる合意圢成ず公共性」 4810000沖瞄の軍甚跡地再開発ず、それによっお倧きな圱響を受ける沖瞄地域瀟䌚の珟実に぀いお、既存の統蚈デヌタ、歎史的経緯を把握したうえで、跡地利甚をめぐる行政、軍甚地䞻、区䌚、暩利者䌚旧字、そしお䜏民間の諞関係を、聎き取り調査および量的調査の分析を通しお瀟䌚孊的に怜蚎した。2012幎の跡地利甚特措法の改正敎備によっお、沖瞄瀟䌚における返還跡地利甚に向けた道は着実に敎備され、新たな局面に入った。他方で、䜏民の䞭では、軍甚地返還ぞのコンフリクトや、軍甚地を持぀ものず持たざるもののコンフリクト、さらに公共事業による過剰開発の珟実も鮮明になった。 連携研究者研究代衚者倧阪経枈倧孊 教授 難波孝志
04, 201603, 2019科孊研究費基盀研究B 「沖瞄県の自衛隊及び米軍所圚自治䜓における地域ア゜シ゚ヌションの実蚌的瀟䌚集団研究」 14712000沖瞄の軍甚地は民有地が倚く含たれおいるこずに特城がある。本研究で察象地域ずした自衛隊所圚自治䜓の倚くが集たる沖瞄本島䞭南郚では、共有地は必ずしも第䞀次産業の生業に関わるものではない。神聖な土地ずしお祈願される拝所や埡嶜などが代衚的な共有地であり、それを管理するア゜シ゚ヌションがどのように運営されおいるのかに関しお、メンバヌシップの範囲、法人化の導入、団䜓蚭立ずその正圓性に焊点をあわせお軍甚地ず地域瀟䌚のかかわりをあきらかにした。 連携研究者研究代衚者吉備囜際倧孊 准教授 平井順)
04, 201703, 2020科孊研究費基盀研究C 「基地配備をめぐる瀟䌚孊的研究─南西離島における基地建蚭ず地域的蚘憶」 2860000自衛隊の配備が進む南西諞島の離島地域、䞎那囜、石垣、宮叀、奄矎倧島においお、文献研究ずフィヌルドワヌクに基づき、自衛隊による地域瀟䌚ぞの圱響を、䞻に蚘憶論の芳点から分析した。その分析を通し、䜏民の蚘憶ず珟圚の行動ずの関連、博物通、戊争遺跡など蚘憶装眮の可胜性ず限界、蚘憶に基づく地域づくりの可胜性などを怜蚎した。その結果、地域瀟䌚における蚘憶の集合性に぀いおの理論的知芋を埗るずもに、安党保障をめぐる地域の負担に぀いおの珟状を提瀺した。 研究代衚者内間接経費660,000円
04, 201903, 2022科孊研究費基盀研究B「軍甚地コンバヌゞョンの囜際比范ヌ沖瞄の基地移転ず跡地再開発をめぐる地域瀟䌚研究」15860000 本研究は、囜家、地方自治䜓、基瀎自治䜓、そしお地域瀟䌚の䜏民諞組織の関係性を、地域瀟䌚の暩力構造ず自治、そしお地域の埩興・発展ずいう芳点から探るこずを目的ずしおいる。目的達成のために、軍甚地跡地のコンバヌゞョン過皋に぀いお、質的・量的䞡調査を実斜するこずによっお、沖瞄や沖瞄以倖の日本の事䟋ず、ドむツ・韓囜などの海倖の事䟋ずの囜際比范を行う。ここでいう軍甚地コンバヌゞョンずは、か぀お自囜あるいは他囜の軍事基地であった跡地に察しお行われる、跡地再開発、跡地の環境保党利甚、他囜から自囜ぞの軍甚地ずしおの転甚などの、軍事基地跡地の利甚目的の転換過皋を指す。 研究分担者研究代衚者倧阪経枈倧孊 教授 難波孝志、分担分1,036,100円内間接経費239,100円。
04, 202003, 2024Sociological Study on SDF Deployment in Border Areas2340000南西諞島にある䞎那囜、石垣、宮叀、奄矎倧島ぞの陞䞊自衛隊基地配備を察象に、受け入れをめぐる地域瀟䌚での䜏民の合意圢成の様盞を、䞻にフィヌルドワヌクを甚い、明らかにする。その成果を基に、瀟䌚的合意論を蚘憶論の芳点から補匷するこずで、理論的成果を目指す。同時に蚘憶の集合性の芳点から各島の実情を比范し぀぀、囜境地垯ぞの基地配備における課題に぀いお、地域瀟䌚ず囜家ずの関係に着目し぀぀提瀺するずいう実践的成果を目指す。 研究代衚者内間接経費540,000円
04, 202403, 2028科孊研究費基盀研究C「囜境地垯における自衛隊配備に぀いおの比范研究地域瀟䌚の蚘憶ず軍事斜蚭」3380000これたでの䞻な研究察象である、南西諞島の䞎那囜、石垣、宮叀島ぞの陞䞊自衛隊駐屯地配備受け入れをめぐる地域瀟䌚の様盞を、北の囜境地垯である皚内、瀌文、根宀などにおける自衛隊斜蚭呚蟺の地域瀟䌚の様盞ず比范する。地域自治組織などを察象に、珟堎においおフィヌルドワヌクを行い、その成果を蚘憶の集合性の芳点から理論的に分析する。課題の達成のため、瀟䌚的合意論ず蚘憶論ずを接合する理論的䜜業に取り組むずずもに、囜境地垯での防衛をめぐる具䜓的状況の分析を通しお、地域瀟䌚ず囜家ずの関係を怜蚎する。内間接経費780,000円